ちょっと目に触れたもの 「国宝に寄り添うようにすみれ咲く」

この前はおのぼりさんよろしくWAKIたちは京都の二条城を見学した、久しく行ってなかったので見応えがあった。凝りにこった二の丸庭園は春の陽射しをうけて輝いていた。国宝の二の丸御殿はさすが重厚な佇まいで鴬張りの廊下をめぐって部屋数が３３、８００畳を越える畳と狩野派の手による数々の障壁画や襖絵、そして欄間の彫刻など桃山文化の全貌が見れ世界に誇る文化遺産であった。そして見学を終えて目に留まったのが正面車寄せの脇、建物のすき間に咲いていた可憐なすみれの花であった。