ゴースト・キラーを追いかけ
マクナマラ家とFBIの内部に内通者がいることに気づいてしまった…、マクナマラ家は買収を繰り返し、ゴースト・キラーだったスティファニ―の罪さえ、隠ぺいしていた…
私は妻よ。医師なの。訴えるブレナン…
しかし、警備員を呼ぶと看護師にブースに近寄るのを拒否される。
それは2日前――――
いつもの朝、ブレナンはドイツ・ベルリンへ赴任するかもしれないからとブースにドイツ語を教えていた。
しかし、ブースは「トイレはどこですか?」これだけ判ればいいという。
どちらにしろ下院の公聴会で承認を取らなければダメだという。
しかしドイツ語を教えたいブレナン、そこへ、いつものようブースに電話だ。
相手は知らない相手だ。マクナマラ家とFBIのことについて話があるとその人物は言った。
ブースは「サディコイ&メ―プリアで午後3時」と相手に告げる。
ブレナンは様子を察し、機密回線なのにというが、ブースとしては会ってみなければ、敵なのか味方なのか判らない。
スイーツに調べてもらうが、プリペイドカードだったという。
先に消防車が行っているという。
つまり、ブースに連絡を取って来た相手は…
トレーナーハウスが全焼していた。
胃が爆発したらしい。
酒びんが転がっている。
しかし、そんなことで、火がついて爆発するか?
身体が爆発し骨片も肉片もあちこちに飛び散っていた。
それをラボの面々が1つずつ採取していく。
寝たばこが原因だとサローヤンはいう。
この人物がブースに連絡してきた人物なのか?
違う恐れもあった。
しかし、何か重要なことを話そうとして先回りして殺された可能性もあった。
その人物は白人で、30代半ば、ボディーアートをしていた。
ブレーカーがオフになっていたことにブースが気付く。
暗闇の中で死ぬのを待つ人間はいない。
ラボにトレーナーハウスごと運び込み、あちこちに飛び散った、遺体の断片を集め続ける。
アンジェラはトレーナーのオーナーはウェスリー・フォースターだという。
しかし本人であるかは判らない。
頭蓋骨から免許所の写真を合わせてみて、ブレナンはそうだと確信した。
彼は煙で死んだんじゃないとサローヤンとブレナンは答えを出していた。その前に殺されていた。
スイーツはフォスターのことを調べた。彼は元々は「クロエクレ」の記者で5年前妻に逃げられキャリアも失っていた。
それ以降は陰謀を訴えるような記事をブログに書いていたが、ほとんど注目をされなかった。
その中にはマクラマラ家やFBIのこともあった。何千回も投稿していた。
ブースはそれだけなら死んでいないという。そして判るまでフォスターのことは内緒にしろという。
マクラマラ家とFBIのことが再び浮上したと副長官とキャロリンに言うかというスイーツにそれもFBIの陰謀かもしれないから黙っていろという。
実習生のフィッシャーは新しいセラピストから、こんなにむごい遺体が存在するということを学び(?)憤慨していた。(今までダークで美しい…みたいな発言はあった)
死亡時にか歯が欠けたの部分がある。しかし防御そうがない。チューブでアルコールを流しこんだとフィッシャーはいう。
フォスターのハードドライブは消えていたとアンジェラが言った。
ホッジンズは陰謀を暴こうとしたなら、もっと安全な所に隠してるはずだという。
アンジェラはブースにフォスターが最後に勤めていたのはマクラマラ家系列のクライアスという警備会社だと告げつ。
ブースは夜間警備をしていたなら、コンピュターで情報を見ることができたはずだと思う。
クライアスから来たスーザン・シュプルング; スプルング…スプリング? (Susan Sprung )はフォスターを知らないと言った。
全員派遣だという。
そしてシステムへの侵入は不可能だという。
政府に人を派遣している。取引内容と業務報告書のリストを見せてくれというブースに彼女は断る。
人の生命より大事かというが、動じない。
ブースは捜査令状を取ると言った。
サローヤンはフォスターは1年前くらいに心臓麻痺を起していたという。
ホッジンズは酒とたばこだという。
そんなとき、フィッシャーがある肉片を見つける。
サローヤンは乳首だという。その先に何かが付いている。
