チェヨンは姿を消した。
タンネは生存を信じるがどんなに探しても出てこない。痕跡もない。
それは逆に希望がある印だと言われるが…あの子は死んではならない子だとタンネはいう。
トンヒは生きたい目をしていなかったという。
兄のシヨンは寺で拝んでいるヨジンの元へ訪れ、あいつが極楽浄土へ行けるように祈ってくれという。
昨日、チェヨンは盗賊に襲われ、生死が判らなくなっていると聞かされた。
ヨジンが探すつもりらしいのをシヨンは私が弟なら止める。お嬢様を巻き込みたくないはずだという。
チェヨンはソンチェと言う商人の一行と一緒だったと告げた。
シヨンの剣の師匠はもうお前の傍にいる必要が亡くなったと去ってしまう。
ヨジンはトンヒを呼び、チェヨンのことが聞きたいという。あの人は笑顔を見せたの?どんな辛い時でもいつでも笑顔だった。だからそれが気になるという。
トンヒに取っては意外な質問だった。しかしヨジンは生きていると信じている。だから最期がどうだった、そんな話は聞く気はない。
ヨジンは生きていると信じ込んでいる話を聞き、なんだか心が軽くなったという。
チェヨンはカンの娘、ザヨンに助けられていた。ある程度チェヨンの回復を見ると、ザヨンは私の役目はこれで終わりだと言い、去って行った。
父に母のユ夫人が食事も薬も拒否していることから、医者を帰るかと言う。それとチェヨンの葬儀をどうするかと聞くが、父は、誰が連れ去ったと思う?と聞く。お前か?
シヨンはあっさり認め、自分の知らない所へ運べと言ったという。
父は弟を亡き者にしてなにを得するのだ?と聞く。父さんと僕の価値観は違います。僕は財物に関心はない。しかし、何か得る物があるから、そのようにしたのだろうと聞かれ、困りましたね。チェヨンのためにしたことです。
チェヨンがいないと財産の管理はお前がしなければならない。財産もお前のものだ。
シオンは管理はしたくない。まして財産等依頼ないという。
お前は身分が低くても私と弟の後押しがあれば宮廷に入れる。
この世は頭の悪い物ばかりだ。四方に物産の取れる国があり、民を使い米100俵を作らせればいい物を10俵で騒いでいる。
もう少しうまくやればいいものを、目先の利益に目がくらんでいる。このままではこの国は他国に乗っ取られると父、フィチャンはいう。
だから家の金の管理がいやなら、国の管理をしてみないかとシオンに持ちかけるが、2つの理由で嫌だという。
1つは王になれば窮屈な服を着ます。もう1つは王になっても父さんの指示を仰がなければならない。
それに最近は他のことに興味が出てきたという。
シオンは街から付けられ、人通りの少ない所で襲われる。牢に入れた男にお前の狙いは、師匠のカンか?と聞く、いや、カンが持っているものか?
シオンは何を狙っている?もし教えれば手伝ってやると言う、奴の居場所はおれしか知らない。いい取引だと思うぞと相手をなんとか乗せようとする。
カンがいつものように山の小屋で酒を飲んでいると大ぜいが襲ってくる気配がした。それに手を貸したのは、シオンだ。
カンは酒を飲みながら1人で何十人と戦った。途中からシオンが手助けをする。
カンは酒に火を付け、火をまきちらし、奴らから逃れた。
カンは煙で目をやられたようだ。シオンにおぶされながら、川へ行けという。
そして父親が死にそうなのに娘はどこ行った?ザヨン、ザヨンと呼んだ。
そのザヨンはある場所へきていた。
カンはシオンが洗いましょうと持ってきても無駄だという。毒入りの砂でやられた。もう目は見えないという。
解毒剤はないのか?と聞くがあればとりに行く。今の自分には娘が必要だ。ザヨンは家だとシオンは言い呼びましょうかというと呼んでくれと言う。
1人で娘を呼びに行ったはずのシオンは思い通りに作戦が進んだらしい。一石二鳥だと呟く。
ザヨンはある船の乗り込む。そして地下へ降りる。そこにはチェヨンらしき者ががいた。そして気を取られている内に砂状の物を顔に巻かれ、気を失う。
