【完結編】やさぐれ!ファッション講座 vol.7

2019-08-04 | イラスト
はい、ご無沙汰しております。
ついにこのシリーズ最終回です。これで終わりってこと。

俺が服飾に関して思う、結論をズバッとぶちかますんで
よろしく。

テーマは、スケコマシです。若い諸君はこの言葉知ってますか?知らずに読んでもしょうもないので検索しとけよって話。女ったらし、今だとなんていうのかな?んん。まあね、もう先天的に女性を夢中にさせてしまう固体がいるんですよ。俺も何人か知ってるよ。性ってのが人間にとって最も重要なファクターだって俺は思っていて 笑 そこへ最短距離でアプローチできる男ってのはやっぱり最高なんだろうね。最高に幸せな瞬間、男も女も裸だってことで。

アパレルも、元を辿ればこのスケコマシのエッセンスにあふれていたと思うんだ。モテるかどうかってのがファッションの根源出会ったはずで、90年代初頭のアパレル店員にはスケコマシが少なからず潜んでた。デザイナーのクリエイティブの元もスケコマシにまつわるものが多い。本人がその場合も稀にある。が、大概において、スケコマシはそこまで気概がないんですよね。モチベーションは低いというか。だってさ、最高の目的に努力しないで到達しちゃうんですもの。相手が勝手にパンティおろしてくれるとかって、極楽か!昔、「身長論」で説きましたが理想身長の男は緩んじゃうって言う、それと同じね。あれだって対象が女性で、そのアピールの必要がないっていうのがファッション感度を下げるって事で。女性ってのが何より重要なファクターなんだよ。わかってんのかよ!フェイスブック!ザッカーバーグ!

ただね、この世は極楽ではないわけで。聞いて極楽見て地獄。人生とは男と女の間にあるってどっかで読んだけどその通りだよな。快楽の瞬間は極楽であっても、生活を営む場合にはその他の煩雑な事象にあふれているわけで。目的をすでに、常に到達しちゃうスケコマシは元来希薄で、怠惰で、ロクでもないんですよね。そこがまた女性を虜にしちゃうんだから困ったもんだ。俺としてもこういう輩が最強だって思うんだけど、だけど、実はすごい憂いを秘めているのも事実。世の無常を幼心に見てきたんだろうね。中には若き日に性的虐待を受けてる場合もある。教師であろうが、血縁であろうが、なんであろうが所詮は生の人間。ムラムラさせてしまうバイブスがさ、あってはいけないシチュエーションをうんじゃうだね。生粋のスケコマシ、壮絶な経験してる奴が多い。相手が同性の場合だってある。聖職者だって場合もある。ヴァチカンの誰か捕まったよな。アメリカのエプスタインも。すごいダーティーな世界がパッカリあるわけで。そこらをうろうろしてる奴らはマジでカッコいい。

そのヴィジュアルを切り取られ、服飾のコマーシャルに使われたり、店頭で客寄せに使われたり。結局は使われてしまう彼ら。使ってる側の方がよっぽど悪い。女性をヒモにしちゃう男も悪いけどね。悪は悪を呼び、巨大化していく。
コメント
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