ごしょらくさん

後生楽的爺さん、我が道を往く

すってんころり

2011-11-01 16:52:48 | motorcycle and car
「午前中に仕事をやっつけて、午後キノコ採りにでも行こうや」とTからお誘いがあった。

「旦那、それじゃぁ誰の車で行く?」と尋ねると「バイクに決まってんだろ!」とのこと。

「車なんかかったるくて日が暮れちまぁ」と鼻息の荒いTだが、「バイクはさぶいでぇ」


オイラのXL250R & TのXLR250R


この時期採れるキノコといえば、ジナメ(チャナメツムタケ)、クリタケ、カタハ(ムキタケ)が殆どで、

これ等のキノコはどちらかというと湿気を好むため、目的地は当然湿り気の多い場所となる。

Tを先頭に薄暗い山道を行くのだが、道路は前日の雨に加え落ち葉が体積していて滑りやすい。

注意はしていたものの、下りのカーヴで「スッテ~ン!」とそれは見事にTがコケた。

つんのめるようにバイクの前方へ放り出されたTは、体操選手宜しく前方一回転の妙技を披露。

写真を撮りたかったのだが、こういう場面って案外撮れないものですなぁ、気の毒で。

「滑るから気をつけろよ」と照れ笑いを浮かべるTだが、膝小僧を抑えつつその顔は微妙にひきつっている。

と、今日のお話しはこれでお終いと行きたいところだが、公平を期すためにもそうはいかんようですな。

実を言うと、この後オイラも下り右カーヴで「スッテ~ン!」とやっちゃったのよね。

気がついたら仰向けになっていてさ、左足がバイクの下敷きって状態で・・「起き上がれねぇ!」

Tが飛んできて(ゆっくりだったような気もするが?)バイクを起こしてくれたから助かったものの、

一人だったら、何時までも甲羅を下にしたカメさんのようになっていたかも知れん・・・「格好悪っ!」


皆様のお陰!
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