ピアスだ。ホッジンズは、あまりにしっかりした金属のピアスで珍しいという。
サローヤンが顕微鏡で見てみると、そこには暗号が書かれていた。
しかし、焼けてしまってほとんど読めない。
キャロリン判事は令状を取りたいが、3人の判事に5分で追い返されたという。
理由は「国の安全のため」だという。
でも殺人だとスイーツがいうが、全ては虚しい。
ブースはかねてから約束だった、副長官とハドリー議員との昼食に向かう。
サローヤンや、ブレナンはフォスターを拷問するつもりが殺してしまったんだと結論を出していた。
アンジェラはチップからどうにか情報を回復させたがすべてではない。
ホッジンズが賭けのようにして最終的に更なる情報を引き出す。
銀行の取引記録、会合記録、盗んだメールまである。中には外国高官のものも含まれていた。
ブースはその記録の中に自分が撮った写真があることに気付いた。
ウルビー上院議員の娘のもので、彼はその写真により、選挙自体を辞退した。
これらは金ではなく人を操る情報だ。
キャロリンは黒幕を突き留めないと厄介なことになるという。
ブースは黒幕は表に出てこない。そして脅された者は誰に脅されたのかも判らない、と言った。
ラボでは犯人は3人、2人は白人で1人は黒人だ。そして利き手も突き止めた。
マクナマラもまた踊らされていたのかもしれない。 FBIの誰かが20年くらい前から操って来ていた。
スイーツは判ったことを公表してみればどうかと言うが、ブースは黒幕は謎だし、脅迫された不意打ちを食らっただけの人も多い。その人達を破滅させることになるという。
とにかく黒幕を突きとめないことにはどうしようもない。
フォスターの受けた拷問はデルタフォース(イラクに使ったもの?)だとブレナンはいう。
しかし、その証拠がない。
ブースは今は無理だと思いブレナンもまた今は奴らの勝ちだと思った。
ブースはフォスターの死を事故と発表してくれと言った。
奴らはそれを信じる。時間稼ぎだ。そして主導権を取り戻そうとした。
公聴会の日…。
昨日のハドリー議員の機嫌がいい態度とは一変し、ブースを責めに回った。
ダニエル・ジョンソンケトナーとはどういう関係だという。
ブースは機密だから答えられないというが、2002年に米国市民がパキスタンで暗殺されたという。
公聴会に駆け付けたブレナンも、
副長官も
ハドリー議員の真意を測りかねた。
ブースは政府の命令で作戦だったから、いうことはできないというが、通じない。
そして、公聴会の会場から出たブースとブレナンは記者達に追いまわされる結果になった。
ブレナンは「ノーコメント」と叫んだ。
誰かが手をまわした。
事件を諦めてないことを知った。
ブースとブレナンはそれぞれ考えた。
ブースは昇進の話自体が罠と聞いても驚かないという。
ゴースト・キラーの事件の真相に…マクナマラ家に近づき過ぎたんだとブースはいう。
だったらラボだってとブレナンはいう。
見せしめだったとブースは言った。
副長官はブースを信じるという。
昇進は見送りだとブースは言い、休職扱いになると言われたが、実質解雇だという。
ラボではフィッシャーが金属を見つけた。デルタフォースが使う腕時計のバンドのものだった。
サローヤンは逆から調べられるという。
過去15年の名簿と突き合わせた。
FBIで荷物をまとめているブースの所へ訪れたブレナンは、ブースを見はっている人が目をそらすようキスをし、その手にメモを渡す。
「ハドリーは脅されていた」と書いてあった。アンジェラがその証拠の写真を見つけていた。
ブースはハドリー議員が寝返った原因を突きつけた。
ハドリーはブースに、君が思うより敵は大きいと言い、放っておけという。
ブースは情報は手に入れた公表すると言い、ハドリーの所を跡にした。
ブースはブレナンに荷物をまとめさせ、クリスティンと共に父のマックスの所へ行けと言った。
ブレナンは嫌だと言ったが、子どものことを考えば、それが最善だ。
ハドリーが連絡すれば、デルタフォースが40分でここに来る。
ブレナンは、絶対に死なないでとブースに言い、家を出る。
ブースはデルタフォースを待ちうける準備を始めた。
そして…