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気まぐれフォトダイアリー

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久しぶりに感動した本~「かがみの孤城」を読み終わる

2018年10月08日 17時18分58秒 | 読んだ本の感想
かがみの孤城
辻村 深月
ポプラ社













2018年10月8日


辻村深月さんの「かがみの孤城」を読み終わった。


ものすごく感動した!


こんなに本を読んで感動したのは、近年、いや思い出す限りないかもしれない。



この本を知ったのは、もう何か月も前で、2018年本屋大賞を受賞したと聞いた時からだ。

辻村深月さんは山梨県笛吹市出身だと聞いたので、なおのこと興味があった。

どんな本だろうと思って、本屋に行った時、買っておいた。


そのころはまだ他の本を読んでいたので、すぐ読まずに本棚につんでおいた。



辻村深月さんの本は何年か前に映画になった「太陽の座る場所」を見てから、原作を読んだ。

そのころから山梨県笛吹市の出身だと聞いていたが、

正直、「太陽の座る場所」はそれほどの感動はなかった。


映画も山梨日々新聞社が、すごい宣伝をしていたので見に行ったが、

感想は同じだった。




読みかけの本を読み終わったので、今度は「かがみの孤城」を読み始めた。



けれど「かがみの孤城」は読み始めてからすぐに引きこまれた。


内容は中学1年生の安西こころがいじめにあって、学校に行けなくなってからの話だ。

かがみの孤城には7人の同じような、学校に行っていない子供が集まる。


そのうちに7人は雪科(ゆきしな)五中に通っている中学生だったことが分かった。

かがみの孤城で会っているうちはわからなかったが、

7人の中学生はそれぞれ生きている時代が違うことが分かった。


「かがみの孤城」は3月30日で閉鎖する。

城の外の世界では、「かがみの孤城」での記憶は無くなるという。






最後の方は一気に読んだ。


感動した!


涙が出て止まらなかった。

こんなに感動した本に出会えたことがうれしかった。


それと作者の辻村深月さんってすごい人だと思った。

まだ38歳だそうだ。




辻村深月著『かがみの孤城』刊行記念スペシャルインタビュー



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