晩秋のキノコの代表ともいえるシモフリシメジ、ホンシメジと並びシモフリシメジはシメジの中のシメジと言われるキノコで、風味・味は他のキノコの追随を許さない。
その名の通り霜が降りる頃発生(=落ち葉の下に隠れている)するため、採取が困難で、ある意味、キノコ採りの実力を試される指針ともなるのだな。
「シモフリシメジなど興味が無い」と仰る方も居られるようだが、まっ、そのような変人は無視して、世間一般ではシモフリシメジはそのように認知されておるのだよ。
この中にシモフリシメジが・・・お分かりかな?
「シモフリ、採ったどぉ~~~っ!」
さて、そのシモフリシメジだが、本来群生するキノコだが、近年ムラサキシメジ同様群生規模が小さくなり、マツタケ同様いずれ幻となるのではないか?と危惧する。
手入れが行き届かず山が荒れていることと、ヒトの手に因る人工造林が自然のバランスを崩し、結果、自然災害に対しても脆弱となっているのではあるまいか?
実際山を歩いてご覧なされ、山という山は荒れ放題でそりゃぁひでぇもんですぞ。本来そこは雑木林の筈なんだがと思う急斜面まで一面杉林。
そこで、森林組合に一言申し上げたい。山を管理して頂くのは大いに結構だが、間伐という名の元にやたら滅多木を切りゃいいってもんじゃねぇどぉ。
森林税導入以来、予算が有り余っているのかどうかは知らんが、バッサバッサと切り倒し、不要な幹や枝をその場に放置するような伐採は止めなさい。
あなた方はその道のプロだから、伐採のみに血眼にならず、潜在自然植生を提案活動する宮脇昭教授に学び、真の森造りを実践してくれ給え。
↓押せ!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます