消耗品である私

2008-01-31 00:03:28 | 日記風
 なんでかテンションが上がらない。お話作りをしてて、それである程度ノッていて、これほどテンションが上がらないということも珍しい。

 何故だろう~?

 私の「我」が綺麗さっぱり消え去ってしまっているような・・・。
 綺麗さっぱりってほどではないにしても、私が私でなくなっている。

 心が冷えてることは確かですね。

 やっぱりお話の世界にどっぷり心を乗っ取られてるのだろうか。

 全然関係ないけど、ふと舞台出身で磨きこまれた役者の方がドラマで芝居をしてるの観ると、凄いなぁーって思う。
 この人、どれほどの努力があってここに居るのかなって。お芝居は面白いんだけど、でもやはり凄いなー、こんな台詞の言い方してるぅ・・・って学ばせていただいてることの方が多い。

 いつかテンション上がる時くるのかな・・・。今は想像もできない。

 今よりもっと暖のない冬の寒い中、春の暖かい日を想像して、雪降りすさぶ夜を昔の人は過ごしたんだろう。
 ダメなんだな・・・想像できない。来るかもしれない春の日が。

 ここが最後の苦しみで、ここを越えれば春が来ることもある。けれどそれは来てみないと判らない。

 判らないから、判らないとなんの想像もしないでいると・・・本当に判らない。

 だったら、想像してみれば良いのかな。
 生あるものは全て消耗品だもの。消耗されながらも、明日の暖かさを明るさを想像することはできる。それで今を乗り切る力が沸くこともある。
 
 昔の人が吹雪く夜にそうして時を越してきたように。

 私も信じて想像してみようかな・・・。

海流調査のお願い

2008-01-30 16:17:12 | 日記風
 下関から青森まで小瓶に入った手紙が旅をしたそうです。
 29年ぶりに届いた手紙は「海洋調査のお願い」
 中学の生徒が出したものだそうです。海流の流れを調べたいそういう趣旨の内容の質問が入っていた。

 29年ぶりに・・・。誰かに届く・・・。

 確かにロマンチックな話なんだけど。
 先日、風船につけて出した手紙が14年ぶりかでカレイについて見つかったというニュースがあったばかりなので。

 あ、届くんだ という・・・わりと届くもん?という気分でとらえてしまいます。

 凄いんですけどね。
 凄い確率で届いてるんですけどね。

 届くかどうか判らない。
 届いて欲しいな そう思って何十年か、かかって凄い確率を通り抜け、誰かに届く。

 なら、誰かが誰かに確実に出した気持ちなら絶対届かない訳ないよなぁ・・・と思ったの。

 確実に誰から誰にって判って出してる思いですもの。届く確率グー んと高い筈でしょう。
 
 思いはきっと届く

 ・・・受験生への応援歌みたいになってますが。

 私自身が、今、受験生みたいなものだからね

オーデション

2008-01-30 00:01:52 | 日記風
 オーデョション番組観てたら、「表現力」って言葉が出てきた。やっぱりその人にしかできない表現、それだからこそ値打ちがある。
 
 金の卵になりうる

 難しいですわね、この表現力。

 私も普段芝居を観る機会の多い役者さんに、つい「こうした方がいいよ」と言ってしまうことがある。それ自体は好意のつもり。
 
 これは相手も私に信頼感が無いと、聞く耳持たないでしょう。
 そうならばただの大きなお世話でしかない。

 言う方にもリスクはあるんだけどね~。
 言われた内容が相手にとって見当外れの意見なら 
 「結局、何にも観てね~じゃん」って思われるのがオチだからね。
 エラそうなことを言って、実は人の芝居の評価もでき無い奴。
 と軽んじられるのがオチ。

 昔、聞いた話ですが、同じとある劇団の注目を集め出した女優さんを、彼女を愛する男優が、徹底的に公演を観てアドバイスしたそうです。
 本来なら、1本の芝居を観ていれば全体の流れで観るんだけど、その人は1女優の芝居を頭から最後まで注目して観て、役が頭から最後までぶれずに演じきれているかそれを観てくれてる。
 
 役者にしてみればそれでしていただけるアドバイスは値打ちのあるものです。

 正し、根底に信頼や愛情があればこそです。口当たりのいいことを言うのではなく、きついことも当然言う訳ですから。
 それを聞くと言うのは、よほどの信頼感に裏打ちされて無いとね。

