2024年1月28日(日)
菜の花の沖(二)司馬遼太郎を読み終わった。
以下の感想は私の備忘録として記録しておきます。
淡路から兵庫に出てきた嘉兵衛はおふさと駆け落ちして暮らすが、まだ貧乏で苦労していた。
中古の小さな船を持つようになり、淡路から兄弟を呼んで、一緒の船に乗るようになる。
いかだで材木を運んだり、かなり危険な航海をしている。
本の中の一部を抜粋。
嘉兵衛は品物を俵に詰めるについてもいっさい品質と量目のごまかしをしなかった。
この嘉兵衛の性分は、後年、かれの商いのすべてに貫かれたために、高田屋の俵物についてはひとびとは検査をせず、見たままで値を立て、買った。
これを読んで、嘉兵衛が将来成功したのは、まじめな仕事をしたからではないかと思った。
船を持つようになって、故郷の淡路に里帰りをした。
村八分で淡路を出たが、帰ったときはみんなに歓迎された。
ある程度成功したからだろう。
全部で6巻まである。
やっと2巻まで読んだ。
時間がかかるけれど、ぼつぼつ読んでいこうと思う。