機動画報日誌 Mk-Ⅱ

英 浩史の日々徒然を記すブログ

超大物

2012年05月21日 | ガンダム
 妹の難病を根治するためには、ヴェイガンの進んだ医療技術が
必要だった・・・ってことにしておけばいいものを、金ですか・・・・。

 それより何より、なんで単座式にしてしまうんでしょうかね。フリットや
ウッドビットが怪我で出撃できないとか、緊急事態に、急遽ウェンディ
が搭乗して・・・・!なんて展開もアリだと思ってたんですけど。まあ今回
の場合、フリットが後ろに乗っていたら躊躇するキオ(*1)に業を煮やして
コントロールを奪いかねなかった訳ですが(それをやったら、まんま
ヤーク・ドレを撃ったグルーデックでもあるけど)。
*************************************************************************
どうもです。

           
 既に描きあげている別の機体をベースに、大まかなプロポーションや
パーツの配置を確定したら、サイズ調整して(各部位ごとに)清書して、
更にスキャンしたPC上でクリンナップしていたら、こいつ1体で2週間
かかってしまいました。スケールを合わせて身長比較図を作る時用に
大きく描いていたら、最終的に180MBを超えてしまいましたが(苦笑)。

 こいつの機体解説をいろいろ読んでますが、プル・ツーが乗ってた
からなのか、単にサイズ的な類似からなのか、サイコガンダムMk‐Ⅱ
が開発のベースになっているとしているのが多いようで、個人的には
「そうかぁぁあぁ??」と思ってしまうんですが。

 サイコガンダム自体は、連邦軍側の技術的な限界であれ以上小さく
できなかった(しようとした成果の一つがMk‐Ⅴなんでしょうけれど)
だけで、エルメスをキュベレイクラスまでダウンサイジング出来ている
ジオン側が踏襲する必要はないようにも思うんですよね。リフレクター
ビットも受け継いでないし(肩バインダ基部にあるというビーム偏向器
が技術的な何かを参考にしている?)。

 クイン・マンサが、あの大きさ(それも人型)でなければならない何らか
の理由があって、それを実現するためにサイコ・ガンダムの何かが参考
になったとするなら、せいぜい(あのサイズの機体が重力下でも運用
可能な)関節駆動システムぐらいなんじゃないかと思うんですけど、どう
なんでしょうかね。

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  *1:「じいちゃんに頼めばきっと何とかしてくれるからディーヴァに帰ろう」って説得は
    どうなんだろう?と思いました。25年前に粛清(?粛正?)委員会を作って自ら
    が委員長に収まって、親ヴェイガン派を弾圧しまくった(?)フリットが、スパイ
    行為を不問に付すなんてことになるとも思えないんですが。
    単にそういった事情を知らない子供の《浅はかな》発想だったんでしょうか。



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14 コメント

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Unknown (にゃるる)
2012-05-22 01:56:45
 夏色キセキ、サンライズオリジナルアニメなのに矢立肇名義じゃないのは何でなんだろ。
(つーかロボは出るのか?鉱物生命は居るらしいが)
というのはおいといてキオ世代にバルガスやディケは生きてるんでしょうか。
外伝漫画ではラーガンが生きてるらしいですが、外伝漫画の中にはタイムトラベルすらある世界まで有るので流石に公式かどうか疑問です。
 前置きが長くなりました。
 無理に考えるとサイコGmk-2のミノフスキークラフトや頭部操縦系・・・と言いたいところですがこれらの技術はジオンも持ってますし。(むしろ本家?)
参考になるのはメイン頭部センサーのデュアルアイ技術くらいでしょうか。
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Unknown (英 浩史)
2012-05-22 07:54:52
コメントどうもです。

>サイコGmk-2のミノフスキークラフトや頭部操縦系
 設定画稿に付随する補足説明には、クイン・マンサのコクピットはリニアシート
の形状が違うだけで、それ以外はサイコガンダムとまったく同じということでは
あるようですけど、どちらも頭部ユニットが独立稼働可能な脱出カプセルである
からでしょうね。
 ミノフスキー・クラフト技術を応用した荷重軽減というのはこちらでも考えて
いたんですが、常時稼働させておけるものなのか?というのがあって、保留中
だったり。

