2021年12月4日(土)
今日は車に乗っていて、とても怖い思いをした。
自分の記録のために書いておこうと思う。
家の事情で、以前いつも乗っている車を出し、ほかの車に乗り換えた。
以前乗っていた車には「踏み間違い急発進防止装置」をつけていた。
5年くらいはそれで、とくに問題もなく乗れていた。
ただ、高速を走った時、スピードが80キロくらいしか出なかったり、坂道であまり力が出なかったくらいの問題だけだった。
今度乗り換えた車にも、アクセルとブレーキを踏み間違えたりすると困るので、前の車と同じように「踏み間違い急発進防止装置」をつけてもらった。
装置が付いて車が来たのは1週間くらい前のことだ。
今日までは、家の近回りだけだったが私も夫も普通に乗っていた。
今日、買い物があったので、夫が運転して、一緒に隣町まで行ってきた。
その帰りの事だった。
国道が一方通行になっていた。
みると、マラソンだった。
警察も出ていて、三叉路の信号は消えていて、警官が手信号で合図をしていた。
マラソン走者が走り終わるまで、車はずっと停められていた。
走ってよい合図が出て、前の車から順に走り出したが、我が家の車は動かない。
エンジンは切れていないし、スピードが全く出ない。
信号で大きく右折をしなければならない。
どうしようかと思った。
夫がアクセルを踏んでものろのろとしか車は動かない。
後ろに車は詰まっている。
さらに後ろに警官はいるだろう。
やっと何とかのろのろ右折して、
ハザードランプを出し、左に停めた。
車がどこからか小さな音がなっている。
私が運転していたのではないからわからなかったが、
夫が「踏み間違い急発進防止装置」を切るボタンを押したのだという。
そのボタンを押せば、普通の運転に変わると修理工場の人から聞いていた。
押してもスピードが出ない。
私が、「一度エンジンを切って、もう一度かけなおしたら」と言って、
その通りにしたら、やっと普通に車が動き出すことが出来た。
そのまま、土曜日だったけれど、直に修理工場に行って、工員に話をした。
月曜日に家に車をとりに来てくれることになった。
装置を付けたメーカーに問い合わせるという。
車が動かなくなったときはパニックになってしまったけれど、
後でよく考えると、あの「踏み間違い急発置進防止装置」が誤作動をしたのではないかと思う。
車が動いていないのに、
逆にスピードが出なくなってしまったのだから。
こんなことでは「踏み間違い急発進防止装置」をつけるのではなかったと後悔した。
とても怖い思いをした。