機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

宿命の対決?

2019年03月03日 | 雑記
 「ヤマトを沈めたら移民に適した新しい星を見つけてやる」とか
なんとか言ってデスラーを焚き付けたはいいけれど、デスラーは
キーマンだけに解る信号を送ってデスラー砲直撃を回避させている
し、何度目の《サブタイに偽りあり》だろうか。というか、デスラー
と相対しているのはミル(あとキーマンぐらいのもの)であって、
ヤマトとデスラー艦が正面切ってガチンコでやり合うのかと(まあ、
ここまでの経緯でどうやったらそういう展開になるのかは置いと
いて)思っていたのに肩透かしどころじゃないガッカリ感。

 それにしても、斉藤が蘇生体(だっけ?)とか唐突に言われて
も・・・。これまでに何かそれらしいエピソードってあったんです
かね(*1)。しかもその情報が桂木透子ではなく、加藤から来る
とか??? しかしまあ、蘇生体だったらガトランティスの無人
攻撃兵器が攻撃しないのはなんでなんでしょ? 味方という認識
というか、斉藤からは何かしらの信号が出ていてそれを検知して
いるんでしょうか。
 生身で無人機の前に立ち塞がり、永倉の「何やってんの!?」に
「知るかァ!!」の件、永倉を庇うため(体が勝手に動いた)、と
いうよりも、自身が蘇生体であることを悟らせるために《誰か》に
操られていたようにしか見えないんですが(*2)。
 加藤は加藤で、全て露見しているのに懲罰房とかに入れられて
いるでもなく、隊長の身分もそのままのようだし。「同じ病気で
苦しむ子供たち皆が助かったじゃないか」で終わらせて良い話では
ないと思うんですが。戦力が足りないからとにかく任務は継続、
査問やら処罰やらは事が終わってから・・・とか、そういうこと?

 そういえば、この期に及んでガトランティスとの対話を提案する
古代も、どうにも《お花畑》過ぎて・・・。別に、目ェ血走らせて高笑い
しながら「ガトランティスは皆殺しだァ!!」とか言えと言っている
訳ではないですし、古代自身「千年絶望し続けた男を説得できない
(かも知れない・・・)」とは言っていますが、何故ここで「それでも
・・・!」となるのか。過去の経緯を知って・・・といっている辺り、所詮
は「愛する妻子を殺された」という、《(あくまで全宇宙の命運と
比較して)安い》私怨に基づくものだからひっくり返せる、とでも
思っているんですかね、もしかして(*3)?

 ラスト辺りにしても、ミルが一旦艦橋から姿を消すタイミングとか
アベルトとランハルトとの会話とか、ミルがアベルトを見限って
ランハルトに決断を強要する件とか、どうにも「まず展開ありき」で、
そこにキャラを(各個の性格とか前後の経緯とか考慮せずに)嵌め
込んでいるだけに見えるんですが。

 ・・・・・・・・はっ! まさかミルもデスラー×2も、もしかしたら古代
も森雪も島も、土方艦長も、佐渡先生にアナライザーも!?すでに
ガトランティスによって蘇生体にされている・・・・・・・・・・(*4)?

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  *1:例えば、一時的な操り人形状態から脱して「え? こんなところで何
    してるんだ、俺は?」みたいなのとか。ちゃんと出しているのに私が
    見過ごしているんでしょうか?
  *2:まあこの場合、その《誰か》がズォーダーではないのは間違いない
    ですが。
    しかし、パワードスーツ?に搭乗している時は普通に攻撃を食らって
    いた気がするが・・・? 装甲が斎藤から発される信号?を遮断している
    とか?
  *3:個人的には最早「どれだけ《原作》の要素が残されているか」だけが
    興味の対象になっている『最終章』ですが、基本的にでも《原作》に
    準じた展開になるのであれば、古代の意見具申はムダ以外の何者でも
    ない訳で。
  *4:まあ物語の登場人物ってものは、押し並べて創作者の操り人形ではある
    んですが。
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