 歌手の方で、自分を誉めた批評よりもけなした批評を集めていたと言う方もいますね。これもある意味同じでしょう。口当たりのいいことなら誰でも言ってくれる。きついことをどれだけ受け止められるか、そこと戦って次は絶対に言わせないほどの物を作ろうと思うかどうか。

 知らない方からの批評の場合、場合によっては、ただの中傷であることもある。
 それでも、次は言わせない。

 絶対に誰にも負けたくない。伸びて行きたい。その思いあらばこそでしょう。

 
 なかなか出会えないですね。しっかりしたアドバイザーとは。

 
 昔、私が受けたとあるオーディションで、他の受験者の子が言っていた言葉です。先輩か先生に言われ送り出されてきたそうです。

 空と海が青い内は何をしても大丈夫だ。お願いします。

 私も未だに、まだ「お願いします」と言っている儚い存在に過ぎない。
  

青い鳥は何を思う?

2008-01-29 11:41:35 | 日記風
 黒い鳥がいる。ううん微かに青い羽根・・・青黒い鳥。

 眠っている時に見た鳥。夢自体は他の部分もあるんだけど、特に印象に残ったのがこの鳥の部分。

 その青黒い羽根を持つ鳥が、窓辺に立っていた。
 まずい
 鋭いくちばしと鋭い爪。あんなの部屋へ入れたら最後、何をされるか判らない。私は次の瞬間動く。開いている窓を閉めなきゃ。このままだとあの鳥が部屋の中へ乱入してくる恐れがある。

 ううん、絶対乱入してくるっ。

 間一髪で、私は窓を閉めようとするんだけど。 
 鳥の奴が、足で閉めささないようにする 私は戦った。絶対こいつを入れてはいけない。
 
 激しい攻防の末、私は勝った

 鳥はそれがよほど悔しかったのか、次に自分の鋭い爪の1部をボキッ。
 自ら爪の1部を折ります。
 そして私を睨みつけ、窓を開けろと要求してきます
 「窓開けないとこの爪でガラス傷つけるわよ」
 って、自ら折って今や凶器と化した爪に1部を私に突きつける。

 それは困る。でも一旦締め出してるこいつを中に入れるとなったらそれこそ何をされるか判らない。
 「そんなこと絶対にさせないわよ」
 あの鋭いくちばしと爪の持ち主だもん。
 
 私達の睨みあいは続き・・・、どうも私が勝ったらしい所で目が醒めました。

 ・・・どういう象徴なんだろうと思うけど。

 鳥が青い色を帯びてるから、幸福の青い鳥?それを自ら締め出す私?自分の爪を凶器と化して脅迫してくる青い鳥?

 所で、ある1時期家のベランダに鳩が来ることがありました。しかも朝の5時とか6時頃。何故かいらっしゃる そして鳴くのです。
 「うう・・・うう・・・」
 鳩の声って何であんなに可愛くないんだろう?
 絶対誰かが絞め殺されてるとしか思えない声でした。
 朝から脅えます。
 挙げ句、落し物までしていきます。

 ただ更に困ったのが、その当時いた猫です。鳩が来るとさっと窓によりその動きを追うのです。好奇心にらんらんと輝いた目です。そうじゃなくても家の子は顔の半分が目と言うほど、大きな目の持ち主だったので、ほぼ顔から半分飛び出したような眼球が、らんらんと鳩を追います。らんらんと鳩を追う様はもう狩人です。
 こっちは朝から今にも窓を蹴破り飛び出していきそうな猫を止めるのに必死です。

 朝の5時やら6時やらにです。

 鳩は絞め殺されそうな声で鳴いてるし、落し物はしていくし、猫は鳩を目で追ってるし。

 この夢を見てその騒々しかった頃の光景をふと思い出しました

空も飛べる筈

2008-01-29 00:00:06 | 日記風
 泣けない

 別に泣かなくてもいい。笑うんでもいい。要は感情を動かしたい。 

 動かないんだな
 心も凍結 していますって感じだ。

 私は私で一生懸命やってきたつもりだったんだけどね・・・って所でグルグル考えが回っている。
 誰にも心が届いてないと思うんだけど、それはこっちが勝手に思うことであって、相手がどう思っているかとは別の問題なんだよね。

