就活切ない1人旅

2012-05-07 13:00:00 | 日記風
 ちょっとね、朝買い物へ出たのよ。
 早すぎて目当ての店が開いてなかったの。

 あと20分。その辺をうろうろして時間を潰そうとしたら、写真を自動で取ってくれる装置があるでしょ。あれが開いていたので、ちょっと座らせてもらおうと中に入ったわけだ。

 「いらっしゃいませ」

 それを言うのは今も昔も同じだ。

 ただ、そのあとが違うのにびっくりした。


 私が知っていた頃は

 

 椅子の高さを直してください
 コインを入れてください

 せいぜい白黒か、カラーを選んでください

 だったと思う。

 でも今は、まず


 言語を選んでください


 そこから始まるのね。


 英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、アラビア語、スペイン語みたいな言語の上に、でかでかと日本語があるから圧倒的に日本人が遣う率が高いんだろうけど、これだけ言語が並んでるということは、これだけの民族が今日本にいて、仕事を探すために写真を撮りに来ている事実があるということだよね。


 場合によっては日本人と張りあって仕事を獲得してるってことだ。

 就活の大変さが改めて判った。


 コインも前は100円しか使えなかったりしたのに、今は10円、50円、100円、500円を絵入りで紹介されてて使えるんだ。

 前、写真撮りに行って100円が足らなくて両替ができないからどうでもいい安い物を買って100円に崩していたのに。
 外国人にそこまで要求するのは酷なんだろうね。

 装置も対応できるようになったんだろう。


 外国人にしたら、働こうと思っているなら片言の日本語はできるだろうけど、やはりお金を見分けるのは難しいことがあるんだろうな。
 中には片言も危なくても、働かなくてはいけないケースもあるんだろう。だから絵入りでお金の説明まで載せているんだろう。


 ちょっとこういうことから離れているうちに、大変なことになっているのね。


 朝から、何とも言えない気持ちになった出来事だった。

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