婆さん(ボクちゃんのママ)が調達してきたそば粉

信州はソバ処で知られているけれど、ハッキリ言って、オイラは昔ソバが大嫌いだった。
「ソバだと?そんなモノ、人間の食い物じゃねぇ!」などと、今思うと随分と生意気なことをこいておりました。
当時我が家では、夕飯がソバとなるとオイラだけ別メニューとなり、その都度オッカサンには随分とご迷惑をおかけしたとです、ハイ。
それが今では大好きとは言わないまでも好物の一つになったから不思議ですな。人間年をとると食い物の好みが変わると言うが「正に、その通り!」
オイラが買ってきたソバつゆ用削り節(左=サバ節、右=カツオ節)

ソバのうんちくを語るときりがないが、オイラの一番のお気に入りは、何と言っても我が家の婆さんが打つ自家製ソバだ。
婆さんの打つソバは、そば粉6~7割に小麦粉が4~3割の四分六か七三であるが、これがオイラの好みにベストマッチング~(グ~で売ったあのタレントは今ドコに?)。
世の中には十割ソバに拘る方もおられるようだが、「そんなに十割ソバが食いてぇんなら"ソバがき"でも食え」と言ってやりたい。
ソバは香りが命と言うけれど、そうかと言って十割では喉越しが宜しくない。香りは無論大事であるが、やっぱソバは喉越しとソバつゆが肝である・・・と、朕は思う。
オイラのソバの食い方は、茹で上がったばかりの汁が滴り落ちるようなやつを一気に啜るのを良しとする。ソバは乾いてはいけないのである。
アタシャアンタのソバがいい、なんてね
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