 どんなに心を込めたにしても、相手にはただの迷惑って言うのはある 

 考える視点を変えると「そうかー」って納得することはある。
 私の視点からすると、相変わらず「何で判ってくれないんだろう?」なんだけど。

 凍結した心を解かそう、とりあえず。

 何でもいいからその辺にある戯曲で何かを演じてみるのもいいかもしれない

 それだけでも救われることはある。ちょっと大きめの声を出して何か感情をぶつければ、それだけで心が変ることもある

 空も飛べるような気がするものよ
 その為の娯楽だものね。

明るい兆しを

2008-01-28 11:34:35 | 日記風
 役者コースの15期生も卒業公演がそろそろ終了となります。
 
 今回は個人的に知ってる子はいなかったけど。
 悔いのないよう思いっきりできたでしょか?
 芝居もまた一期一会だと思います。

 以前の他の期の時、研修生に友達がいました。公演が始まるのはいつも通り、1月から。行かなきゃな~、と思っていたんだけど。原稿書かなきゃいけないプレッシャーとアルバイトのことで時間が上手く合わず、彼女の1回目の時は行けなかった。
 
 なのに、その友達から「石川さんが見てくれてると思って安心してやってたのに」と後で言われた。
 
 何故二デスか?
 
 卒業公演で役者コースが緊張してる時、こっちも〆切り間際でずっとパニック状態だったんだけど
 彼女の2回目の時は勿論行きました

 ・・・なんか1回目行って上げなかったの悪かったかしらって、ちょっと気にした。

 今年は、去年の8月からずっとパニック続いてるようなもんだったからな。最近落ち着き取り戻しても、やっぱり2月末には〆切があるしね。
 
 休まらんのだよ、気が。 

 でも役者はいいよな。舞台立ってスポット浴びて。 お花もらったり色々あるけど。戯曲塾なんて〆切り終わっても「良かったね」でも「頑張ったね」でもなくスルーされて。やがて闇に葬り去られる・・・。

 うーん。なかなか淋しいのだ。〆切り終わって花束もらうとかないもんなぁ。

 普通に公演してても、演出と、作者(脚本家)が違う場合、打ち上げの席に、作者はいなかったりするもんな。他に仕事があってこられない場合もあるでしょうが、もう入りずらい雰囲気ができてるってこともない訳じゃない。

 

 15期生のみな様、ご苦労様。悔い無きことを祈っております。

 私はやっと起きられるようになってきたので、しょうがない午前中に内科に行って来よう
 まだ病院行ってなかったの?
 前に使って残っていた解熱剤などあったのだよ。

呼ぶ声が同じ

2008-01-28 00:07:19 | 日記風
 何故か最近はみんな個性的な名前を付けます。
 日本は名前の付け方のバリエーションが他の国に比べ多いらしいんです。

 読みと漢字の組み合わせ、+当て字も存在するから。
 私にしても「洋子」(ようこ、ひろこ)と2通り読めますし。
 「宇宙」と書いて、コスモ君、そら君みたいな当て字にしちゃうと、かなり無限大。

 名前は誰でも読める簡単なものがいい、とある頃から思うようになりました。

 あまりにもバリエーション多いから。

 あまり多い名前も悲しいなけど。

 自分自身の名前を子供の頃は、完全に嫌だった。(今も・・・あんまり嬉しくはないけど)1クラスに2人はいる名前だったから。

 でも今、淋しいなって思うのは、同じ名前の人が存在すると、その呼ぶ声にふと心が動いてしまうから。

 私の場合は人ではなくて、猫です。今はいない猫です。
 ペットにはたまにいる「姫」ちゃん。他の猫や犬がそう呼ばれてる声を聞くと、ふと反応します。
 呼ぶ声が一緒。多分掛けている愛情も一緒。

