今回は、板に書かれたり刻まれた神額です。
三柱神社(見川町 ローソン水戸見川町丹下店(見川町字丹下一ノ牧2131-10)隣)
字の周囲をほって、浮き上がらせる手法で書かれた神額です。このあたりの丹下という地域は、徳川斉昭時代には桜野牧という牧場だったところだそうですが、明治になって移住した旧士族の人たちによって開墾されたそうです。三柱神社は、その精神的紐帯として建てられたようです。神額には祀られている三柱の神名が刻まれています。
東征神社(青柳町2389)
緑青(? ろくしょう)の青い字で書かれた神額です。吉田神社などとともに、日本武尊(やまとたけるのみこと)伝説をもった神社です。日本武尊が埋めたという舟が発掘されたという伝説もあるそうです。
新町八坂神社・天聖院稲荷神社(東桜川8-20)
二股に分かれた板を使って、2社の合祀をあらわしているらしい神額です。桜川の改修で今の地に移ってきたそうです。
芳賀神社拝殿(栗崎町)
少し変わったかたちをした神額です。境内入口に湧水があり、石段脇には樹齢200年のケヤキがあります。
素鵞神社(大串町137)
字の周囲をほって、字の上に漆がけした、平成10年とある神額です。社殿が南面しているらしく、正面が道に向かっていない小社で、道を歩いていてもほとんど気がつきません。
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