ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

それは突然のことじゃった~

2010-12-07 22:28:59 | daily happenings
ちぃとばかし早えぇような気もするが、今年も残り少なくなったもんで、今年一年の総括でもしてみようかのぅ。

以下、オラん家を襲った災害について、日本昔話の語り部、かの「常田富士夫」を真似て読んで下され。



それは~ 今年の文月(ふみづき)のことじゃった~

ことしゃ~ 例年になくなげぇ露でのぅ 来る日も来る日も雨降りが続いておったんじゃよ

そんな~ ある朝のことじゃった~

オラは納屋の前に置いた荷馬車が気になってのぅ 雨の切れ間を待って庭先に出てみたんじゃ

するとじゃのぅ オラの荷馬車がべと(土)に埋もれ2間も先に押し流されておったんじゃ

「オラびっくらこいたのなんのって それはそれはむげぇありさまじゃった~」

見回りに来た普請奉行様のせう(言う)ことにゃ 「お上とは何の関わりあいも無く候 そちの領分はてめぇで直すのが筋でござる」と仰るばかりでのぅ オラ~ほとほと困り果ててしもうたんじゃよ

べと(土)片付けの10万両と荷馬車の修繕18万両はどうしたらいいもんかのぅ

オラん家にはしんのすけって宿六がおることにはおるがのぅ 食うてばかりでまるっし役に立たんし・・・困ったのぅ




ちくとくりっくしてくれんかのぅ ↓







コメント
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