機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

Z-MSVs

2006年03月30日 | ガンダム
どうもです。

 昨日入手したZ-MSV(*1)。まことbis氏に指摘された通り、
インスト目的だった訳ですが、揃いで買って、並べて写真撮った
時点でかなり満足気味なダメ人間です。

 今日になってようやく読み始めたわけですが、基本的には従来の
解説にプラスして、『Zガンダム』本編に絡む部分の記述が追加
されるという形になってます。本編での扱いからして『新訳Z』に
出てくるGM3などと同程度のもの(*2)なので、当り障りのない
記述が多いですけど、マリンハイザックはツッコミどころ満載と
いうか何というか。
 “戦後になって水陸両用機の必要性を感じた連邦軍が、プロト
タイプのRX-106(*3)をベースに生産したもので、外観や基本
設計が変わらないから型式もMS-06Mとされた
”そうで・・・orz
 グフ飛行試験型も一応は連邦が生産したってことになってるけど、
カリフォルニアに残されていたパーツを連邦軍が組み立てて、稼動
検証試験に供した、くらいならアリかな、とも思うし、他のジオンMS
はリニアシートへの換装ぐらいしか書かれてないんですけど。
 普通に、戦後の調査で発見された機体を接収して運用している
ではダメなんですかね? MS-06M(MSM-01)は戦時中に
撃破されて数が残ってない(元々7機しか生産されてない)ん
でしたっけ?

 あとGMキャノンの機体解説を読む限り、ジャブローでMK-2
に撃破されていたGMキャノンは「キラー・ビー隊」所属だそう
ですよ。ザク・デザートと一緒に運用されているとか。画面には
出てなかったけど、あのビルの陰とかに隠れていたんでしょうかね
ザク・デザートも。
 キラー・ビーのエンブレムはMSVハンドブックにも載っている
由緒ある(笑)ものですけど、当時は「MS-06D」と書かれている
だけで個人のものか部隊のモノかも明確でなかったんですが、いつ
の頃からか部隊名とする(*4)のが「定説」になってきたんでしょう
かね。GMキャノン受領してジャブローの守備任務に就いていた
ということは、大戦末期から戦後にかけての時期に連邦軍に投降
したんでしょうか。

いやー、20年を経て初めて知りました(笑)。


 とりあえず苦労した(?)分ぐらいには楽しませてもらいました
ということで。ごちそうさまでした。
////////////////////////////////////////////////////////////
  *1:厳密に「Z-MSV」というと、〈ガンダムMk3〉とか〈ゼッツー〉とか
   〈ガンキャノン・ディテクター〉とかになるんだが、とりあえず他に適当な
    呼び方もないので、こう呼ばせてもらう。
  *2:連続した作品世界の中で存在していてもおかしくないMSがゲスト出演
    していても、それはスタッフの(多少の「大人の事情」も含む)サービス
    精神の現われということで良いんじゃないかと。作画陣がサービス精神や
    お遊びで、ガザEとかGMキャノン2を描いても『デビルマン』の小林幸子
    やKONISHIKIみたいにギャラが発生する訳でもないし(笑)。
    作画陣にすれば笑い事ではないだろうけど。
  *3:いやぁ、YRMSナンバーってどこから来たんだろ? やっぱ藤田氏の
   「OUT」誌連載記事なのかな。
  *4:でもMSVシリーズ「ザク・デザート」のインストを見る限り、キラー・ビー
    のエンブレムを付けているのは「ピンクパンサー隊」所属機なんですけどね。



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2 コメント

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Unknown (怒頭流)
2006-04-04 03:08:00
ZZに出てくるザク・マリナーとの絡みはどうなんですかね<マリン・ハイザック。

どっちかというとザク・マリナーの方がマリン・ハイザックの名に相応しいとは思うのですが……ザク・マリナーがRMS-192Mと連邦式のナンバーを与えられているのにマリン・ハイザックは中身が初代のMSM-01と別物(ハイザック)なのにナンバーに変更がないまま使われたというのは解せないところもあります。
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Unknown (英 浩史)
2006-04-04 12:50:57
コメントどうもです。

>ザク・マリナーとの絡みはどうなんですかね
 件のマリン・ハイザック自体は『Zガンダム』放映当時のキットの復刻なので、ザク
マリナーに関しては慮外にあって、それはそれで仕方のないことかと思いますが、逆に
このマリン・ハイザックの記述を前提にして、ザクマリナーのインストをあらためて
読み返してみると・・・・・・・・・・・、

 水陸両用MSの第1号はジオンのMS‐06M〈ザク・マリナー〉なんだそうですよ。
06M自体がM-1型とM-2型の2種類あり、それら全てをザク・マリナーと呼称
していて、M-2型の方がいわゆる〈マリンザク〉のようですね。戦後接収したM-1
を基に、連邦軍が再設計(リニアシート導入ほか各所に改修)したのが『ZZ』に登場
した〈ザク・マリナー〉だそうで。

 ・・・・・・・これはこれで、どこから突っ込んでいいのやら・・・orz。

普通に読めば、ジオン製の機体をベースに改修を行なっただけみたいなんですが。

 マリン・ハイザックがハイザックベースの改造機でジオン系コード、ザクマリナーが
ザクベースの改修機?で連邦系コードってことなのか。順序もナンバリングの法則的
にも逆な気がしますが、どうなんでしょうかね。
 RMS-192という連邦系コードからすれば、ザク・マリナーの制式承認は少なく
ともエウーゴのジャブロー攻略作戦以前になるだろうし、ただ登場機会がなかっただけ
で、機体自体はグリプス戦役の初期から存在した・・・・・???
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