>メイン頭部センサーのデュアルアイ技術
 連邦系の機体がモノアイを採用していたり、元々デュアルアイだったMk‐Ⅴ
がドーベンウルフに改設計されるに当たってモノアイに変更されたり(まあこれ
は総監督の《もう敵のガンダムは要らない》の一言で変えられたという外部要因
がある訳ですが)、デュアルアイが(モノアイに対して)優位な技術という訳
ではなさそうですけどね。
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Unknown (烈風羅可庵)
2012-05-22 19:03:40
技術的なモノで言えばサイコミュもIフィールドリフレクタもジオンが先んじてる訳で
連邦から導入するとしたら「ニュータイプをサイコミュ駆動の部品として使う技術」?

いっそ「外観はジオン系に替えたけど、中身はサイコガンダムMkⅢとなるべく作りかけだったモノ」
ぐらいの方がサイズとか説明し易いかもw
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Unknown (英 浩史)
2012-05-23 06:13:28
コメントどうもです。

>「ニュータイプをサイコミュ駆動の部品として使う技術」?
 ニュータイプの未来予測能力と、マグネットコーティングなどで向上させた
機体追従性を組み合わせたものというところでしょうか? 「NTの軍事利用」
的なお題の解説テキストなどを読むと、オールレンジ攻撃と合わせて二大潮流と
いうことにはなってますけど、連邦軍由来のものでジオン軍側にはなかった発想
ではあるかも知れないですね。

>「中身はサイコガンダムMkⅢとなるべく作りかけだったモノ」
>ぐらいの方がサイズとか説明し易いかもw
 「ネタにマジレス」かも知れませんが、それだと時系列的に無理が出て来る
ような気もします。元々(多分ロザミアが乗っていた)サイコⅡを回収してから
クイン・マンサの完成までの時間が短か過ぎなんじゃ?というのがあってのこと
なんで、作りかけのMk‐Ⅲとなると、もう・・・。

 「コレいいな、じゃあウチでもこういうのを作ってみるか」的な経緯で作り
始めるんじゃなくて、当初からクイン・マンサの計画があって、そこにサイコⅡ
が絡んでくるんだとすれば、計画を停滞させていた何らかの技術的障害を解決
した、ということなんではないかと。
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Unknown (烈風羅可庵)
2012-05-23 13:37:58
言葉が足りなかったようなんで補足
「部品に使う」ってのはフォウやロザミアみたいに
「無理矢理戦闘を志向するようにさせる」方向です。
強制刷り込みも有るでしょうが、サイコガンダム/バウンドドックでは
機械を通してそれを増強してるように見えるんで。

あとmkⅢ、ってのは「三号機」といった方が誤解が少なかったかも
mkⅡが持ち込まれた時点である程度の予備パーツやなんかもあった筈だし(これはmkⅡの再利用でも良いんですが)
とにかく「サイコガンダムの基礎フレームがそこそこ形になるぐらいに揃ってて、
その上にアクシズ側の装甲や武装を取り付けた」と仮定
言わばガーベラやシナンジュ方式だけど、もうちょっと魔改造度が高い感じ?w
この辺はデザインの事情(ガンダム系→ジオン風)から来る
「ツギハギ感」の理由付けとしてはあまりにもそのまんまですがw
返信する
Unknown (英 浩史)
2012-05-23 20:02:23
どうもです。

>「部品に使う」ってのはフォウやロザミアみたいに
>「無理矢理戦闘を志向するようにさせる」方向です。
 失礼しましました、そういう意味でしたか。確かに、パイロット自身の意思に
優先して・・・という部分がありますね。バウンドドックだと、サポート役(?)の
ゲーツ・キャパがロザミアをコントロールしている面もあったようですし、この
辺りはグレミー → プルツー(やイリア・パゾム → マシュマー)に通じるかも。

