偕楽園で咲いていた春の野草です。桜を見上げてみるばかりではなく、足もとの野草を見るのも楽しいものです。
イワニガナ(キク科)
たぶんイワニガナだろうという程度です。別名はジシバリというそうです。以下のどれも、南崖で見ました。南崖は、日当たりがよいということもあるのでしょうか。
キランソウ(シソ科)
ジゴクノカマノフタともいうそうです。蓋の開くのはお盆のようですので、なにかそれと関係があるのでしょう。濃い青色の、たいへん目立つ花です。南崖の斜面には、あちこちで群生していました。
コスミレ(スミレ科)
たぶんコスミレでしょう。写真・中央の花で、細く斜め右にのびているのは、距(きょ)というそうで、花弁の後ろ側にある付属体で、中に蜜をためるようです。パンシーなどにもあるそうです。
ナズナ(アブラナ科)
ナノハナと同じ科のようです。花の下方にある実の形が三味線のばちに形が似ているので、ぺんぺん草ともいうようです。ハート型に見えますので、今ならハートソウでしょうか。たくさんの実を下に少しはがして、耳もとで振って、音を聞いて遊んだ記憶があります。奥に見えるのは、神崎石(かみさきいし)を切り出した洞窟です。(洞窟の中ヘは入れません)
ミツガシワ(ミツガシワ科)
南崖下の池にたくさん咲いていました。一属一種の植物だそうです。カシワのような葉が3枚集まっていることからの名前だそうです。花は下から順に咲くそうです。花にたくさんのひげがありますが、ハナ(鼻)に髭はつきものでしょう。
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