たまには一杯飲もうぜということで、つい先日、久々に友人Nと飲みに行って参りました。
ここ数年品行方正を絵に描いたような生活(でもないか?)を送っておりましたゆえ、
飲みに出かけるなんぞ、ホント久しぶりですなぁ。
連日のように飲んだくれていた昔を思うと、懐かしいやら情けないやら・・・
ホンシメジのホイル焼き

出かけた先は、「まほろば」という名の割烹で、山菜・キノコ料理を得意とする店である。
夫婦二人で経営するこの店は、カウンターに5~6人、子上がりに5~6人で一杯という小さな店であるが、
夫婦の人柄にも増して、上品で上質な料理が評判を呼び、連日常連客で賑わっている。
商売は別にしても、山菜・キノコ採りが趣味であるこの夫婦は、時期ともなると揃って野山へと出かけて行く。
この日、今年夫婦が採ってきたという幻のキノコ「ホンシメジ」を食すという機会を得た。
「匂いマツタケ、味シメジ」で知られるシメジはこの「ホンシメジ」のこととされ、
友人T、ツカちゃん、T氏等々、オイラが知りうる数多の達人でさえ採ることが困難なキノコだ。
因みに、以前からオイラもホンシメジを採るのを目標としているが、未だお目にかかったことが無い。
シャキシャキとした歯ごたえと仄かな風味と香り、さすが味シメジとされる所以である。
だが、しかし・・・・・・・・・・・・・・
趣味を同じくする人間のプライドのせいでもあるか、微かな苦味を伴い喉元を通り過ぎて行く。
他力本願!
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