シオンは時間を置き、カンの元へ戻ると娘がさらわれたことを告げる。手紙が残っていた。それをシオンが読み上げる。
マッポの船着き場で卯の刻に物と取引だと書いてあるという。
シオンは物とはなんです。
シオンは娘を救うべきだと言うが、あれは渡せないとカンは苦しむ。
シオンはイスを探しだす。師匠の娘が拉致され手を貸してほしいという。しかし師匠と呼ぶのは止められている。父から頼まれ、私を訓練したからです。
カンは中国の刺客に狙われるほどの物を昔持ち出した。娘を拉致するとは卑怯だというシオンに、卑怯なことは嫌いかとイスが聞く。
卑怯者にならるなら死んだ方がましでしょうとシオンは答える。
イスは卑怯なのは嫌いなのだろう。だったら正面から戦うしかないという。
2人は正面から船をこいで、中国の刺客のいる船に向かった。
例の者は持ってきたのか?当然だ。娘は無事か?無事だ。
中国語で交わされているのをいいことになんと言っているというイスに、カン意外近づくな。他の者が近づけば殺すと言っていると嘘をつく。
シオンは続けて、悪いが俺は物の正体を知って気が変わったと中国語で刺客に告げた。
約束しただろ?という刺客に、シオンは平然と約束したかな?忘れた。けれど物も女もいただくという。
相手は一斉に剣を抜いた。イスがすぐにそれに飛びかかる。
シオンも加勢するが、イスから、女を探せと言われ、そして無事ザヨンを探しだした。
再び火を放ち、2人は船を後にする。
街ではパクの家では息子が死んだのに葬式も出さないのか?と噂に鳴り始めている。その間に飯にありつこうという魂胆だ。
所で何故死んだんだ?と聞くと友だちをホドチョンに売ったんだ。獣に食われたらしいと、事実ではないことがまかり通っている。
チェヨンはまだ身体が動かせない。無理をすればどうにか歩けるくらいだ。
火薬が2回爆発した。1人の男が近づいてくる。そして足で転がし、死んでるなといい、地面の中から何かを探そうとするが、出てこない。もう1度チェヨンを揺するが、反応らしきものがないので、立ち去ろうとするとチェヨンが動いた。
しかし男は助けもせずいってしまう。
お坊さんがヨジンを訪ねてきた。自分で調剤した薬を渡す。
お坊さんに医術を覚えようとすれば、長い時間がかかりますよというが、昔。使用人がお腹を壊したことがありました。それを目も見えない耳も聞こえない方が鍼で直し、ひっくりしました。
ミン先生ですね。
そして10歳のとき男の子の脱臼を直しました…チェヨンのことだ。それが自分が施した最初の医療でしたと話す。
居術をミン先生の所で覚え生きている実感が持てました。私も生きていていいと思えました。うぬぼれかもしれませんが、この世には必要のない人もいます。でも私はそうじゃない。そう思えるだけで安心しました。
先日の男の家の前にチェヨンが倒れていた。男はチェヨンの痛そうな所を踏みつけ目を覚まさせ、お前地からはあるか、働いたら食わせてやるぞという。チェヨンが怪我を見せると、先に飯か、と男は家に入る。
放っておいて、チェヨンはいう。僕には食べる資格がないという。
男がひつこく聞くから、子どもの頃からの親友を討ち首にしたと答える。
それで?なんで食べる資格がないんだと男は更に聞く。チェヨンはどう答えればいいか判らない。
カンは助け出された娘の世話を受けていた。しかし1人になりたいとカンは言う。
何故燃やしたの?とザランは聞く。娘を助けることの方は大変だ。地図はしょうがないとシオンは答える。
お父さんから地図のことを聞いてないの?ザランは聞くが、聞いたが俺には信じられない話だった。
あれは…ザランは言いかけ話を止め、奴らを探すという。
ザランが去ったあと、シオンは懐から布に包まれた物を出す。あれは由来ある地図の場所を示すものだ。
それは…恐ろしい地図。多くの生命を奪った地図。
シオンは地図を広げ、面白くなりそうだと呟いだ。