>あとmkⅢ、ってのは「三号機」といった方が誤解が少なかったかも
 当時のアニメ情報誌(というか情報元の「Z」制作現場)でもMk‐◎と◆号機
の混乱がありましたね。アレが活きているならロザミアの乗った機体はMk‐Ⅲ
ということになってしまいますし。

>mkⅡが持ち込まれた時点である程度の予備パーツやなんかもあった
 Mk‐Ⅱの場合、亡命者などによる持ち込みではなくて戦場で撃墜された機体
を回収したものだったような。予備パーツや設計図的な物を、亡命技術者が(Mk
‐Ⅴと共に)持ち込んだ可能性もなくはないですが。
 回収した後の解析と補修で、予備パーツの調達を自前でやる必要とその効率化
(肩バインダやフェンネル追加などの強化策も合わせて)を考慮したら、結果的に
ああいう形状になっていった、というところでしょうか。

>デザインの事情(ガンダム系→ジオン風)から来る「ツギハギ感」の理由付け
 そういえばMk‐Ⅱがダブリンで撃破された時、プルツーは生還している訳で、
頭部だけは回収されているんですよね。コクピットも基本、Mk‐Ⅱのものの
転用?(一部を除き同一デザイン)らしいですし、頭部に関しては(回収された
ものを基本に)外装を変更した、ということなのかも。

 ぶっちゃけ、クイン・マンサで《ガンダムっぽい》個所って、顔周りだけですし。
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Unknown (ポルノビッチ・エロポンスキー)
2012-05-24 19:24:44
今回のNZ-000のイラストを拝見すると、首が胴体としっかり繋がっているようなので、富野監督CCA用裏設定の首が浮いている、ってのは不採用なんですね。その機能があるので、大きくならざるを得なかったとか考えましたが、そうまでして首が浮いている理由が思い浮かばず・・・・。ということで、あの大きさが必要、という考察が全く出来ず、こりゃ、夏を心待ちにするしかないな!って心境です。ちなみに私はガンダム戦史でクインマンサを使ったことがありますが、あんなに使い勝手の悪い機体にはゲゼくらいしかない!って思っている男です。
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Unknown (ポルノビッチ・エロポンスキー)
2012-05-24 19:25:58
使い勝手の悪い機体は他にはゲゼしかない!の書き間違いでした。訂正させてください。
         ↓
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Unknown (英 浩史)
2012-05-25 00:05:50
コメントどうもです。

>首が胴体としっかり繋がっているようなので、富野監督CCA用裏設定の
>首が浮いている、ってのは不採用なんですね
 そうですね。《頭部が浮いている》のはあくまで裏設定(というか初期設定?)
ですし、決定稿では固定されているようですから、それに準じました。

 あと、頭部が常時浮遊状態ってのも、画格・演出的に面白いかも知れませんが、
機能性という意味でのメリットが思い浮かばないですね。そもそも、どういった
原理で浮いているんでしょうか(やはりミノフスキー・クラフト?)。

>ガンダム戦史
 ツクダのボードゲームでしょうか。基本、ボードゲーム系の情報には強くない
ので、ちょっとネットで検索してみましたけど、ひと通りのメカ(MS、MAに
限らずいろんなサブメカ)も網羅してあるもののようですね。「ZZ」のユニット
もあるにはあるようですけど、ネット上のデータベース系サイトだと第一作まで
で力尽きている人が多いようで、「クイン・マンサ(やゲゼ)の使い勝手の悪さ」が
よく分かりませんでした。
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Unknown (ポルノビッチ・エロポンスキー)
2012-05-25 06:55:15
記憶があいまいなのですが、推力が7くらいしかなくて、全力噴射で7ターンくらいしか保たんのです。他の機体の半分以下の推力なんですね。寸法修正値が確か、プラス3くらいで、大きくて動けない。まさに的でした。装甲は物凄く厚かったですけど。
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