ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

黄色の自転車

2009-09-18 | Weblog

萩と黄色の自転車  寒河江市山岸 2009/9/18 PM3時頃


今日のテーマ

黄色い自転車・・・・・・・・・・・・・・・・・・?



午後1時半 自宅出発

今日も愛用のロードサイクルに乗って

街に出掛けた


あちこちの庭先に

コスモスが咲き乱れる

穏やかな秋日和の天気


今日は街中を流れる

二の堰遊歩道散策に


左沢線・葉山



寒河江八幡宮の祭りが

既に始まっていた


と 言うより 

神輿祭りを除いて

大方の催事は終わっていた 

と 言った方が正しいのかも知れない・・・・・・


今年から

紅白の提灯飾りの他に

祭り気分を盛り上げる為

木製の行灯のようなものが

通りのところどころに置かれていた


寒河江市本町付近を流れる二の堰 ここが遊歩道の始発点

二の堰遊歩道 案内看板


親水公園までのおよそ2~3km

街中を流れる二の堰沿いの小径

徒歩で1時間くらいの道程だ



歩き始めてすぐ

街中には思えないような

閑静な雰囲気に驚かされた


正覚寺山門


最上家縁りの寺 

と 刻まれた四角柱の石標

門前の右脇に建っていた


この寺は

徳川家康と同じ戦国時代を生きた

出羽の国の武将 最上義光

の 御母堂様 

高月院が

人質として長く暮らした

京の都より秘かに戻り

蟄居した寺である


同時に

三十数年前

私が仏前結婚式(披露宴)をした寺でもある

(つい最近になって そんな由緒ある寺であったことを初めて知った)


再び街中を流れる二の堰

二の堰・澄江寺山門・Kさんの工場(右の茶色の建物)

澄江寺

更に2~300m歩くと

澄江寺という寺があった

この寺の山門は

寒河江城南門を移築したものだと

説明札が建っていた

そういえば袖塀の造りに

城の面影があった



この門が

最初に築造されたのは

江戸時代前期後半らしい

木組みや木彫り そして細かい彫金が施された金具 

その他にも見るべきものがたくさんあった

立派な山門だった



この寺もかなり由緒ある寺だ

山門から本堂に至る参道の両脇には

見事に手入れされた松の木が並んでいた


この辺では

お寺の境内や庭を

わざわざ行って見学するなど

ほとんどありえない話で

このように手入れされた境内は

本当に稀有である


澄江寺山門・花壇・そして道路左端を歩いてくる男の人・・・・・・・?


澄江寺の山門・境内を見終え

道路沿いの花壇の彩りに

つい見惚れてしまい

写真を撮った・・・・・・・・・・・


遠くから男の人が一人

ゆっくりタバコをくわえながら

歩いて来た・・・・・・・・・・・

その時 

確かにカメラの視界に人が入るのを感じていた


私は写真の中に

人が一緒に写る事を拒まない


むしろ一緒に写ったほうが

臨場感があり

後で写真を見直す時など

その瞬間の情景を

鮮やかに甦らせてくれる時が

多々あるからだ


この時もまさにそうであった


写真を撮り終え

自転車に乗り

立ち去ろうとしていた時だった


その男の人が

私に近付いて来た


・・・・・・・・・・・・・・セ・ラヴィーさんですか?

と 問い掛けて来た


私の名前・・・・・? を 知っている人など

いる筈がなかった


でも 確かに

セ・ラヴィーさんですか・・・・・・・?

と尋ねて来た


ええ・・・・そうですが


やっぱりセ・ラヴィーさんでしたか

その黄色の自転車を見て

セ・ラヴィーさんだと思いました・・・・・・・・・・


Kさんは昨日の私のブログを

読んでいたらしかった


澄江寺のすぐそばで町工場を経営する Kさん


事のいきさつは

道路に出て一服していたら

なんと今朝読んだばかりの

セラヴィーさんのブログの黄色い自転車が

目に入って来た

と 言う事だった・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Kさんの工場に案内され

いろいろ仕事のことを伺ったり

もちろんブログのことを話題にしたり

30分位いろいろと話をして来た


Kさんは私より丁度一歳若い人だった


初めてお会いした人とは思えない位

私の病気のことなど

いろんな事を知っていた・・・・・・・・・・・・?


これからもメールを通じて

いろいろお付き合いをしていくことにして

別れた


それにしても

全くの奇遇としか言いようのない出来事だった


この世に人としては

けして実在しない筈の

セ・ラヴィー

実は存在してしまった


寒河江の街はやはり狭い


しかし これもなにかの縁


Kさん・・・・・・・

今後ともどうぞ宜しくお願い致します

寒河江市役所(右)・私の設計した住宅(左)二の堰

同上・二の堰

山岸通り・二の堰 萩の花が満開だった

同上 ・ りんご畑

葉山・親水公園


街中(およそ2km位)を過ぎると

いよいよ二の堰親水公園沿いの道になる

二の堰親水公園

同上

同上

同上

同上

同上 

二の堰沿いは

両側に遊歩道が設けられている

背後に田んぼ・野菜畑

そして果樹畑が広がっている


果樹畑の中に 一軒の小屋があった


急勾配の単純な切妻屋根 大きさ 屋根・壁の色 

どれひとつとっても

私好み・・・・・

なんとなくトトロでも住んでいそうな

そこには

不思議な雰囲気が漂っていた・・・・・・・・・・

同上

同上 真っ赤に色付いた大きなりんごと青い屋根がとても似合っていた

二の堰親水公園 メインパーク

同上

同上

奥羽山脈・黄色く色付いたたんぼ


途中

久し振りに我が家のサクランボ畑に寄ってみた


今頃の時期のサクランボ畑は

ほとんど人影もなく

静まり返っていた


あの六月の収穫時期の喧騒が

まるで

遠い夢の世界のようにさえ思えた


まして畑を

人に貸してしまうと

ついつい畑に行くのも

疎遠になってしまって

少し寂しい思いをしてしまった


りんご畑で

収穫前の剪定をしていた

同じの人がいた


声を掛けたら

わざわざ木から降りて来てくれた


少し土手になっている所に

一緒に腰を降ろして

15分ほど

世間話などをして来た

葉山

秋の陽は短く

あっという間に

辺りに夕闇が迫って来た


家に帰ったのは

夕方5時近くになってしまった


それから いろいろ身支度をして

地区公民館で行われた農家の会合に出席


協議はほんの僅かの時間だったが

政権交代があって

これからの農業政策の転換を危惧する意見なども

チラホラ出ていた

あとは久し振りでみんなと

酒をご馳走になった

ほろ酔い加減で

自宅に戻ったのが8時半過ぎだった


それから酔いを醒まして

ブログを書いています

今日の1日・・・・・・・・・・・・・・・

いつもよりだいぶ長く感じられた1日だった

少し疲れた それでは・・・・・・・・・・

又 明日・・・・・・・・・・・・・