タンネは生存を信じるがどんなに探しても出てこない。痕跡もない。
それは逆に希望がある印だと言われるが…あの子は死んではならない子だとタンネはいう。
トンヒは生きたい目をしていなかったという。
兄のシヨンは寺で拝んでいるヨジンの元へ訪れ、あいつが極楽浄土へ行けるように祈ってくれという。
昨日、チェヨンは盗賊に襲われ、生死が判らなくなっていると聞かされた。
ヨジンが探すつもりらしいのをシヨンは私が弟なら止める。お嬢様を巻き込みたくないはずだという。
チェヨンはソンチェと言う商人の一行と一緒だったと告げた。
シヨンの剣の師匠はもうお前の傍にいる必要が亡くなったと去ってしまう。
ヨジンはトンヒを呼び、チェヨンのことが聞きたいという。あの人は笑顔を見せたの?どんな辛い時でもいつでも笑顔だった。だからそれが気になるという。
トンヒに取っては意外な質問だった。しかしヨジンは生きていると信じている。だから最期がどうだった、そんな話は聞く気はない。
ヨジンは生きていると信じ込んでいる話を聞き、なんだか心が軽くなったという。
チェヨンはカンの娘、ザヨンに助けられていた。ある程度チェヨンの回復を見ると、ザヨンは私の役目はこれで終わりだと言い、去って行った。
父に母のユ夫人が食事も薬も拒否していることから、医者を帰るかと言う。それとチェヨンの葬儀をどうするかと聞くが、父は、誰が連れ去ったと思う?と聞く。お前か?
シヨンはあっさり認め、自分の知らない所へ運べと言ったという。
父は弟を亡き者にしてなにを得するのだ?と聞く。父さんと僕の価値観は違います。僕は財物に関心はない。しかし、何か得る物があるから、そのようにしたのだろうと聞かれ、困りましたね。チェヨンのためにしたことです。
チェヨンがいないと財産の管理はお前がしなければならない。財産もお前のものだ。
シオンは管理はしたくない。まして財産等依頼ないという。
お前は身分が低くても私と弟の後押しがあれば宮廷に入れる。
この世は頭の悪い物ばかりだ。四方に物産の取れる国があり、民を使い米100俵を作らせればいい物を10俵で騒いでいる。
もう少しうまくやればいいものを、目先の利益に目がくらんでいる。このままではこの国は他国に乗っ取られると父、フィチャンはいう。
だから家の金の管理がいやなら、国の管理をしてみないかとシオンに持ちかけるが、2つの理由で嫌だという。
1つは王になれば窮屈な服を着ます。もう1つは王になっても父さんの指示を仰がなければならない。
それに最近は他のことに興味が出てきたという。
シオンは街から付けられ、人通りの少ない所で襲われる。牢に入れた男にお前の狙いは、師匠のカンか?と聞く、いや、カンが持っているものか?
シオンは何を狙っている?もし教えれば手伝ってやると言う、奴の居場所はおれしか知らない。いい取引だと思うぞと相手をなんとか乗せようとする。
カンがいつものように山の小屋で酒を飲んでいると大ぜいが襲ってくる気配がした。それに手を貸したのは、シオンだ。
カンは酒を飲みながら1人で何十人と戦った。途中からシオンが手助けをする。
カンは酒に火を付け、火をまきちらし、奴らから逃れた。
カンは煙で目をやられたようだ。シオンにおぶされながら、川へ行けという。
そして父親が死にそうなのに娘はどこ行った?ザヨン、ザヨンと呼んだ。
そのザヨンはある場所へきていた。
カンはシオンが洗いましょうと持ってきても無駄だという。毒入りの砂でやられた。もう目は見えないという。
解毒剤はないのか?と聞くがあればとりに行く。今の自分には娘が必要だ。ザヨンは家だとシオンは言い呼びましょうかというと呼んでくれと言う。
1人で娘を呼びに行ったはずのシオンは思い通りに作戦が進んだらしい。一石二鳥だと呟く。
ザヨンはある船の乗り込む。そして地下へ降りる。そこにはチェヨンらしき者ががいた。そして気を取られている内に砂状の物を顔に巻かれ、気を失う。