 その時、その声を聞く気分によっても違うのでしょうが、ふと何故あの子はいないのだろうと思ってしまう。
 
 猫ですらこれだけ淋しいと思ってしまうのに、人で、わが子であればどれほど辛いだろうと思う。

 世界で1つだけの名前だったら良かったのかな。
 そんなことなかなかありえないけど。

 気持ちの明るい時に聞けば、またとらえ方も違うのかもしれない。

 同じ名前の子がいてくれる。今も元気に生きていてくれる。そう思えれば、あの子も何処かで未だ存在すると希望が持てるのかもしれないけど。

・・・そんな、

2008-01-27 14:18:52 | 日記風
 眠れない
 ここ数日風邪で強引に薬で眠っていたせいか、肝心の夜、眠れない。結局午前5時まで眠れないまま。
 
 しかし恐ろしいことに気づいてしまう。

 エアコンのリモコンがきかなくなっている。よく調子が変だと思うことはあったんだけど、これは・・・電池が切れかけてるんじゃないの?

 そんな・・・。

 電気代がかかるからなるたけ小まめに切るようにしてるんだけど、これだと、電池を新しくするまで付けっ放しか、切りっ放しの選択肢しかないんじゃ・・・。

 エアコン本体を調べるんだけど、どうもエアコン自体には、切ったり温度上げたりする部分がないらしいのよ。あくまで操作はリモコンでってことらしい。
 
 切るだけなら、本体の電源(コンセント)を抜くという方法もある。
 
 けれど、切ったら電池を買ってこない限りつけることは出来ない。

 なんてーことだっ。

 しょうがないので、すっかり夜が明けてから体調が良い時を見計らい、近くのコンビニに行った。普通だったら100円ショップでしか絶対買わないんだけど、今は風邪ひきさんで遠出したくなかったんだ。
 
 5年は持つらしいから、まあよしとしよう。

 体調が良くないと悪いことしか考えが巡りません。
 けれど、そういう時に何故かお話作りが進んでしまう不思議さもあります。さすが午前5時まで眠れないだけあります。
 
 子供が積み木が上手く積めて、積めた積めた と喜んでいるのと同じ節はありますが、何でも良いのです。書ければ機嫌もよくなります なんだか元気になった気がします

 あー、風邪なんだよなぁ・・・。寒い中ウオーキングとか無理したのが却って良くなかったのかしら?

 只今、温暖化も忘れ、温度をガンガン上げさせていただいております。

天河伝説殺人事件

2008-01-27 00:03:46 | 日記風
 言わずと知れた浅見光彦ミステリーの1つです。

 天河神社行きたい。芸能の神様って言われてる所だから。けれど今はいけないので、画面で行ったような気分を味わう

 前にNHKの趣味とか教養の番組で、能面を打つって言うのがあった気がする。
 能面。そんなもん、素人が趣味で打っていいものだろうかと驚いたんだけど。

 昔の知り合いでも、趣味で能面打ってるって言ってた人がいた気がする。
 
 習いたい、ふと思った

 親から手先が不器用、緻密じゃないと太鼓判押されてるような私だから、そんなのが能面なんて打てるのだろうか?
 
 落ち着きはないは、アバウトが動いてるような人だからなぁ。
 
 だからやりたいと思うんだけどね。落ち着きとか集中とか身に付きそうじゃない?

 けれど、心静かにして打っていくもののような気がする。
 その反面、女が一心に打ったら、凄い情念がこもるような気がする・・・。

 老後の楽しみに取っておこうかしら?

 ドラマからは少しでも天河の神聖な何かが伝わったかしら?

 けれど、少しいい兆候よ。私は私らしくいればいい。そんな気がするようになった。
 それが1番の気がする

悪夢のあぶく

2008-01-26 00:10:14 | 日記風
  まだ新春の頃の街の様子。

 少しずつ体調が回復しているものの、ここまで来ると逆に焦らず行こうと思う。
 いつかは回復するものよ、焦ってみても始まらないとある種の開きの境地です。

 けど少しずつお話作りが進んでいるので、そういう意味では心穏やかです

 別に私が原稿が書けようとどうしようと、たいした問題じゃないんだけど、本人には重大な何かが含まれています。
 
 悪夢にうなされ続けているような・・・。

 小さいあぶくになってちょっとずつでもいいから消えて行って欲しい。

 相変わらず、筋を違えた左肩だか首だかは痛みがあります。
 もう少しの辛抱でしょう。

 全てはきっと夢みたいに上手く行くようになる。今はその小休符 の時だ。