かっこ良くなりたかったんです。
ずっと、それを求めています。
みんなそうだと思うけど。
かっこいいのがいい。
かっこ良くなりたい。
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ノームコアってのの中心のスティーブジョブズまねして
おれは99年から大事な正月に愛犬ジェイムス君と写真を撮ってきたよ。庭で。
黒タートル&デニム。パクってました。
一貫したスタイル?それを崩すセンス?
周りをどう意識するか。
そこに偉大なるルーツをどう絡めるか。
あわせる、そらす。
そんなことをずうっとやっていると、
なんだかもう訳が分からん様になってくるんです。
でも、すごく思うことは
オレが接してきた服屋の店員の方が
最近のショップスタッフよりかっこ良かったってこと。
おれから言わすと、最近のスタッフって
ピエロみたい。
まあいいや。
今、オレの思うかっこよさについて、お伝えしたい。
まず、必死に生きてることが前提。
必死、ですよ!漠然とね。
必ず死んじゃうのかな?
で、35歳にもなりゃお気に入りアイテムはだいたい手元にあるでしょ。
それを無意識に着る、着る、着る!
着替えないっていうのもありですよ。
さっき読んだネットの記事
銀座のママさんが成功する男の条件で
臭くないってのがありました。
この時期に着替えないと、くっさいよ~。
成功するのと、かっこいいのはやや違うのかもしれません。
ママさん。
僕のファッションの動向に少しでも感心を持ってくれている
数名の人に提案しています。
「着替えない」
妻が身ごもったとき、私は誓った。
「全身ジーンズで、子供を待つ」と。
勢い余って、産まれてからも着替えなかった。
そして震災。
みんなもう忘れたらしいけど、あの時の異常なマインドを。
私は着替えない男だったので、異常な空気にマッチしてました。
後は、風呂はいらない。髪洗わない。
着替えないってのは大きな選択だと思いますよ。まじで。
どの服を選ぶのかは、あなた次第!
そうなると、俄然面白い訳ですし、服に対しよくよく
考える様になるんですよ。
オレにとってはジーンズだったけどね。
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今は、チノパンにシャツなんだけどやっぱり着替えないよね。
一度それにはまっちゃうと着替えらんないのよ。まじ。
学生服のようなものかな。
あの着こなし感ってかっこいいでしょ。
とにかく、2010年代のかっこいい男は着替えないんですよ。
決まってるよね。
チノパンに醤油こぼしたりしたらほんとにへこむよまじで。
シャツにさ、ボールペンのインク付けたりしたら、もう、へこむよ。
チノパンにしても、シャツにしても、ベルトにしても
クツにしても、インナーにしても、カバンにしても
くつ下にしても、パンツにしても
何時間でも眺めていられるくらい大好きなものたちだよ。
毎日毎日の生活を支えてくれるだけの心強い相棒達さ。
えげつなくブランドを書くのであれば
ビルズカーキであり、バンドオブアウトサイダーズであり
アーミー支給品であり、オールデンであり、チャンピオンであり
ブレントヘーヴンであり、レイルロードソックスであり
ラルフローレンであり。
最後のブリーフパンツ以外はアメリカ製であり。
で?
って言われたらそれまでだよ。単に私の趣味なのでね。
もっと下衆にストーリーまで付け加えますか?ひでえな。
チノ、トラッド回帰ばりばりの2008年にビームスプラス渋谷で買ったよ。
シャツ、トラッド回帰の始まりの2006年にバーニーズ横浜で買ったよ。
ベルト、古き良き時代1997年ブルーブルー横浜で買ったよ。
靴、トラッドなんか眼中なかった2003年にバーニーズ横浜で買ったよ。
インナー、2010年に雑誌ライトニングの特集読んで血眼で探して横浜のレベル4で買ったよ。
カバン、2005年?親友に頼んで、注文してもらったよ。アメリカ工場がなくなっちゃったんだ。
くつ下、消耗品なのでちょくちょく買いにいくよ。代官山ハイスタンダード。
パンツ、プレゼントでもらったよ。
とまあ、こんなぐらいですけどね。
それらにまつわる個人的な思いってもういいか!
でもやっぱりそうなんだ。
好きで好きでたまらないものばかり。
時に雑誌が気分をあげてくれる時もある。
たいがいは大好きな店で、店員が進めてくれたものばかり。
あるいは、ネットでみまくって欲しくなる時もある。
で、だいたいもう手元にあるんだな。これが。
足りているんだな~。
着替えないから、ローテーションもないから。
35歳でしっくり感がないならもう手遅れだよ。
どんな金使っても、遅いから駄目だね。
まあいいや。
一人の男として、何かにすがりたいって気持ち、分かるよ。
一歩出れば全員敵さ。まじで。
君の軍勢いかほどよ。
てめえのこと守ってくれんのかい?
ユーティリティ、ブランドイメージ、ヒストリー。
気分あげてくれる?
出会いはそういったものかもしれん。
若い頃は特にね。
でも、いざ戦わねばならない世代となったものにとって
それらを着こなす立場に君臨しなければならない。
そしてそこには必死にチョイスし、着こなしてきた過去の
自分という存在が大きい。それがそのアイテム達をまた
輝かせる。そして産まれるプラスのスパイラル。
服で女の子をぐっと引きつけることは至難の業であるが
アイテムとともに輝く自分となった暁にはその腕で
ぐっと彼女を抱き寄せることもできるだろう。
君の軍はそのためにあるのだ。
じゃなきゃピエロになっちゃうよ!
30代までは、あえて言うなればその軍隊を構築する期間
であろう。
教科書通りの平々凡々としたチョイスをしているようじゃ
強い軍とはいえんぞ。
それぞれセンスギンギンのアイテム達をどう味方につける
かを必死に学ぶんだ。金だってかかるし、広い視野だって
必要。また、実際にかっこいい大人に飛び込んで所作やら
なにやらを見るのも必要。つまるところ、むっちゃ大変な
作業。
そして30代。
ここからは勝負の世界への入り口。まだ少しは容赦してもらえる
世代よね。だからこそ、ぬかりなく。
自分は世の中において、どういうパーツなのか。その辺のところ
分かってるかな?その中でその自分を構築する上で必要なものたち。
それらとの綿密な関係を気づけてあるか。
ゆらぎない選択を一発でしとめらるか。
人脈とか、スキルとか、そんなものの前に、口を持たぬ相棒達との
幸せな関係を、私は大事にしたい。
身だしなみとも違う、何か。
自分が軍勢を率いている自覚。
自分の心の声を聞け
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