ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の石垣(9)

2021-10-16 19:41:47 | 水戸

元石川町
 石垣の2度屈折する部分には、細長い石が組み込まれています。その外の石は、斜めに積む谷積みになっていて、きれいにに細工されています。

 

弁才天(松が丘2-6)
 以前は神社の周囲を沢渡川が流れていたようですが、今は前だけになっています。その神社裏の水が流れていたらしい部分には、大きな四角い石が積み上げられていて、見ごたえのある背景を形づくっています。

 

開江町
 石垣の途中に縁起物のフクロウを刻んだ石が入っています。それに続く石組みも、横長の石をいろいろに組み合わせていておもしろく思いました。

 

杉崎町
 ここは、石を組む事をあまり考えずに、自由に積み上げたという感じで、遠くから見ても粗い感じが楽しめる石垣です。

 

常陽藝文センター(三の丸1-5-18)
 常陽銀行がつくった、常陽藝文センターの石垣です。色の違う薄い板石を横に積んだ石垣のようで、かどの部分は、石を斜めに切ってすり合わせているようです。

水戸の石垣(8)

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ぶらっと歩きの風景in水戸(83)

2021-10-15 20:33:08 | 水戸

石垣改修(元石川町)
 何でもないワイヤーを使った石垣ですが、ここは19号台風で崩れた土手を改修した所です。先日、たまたま通りかかって、復興の様子を見てよかったなと思いました。

 

カフェ リン入口(泉町2-2-37)
 自己主張が大事な時代になったようです。ここでも、いろいろな表示をすることで、店の特徴を主張しているようです。鏡もあるようですが…。

 

草の円(偕楽園公園)
 冬に向けて雑草を刈って、それを梅の周囲に土手のように積み上げていました。見栄えもいいですし、梅の栄養分にもなるのでしょう。

 

浄安寺(緑町1-13-22)
 本堂前のを掲示板見ると、なるほどと思った法語が並んでいました。「仲間を作ることは必ず仲間はずれを作ること」「未来とは今である」「当たり前のことの中にただごとでない幸せがある」の3つです。ネットで見ると、2番目は、マーガレット・ミード、3番目は東井義雄の言葉のようでした。

 

ムクドリの大群(城南3あたり)
 夕暮れの中に、集団のムクドリが次々と、電線に飛来する様子が見られました。一つの集団が電線の一ヶ所にまとまって等間隔で下りると、次の集団がまた近くの別の場所におりてきて、周辺一帯はムクドリのさえずりで満たされていました。

ぶらっと歩きの風景in水戸(82)

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水戸の壁画(5)

2021-10-14 19:52:54 | 水戸

糸久(宮町2-3-35)
 最近描かれたようです。有名な八の字眉の猫が見られる煙草店ですが、隣の東照宮の鳥居に合わせたように、細かい模様で埋めつくされた猫の絵が、壁にもシャッターにも描かれています。

 

チャイルドハウス小さなおうち(笠原町511-1)
 保育園の窓ガラスに描かれた壁画です。これならステンドグラスと同じで、外からも中からも見えて、子供は楽しいのでしょう。

 

千波町
 車が今にも食べられそうです。ここでは、塀にも子供の壁画がたくさん描かれています。

 

グループホームばなな(河和田町4433-40)
 モザイクの手法で描かれた月と日の壁画です。「陽月の恵み」という題のようで、つくった耕治・了三という2人の名前が記されています。

 

東前橋(36°20'26.0"N 140°31'54.3"Eあたり)
 東前はなみずき通りに架かる陸橋にある壁画です。これは水戸の市の木・梅と市の鳥・ハクセキレイが描かれています。反対側には、ハクセキレイと市の花・萩があります。

水戸の壁画(4)

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水戸の飛び石(4)

2021-10-13 20:06:54 | 水戸

水戸殉難志士の墓(常磐共有墓地 松本町13-34)
 常磐共有墓地には、幕末に倒れた筑波山挙兵の志士をはじめ、多くの志士の墓石群が、2ヶ所に分かれていて並んでいます。写真はその1号墓地で、墓石の間に飛び石が敷かれていて、墓地のたたずまいを形づくっているようです。写真奥にあるのは筑波山挙兵の歴史資料等を展示した、敦賀から移築した鰊蔵(にしんぐら)です。

 

好文カフェ屋上(千波町3080)
 千波湖を一望できる好文カフェ屋上の縁側には、散策用の4枚を1枚にまとめた飛び石が、屋上を一周して並んでいます。

 

常光院(酒門町4177)
 本堂方面に向かう参拝路に、きれいにそろった飛び石が並んでいます。

 

偕楽園南崖の坂(常盤町1-3-3)
 好文亭脇にある、南門方面に向かう坂道に不規則な石が敷かれています。南門は水戸城から好文亭に舟で行くときの入口だったようで、大事な門だったようです。現在は閉鎖されているようです。

 

宝蔵寺(谷田町633)
 これは、敷石といってもいいのかもしれませんが、大きな飛び石が続いています。なかなか見ごたえのある飛び石です。

水戸の飛び石(3)

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水戸の耳

2021-10-12 20:24:24 | 水戸

徳川光圀(二の丸展示館 三の丸2-6-8)
 桃源遺事という光圀の死後1年くらいにだされた、光圀の逸話を数多く紹介した一種の伝記があります。その中に、「大抵の目の少し細かたに御見へ候が、御見張候得は(見開くと)尋常の目よりハ大きなる御眼なり。御耳ながくしかも大なり、御鼻柱とほり(通り)て高く、是(これ)や隆準(りゅうせつ)とも申べきか。」という部分があるそうです。ただ、耳の説明がない伝本もあるようです。写真は大きな耳を強調しているような感じの肖像です。

 

地蔵(薬王院 元吉田町682)
 仏には、三十二相といって、ひたいに白毫(びゃくごう)という巻いた白い毛があったり、足の裏に輪の形があったりするそうですが、さらに八十種好という特徴もあるそうです。その中に長くて大きな耳(いわゆる福耳)ということがあるそうです。この地蔵などはいかにも福耳らしい彫り方になっています。無縁供養塔のある石造物群の中にあります。

 

木鼻(象)

 

木鼻(獏)

木鼻 象(善重寺 酒門町2096-2) 獏(ばく 十一面観音堂 鯉淵町481)
 木鼻には色々ありますが、その中で、象と獏は似ています。区別の一法として、耳があるようです。象の耳は大きくたれ下がる形になり、獏は小さくて先のとがった突き出るような形になるようです。

 

内耳土鍋

 

土鍋(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 上の写真は内耳土鍋(ないじどなべ)という、持ち手が器の内側にある土鍋だそうです。紐などを通すように見えます。渡里町の台渡里(だいわたり)遺跡から出土した戦国時代(15~16世紀)の陶器だそうです。普通の耳は写真下のように、容器の外側に付けるようですが、この(耳杯)ように耳形になっていたので、耳といわれたのでしょう。

 

耳皿(二の丸展示館 三の丸2-6-8)
 箸やさじを載せる食器のようです。斉昭が始めた七面焼きの製品のようで、『「偕楽」銘七面灰釉(かいゆう)耳皿』と言う名前で、水戸城二の丸から発掘されたと表示されていました。

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