多分あまり意味のない分類なのでしょうが、灯籠を竿の形で分けてみました。灯籠の簡単な部位名称はここです。
円柱 単純型(常照寺 元吉田町2723)
本堂前の門内に建てられた灯籠です。普照(あまねく照らす)と正面に彫られています。
円柱 節(せつ)あり型(常磐神社 常磐町1-3-1)
創建50年の記念に建てられた灯籠のようです。節は、竿の上中下にある少しふくらんだ部分です。
円柱 太い節型(常照寺 元吉田町2723)
本堂前の門前に建てられた灯籠です。中央の節が大変太くつくられています。
円柱 下ぶくれ型(愛宕神社 愛宕町10-5)
鳥居をくぐったすぐ先にあります。中台にはハート形の猪目が彫られています。
円柱 太鼓型(鹿島神社 渋井町420)
境内整備事業として平成19年に再建された灯籠だそうです。
四角柱 単純型(祇園寺 八幡町11-69)
開山・心越の墓を覆う六角の鞘堂を建てた記念として昭和12年に建てられた灯籠のようです。
四角柱 節あり型(和光院 田島町415)
住職の墓地に建てられていました。この形式は珍しいようです。
四角柱 下広の中央くびれ型(天神社 元吉田・常照寺脇)
多分この形が一番多いのではないでしょうか。安定した感じを与えるデザインです。
四角柱 下広型(鷲神社 千波町1945-1)
竿の下が広くなっている灯籠は多いようですが、これはかなり下が広くなっています。
六角柱 単純型(鹿島神社 鯉渕町2924)
竿が六角形で、火袋は四角形です。
八角柱 単純型(仏性寺 栗崎町1984)
本堂が国の重要文化財である八角形の建物なので、灯籠も八角形なのでしょう。
彫刻型(天徳寺 河和田町914-1)
平成17年に奉納されたようです。最近の灯籠にはこうした手の込んだものもよくあるようです。
自然石(百樹園 元吉田町2618-1)
神社や寺以外の庭園などの灯籠は、かなり自由に作られるようです。
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