ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の吐水口(1)

2020-11-13 20:00:21 | 水戸

 水が出るところの色々です。

 

廃墟の吐水口(七ツ洞公園 下国井町2243)
 荒廃した遺跡をテーマとしたイギリス風庭園がつくられた七ツ洞公園に、魚龍が水を吐いている彫刻があります。多分、イギリスではやった中国風の龍もとりいれたデザインの魚竜なのでしょう。

 

龍頭共用栓(笠原水道水源 笠原町993-1外)
 明治になってイギリスから取り入れられた水道共用栓の吐水口はライオンだったそうですが、従来の水と龍や蛇の関係性から、このような龍の吐水口ができたようです。ですから、この共用栓は、明治以降につくられたものでしょう。(復元されたものだそうです。)

 

雲龍水吐水口(弘道館 三の丸1-6-29)
 龍吐水などともいわれる消防具ですが、写真中央下にホースをつないで消火の水をだしたようです。安政4年(1857)の年号や御勝手方という文字が刻まれていますが、水戸公園という書き込みもあり、明治になっても使われていたように見えます。実際の火災にあまり効果はなかったようです。

 

水道蛇口(水道歴史資料室 楮川(こうぞがわ)浄水場内管理本館2F 田野町字楮原1662-14)
 龍の共用栓から、竜の元である蛇の名が付けられた蛇体鉄式共用栓という名前がつけられて、それが蛇口の語源になったようです。ここには、数多くの蛇口が展示されています。

 

給水車(まちフェス'16 泉町)
 だいぶ古い写真ですが、災害などのときに出動する給水車の蛇口です。あまり活躍の場がないことを願っています。


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