MとYは、高校の同級生であり共に友人でもある。職場は違えど彼等は昨年揃って早期退社をし、現在悠々自適な生活を送っている。
昨日のこと、そのMから電話があり「キノコの原木を切ったから取りに来い」との連絡があった。Mとは、以前の記事「ごしょらく」に登場したマツタケ山の地主Mのことだ。
このキノコ用の原木は、もう一方の友人Y所有の山から切り出した物で、現在MはYからの依頼を受け山の手入れをしているのだという。

マツタケ山の地主だの木の伐採などと記すと、Mは林業に携わる人物かと誤解されかねないので、彼の名誉?のためにも一筆書き加えておく。
Mは、数多の友人・知人の中でも他の追随を許さぬ必殺遊び人であり、ゴルフとマージャンはプロ並にして、「飲み代に家を2~軒建てる位使ったぜ」と豪語するツワモノである。彼の毒牙にかかり世を儚む美女がこの世には大勢存在するのではないかと小生は推測する。
従って、小生が知る限り、これまで農業・林業といった言葉が最も似合わない男がこのMで、そのMが退職して家に戻り、週の2~3日は「ナイッショッ!」「ロンッ!」「ウィ~ッ」とやってはいるようだが、日々農業・林業に勤しむ姿など誰が想像したであろうか。

実を言うと、以前より「キノコの原木が欲しかったら木の伐採を手伝え」とMに度々請われていたのだが、生来の怠け者である小生は何かと都合をつけてはお断りをした経緯がある。
手伝わなかったことを気にもせず「切って道路沿いまで出してあるから好きなだけ積んで行け」と言うMに後光が差していたのは言うまでもない。だが、「友達ってのは良いもんだろ」と言った言葉がMとYの口からしきりに出るのは何でだろう。
MとYはこの後野沢菜を収穫する予定だと言う。この場から早々に引き上げる予定の小生だったが、「はは~ん、野沢菜の収穫を手伝えってことかしらん?」
「俺、足が痛いんで手伝っていけ」とYは仰るが、悪いが足の痛む原因を小生は知っている。「草刈機には草を刈る他にそんな使い方もあったのね?」
「お前はすぐそうやって人の傷口に塩を塗り込む」と怒るYだが「俺もそんなバカな奴の顔を一遍拝みたいものだ」とその横で笑うMであった。
友人M&Yの巻、おちまい。
昨日のこと、そのMから電話があり「キノコの原木を切ったから取りに来い」との連絡があった。Mとは、以前の記事「ごしょらく」に登場したマツタケ山の地主Mのことだ。
このキノコ用の原木は、もう一方の友人Y所有の山から切り出した物で、現在MはYからの依頼を受け山の手入れをしているのだという。
キノコ栽培用原木

マツタケ山の地主だの木の伐採などと記すと、Mは林業に携わる人物かと誤解されかねないので、彼の名誉?のためにも一筆書き加えておく。
Mは、数多の友人・知人の中でも他の追随を許さぬ必殺遊び人であり、ゴルフとマージャンはプロ並にして、「飲み代に家を2~軒建てる位使ったぜ」と豪語するツワモノである。彼の毒牙にかかり世を儚む美女がこの世には大勢存在するのではないかと小生は推測する。
従って、小生が知る限り、これまで農業・林業といった言葉が最も似合わない男がこのMで、そのMが退職して家に戻り、週の2~3日は「ナイッショッ!」「ロンッ!」「ウィ~ッ」とやってはいるようだが、日々農業・林業に勤しむ姿など誰が想像したであろうか。
Yと野沢菜

実を言うと、以前より「キノコの原木が欲しかったら木の伐採を手伝え」とMに度々請われていたのだが、生来の怠け者である小生は何かと都合をつけてはお断りをした経緯がある。
手伝わなかったことを気にもせず「切って道路沿いまで出してあるから好きなだけ積んで行け」と言うMに後光が差していたのは言うまでもない。だが、「友達ってのは良いもんだろ」と言った言葉がMとYの口からしきりに出るのは何でだろう。
MとYはこの後野沢菜を収穫する予定だと言う。この場から早々に引き上げる予定の小生だったが、「はは~ん、野沢菜の収穫を手伝えってことかしらん?」
「俺、足が痛いんで手伝っていけ」とYは仰るが、悪いが足の痛む原因を小生は知っている。「草刈機には草を刈る他にそんな使い方もあったのね?」
「お前はすぐそうやって人の傷口に塩を塗り込む」と怒るYだが「俺もそんなバカな奴の顔を一遍拝みたいものだ」とその横で笑うMであった。
友人M&Yの巻、おちまい。
お手数かけてゴメンな