シオンは時間を置き、カンの元へ戻ると娘がさらわれたことを告げる。手紙が残っていた。それをシオンが読み上げる。
マッポの船着き場で卯の刻に物と取引だと書いてあるという。
シオンは物とはなんです。
シオンは娘を救うべきだと言うが、あれは渡せないとカンは苦しむ。
シオンはイスを探しだす。師匠の娘が拉致され手を貸してほしいという。しかし師匠と呼ぶのは止められている。父から頼まれ、私を訓練したからです。
カンは中国の刺客に狙われるほどの物を昔持ち出した。娘を拉致するとは卑怯だというシオンに、卑怯なことは嫌いかとイスが聞く。
卑怯者にならるなら死んだ方がましでしょうとシオンは答える。
イスは卑怯なのは嫌いなのだろう。だったら正面から戦うしかないという。
2人は正面から船をこいで、中国の刺客のいる船に向かった。
例の者は持ってきたのか?当然だ。娘は無事か?無事だ。
中国語で交わされているのをいいことになんと言っているというイスに、カン意外近づくな。他の者が近づけば殺すと言っていると嘘をつく。
シオンは続けて、悪いが俺は物の正体を知って気が変わったと中国語で刺客に告げた。
約束しただろ?という刺客に、シオンは平然と約束したかな?忘れた。けれど物も女もいただくという。
相手は一斉に剣を抜いた。イスがすぐにそれに飛びかかる。
シオンも加勢するが、イスから、女を探せと言われ、そして無事ザヨンを探しだした。
再び火を放ち、2人は船を後にする。
街ではパクの家では息子が死んだのに葬式も出さないのか?と噂に鳴り始めている。その間に飯にありつこうという魂胆だ。
所で何故死んだんだ?と聞くと友だちをホドチョンに売ったんだ。獣に食われたらしいと、事実ではないことがまかり通っている。
チェヨンはまだ身体が動かせない。無理をすればどうにか歩けるくらいだ。
火薬が2回爆発した。1人の男が近づいてくる。そして足で転がし、死んでるなといい、地面の中から何かを探そうとするが、出てこない。もう1度チェヨンを揺するが、反応らしきものがないので、立ち去ろうとするとチェヨンが動いた。
しかし男は助けもせずいってしまう。
お坊さんがヨジンを訪ねてきた。自分で調剤した薬を渡す。
お坊さんに医術を覚えようとすれば、長い時間がかかりますよというが、昔。使用人がお腹を壊したことがありました。それを目も見えない耳も聞こえない方が鍼で直し、ひっくりしました。
ミン先生ですね。
そして10歳のとき男の子の脱臼を直しました…チェヨンのことだ。それが自分が施した最初の医療でしたと話す。
居術をミン先生の所で覚え生きている実感が持てました。私も生きていていいと思えました。うぬぼれかもしれませんが、この世には必要のない人もいます。でも私はそうじゃない。そう思えるだけで安心しました。
先日の男の家の前にチェヨンが倒れていた。男はチェヨンの痛そうな所を踏みつけ目を覚まさせ、お前地からはあるか、働いたら食わせてやるぞという。チェヨンが怪我を見せると、先に飯か、と男は家に入る。
放っておいて、チェヨンはいう。僕には食べる資格がないという。
男がひつこく聞くから、子どもの頃からの親友を討ち首にしたと答える。
それで?なんで食べる資格がないんだと男は更に聞く。チェヨンはどう答えればいいか判らない。
カンは助け出された娘の世話を受けていた。しかし1人になりたいとカンは言う。
何故燃やしたの?とザランは聞く。娘を助けることの方は大変だ。地図はしょうがないとシオンは答える。
お父さんから地図のことを聞いてないの?ザランは聞くが、聞いたが俺には信じられない話だった。
あれは…ザランは言いかけ話を止め、奴らを探すという。
ザランが去ったあと、シオンは懐から布に包まれた物を出す。あれは由来ある地図の場所を示すものだ。
それは…恐ろしい地図。多くの生命を奪った地図。
シオンは地図を広げ、面白くなりそうだと呟いだ。