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水戸の見て歩き

水戸の庚申塔(3)

2019-04-29 21:20:37 | 水戸

庚申塔(鹿島神社 田野町1273)

 寛政12年(1800)1月とあります。この年の干支は庚申なので、1月になるのを待って建てたのでしょう。なんとも奇妙な形の石を使っています。下に東西とあって、道しるべにもなっています。

 

庚申塔(千波町十一軒第3児童遊園(千波町2059-10)脇)

 天保5年(1822)に、念仏講である十人講中が建てたようです。払沢の住人が徳川光圀の政策でこの辺りに移住したそうで、その名残が十一軒という字(あざ)名に残っているようです。

 

庚申塔(飯富町 塙不動尊南西約200m)

 嘉永元年(1848)とあって、地蔵や子安観音などとともに畑中の小道脇に並んでいました。

 

庚申塔(塩崎観音堂 塩崎町1398-1)

 万延元年(1860)も庚申の年だったようです。塩崎観音堂には、昭和御大典記念(昭和天皇即位)の石橋があります。

 

庚申塔(岩根町の那珂川寄り林の中)

 昭和19年(1944)11月に建てられた庚申塔です。終戦直前の時期ですが、庚申講は行われていたようです。どんな話がされていたのでしょう。

水戸の庚申塔(2)


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