歴史はカメレオン

2012-08-31 18:00:00 | 日記風
 歴史であり、今現在起きていることでも、どうとでも解釈できるのよね。

 歴史の場合、時代が経ってそれまでできなかったことが科学の進歩で分析でき、判って変わることもある。


 でも、1つの出来事に関し、それを知った人の意見って百なら百通りあると思う。

 むしろ、その理論を展開する人の育ち、性格、遺伝子を調べた方がいいかもしれない場合もある。
 その人独自の考え方があれば、回りが驚くような推理を展開してしまう。


 証拠を集めて組み立てたものだ、と言ってもそれがどこか一か所、過去で記述違いがあれば、そのあとの人間が組み立てる推論は嫌でも間違う。

 でも、どこが間違ってるかなんて、大昔の資料なら判らない。

 たまーに、他の文献と照らし合わせて、ここが違うと調べ上げる人もいるけどね。


 この間、テレビでJFKのことを放送していて、マリリン・モンローは暗殺された扱いになってるけど、これだって、別にそうと決まったわけではないはずだ。

 ブロンドの頭の軽い女優という役回りを彼女は演じていただけで、本当は違ったかもしれない。
 少なくともモンローウォークを生み出したり、自分を魅力的に魅せるテクニックを編み出したんだから、それを考え実行する能力はあった。

 誰かの資産家の妻になりたいのであれば、身辺を整理して、とにかく相手の男性に気にられ、若干、回りの新族には嫌われても男性の心をがっちりつかめばいい。
 こっちの方が、やることが少ない分、楽なのよね。

 でも仕事で自分を魅せる技を考えるというのは、もっと頭を使う。

 スクリーンの向こう側にいる何千何万の人々納得させる必要があるわけだから。

 頭の軽い女優を演じるくらいは簡単かもしれない。しかしそこに現実とのギャップがあれば、悩みはする。


 今朝も早くからネットを見ていて、現在進行中の拉致問題を見ていても、解釈の仕方っていろいろあるのね~と思っちゃったの。

 みんな着眼点が違うから、そこから推論をスタートすると違う話になっていることがある。

 とにかく解決していない今、どうとでも言える。どれもあってる気がする。

 でも事実は1つなんだろうね。


 これも真実が明かされても、納得できないこと、どうしても答えの出ない半端なことは出る。

 そうすると、まだ語られていないミステリーがあると謎の定義が出ると思う。



 でも意外と事実なんて簡単で、過去の「誰が○○を殺したんだ?」でもたまたまその日思い立ってある人物を呼びだした人物が、どこにも記録に残っていないから、判らない。
 本当は話をするだけのつもりが、つい感情が高ぶって殺しちゃった。

 それだけかもしれない。

 でも、いろいろな証言が後世に残り(その頃も事件が起これば当然取り調べはあるから、アリバイ工作なんてしたら、もうぐちゃぐちゃになってるかもしれない)その場でつい殺しちゃっただけが、歴史の謎として残ってしまっているのかもしれない。

 その方が、あとあと知る現代人にとってはミステリーで刺激的だものね。

 そしてとんでもない陰謀が裏で動いていたということになってるかもしれない。

 あの世で当事者はびっくりしてるかもしれないな。

 と、現実に今動いていることも過去の歴史も、いろいろ姿を変えるカメレオン。

 歴史に関してはそれが、私たちに歴史の謎という夢を与えてくれているが、現実の問題は痛みを与える。

発想の転換なんだろうね ~デンマーク、試験中もPCで検索可能

2012-08-31 15:00:00 | ニュース
 デンマークは元々「カンニング」と「参照」の感覚が違うらしい。似て非なるものって考えだ。

 2008年から試しで始まったそうだが、ネットで検索OKなんだって。

 普及率が8割と高いから今更、それを止めたところでどうにもならないだろうって感じなのかな。

 テストも普段通りにやらないと意味がないと思ってるそうです。

 

 他はね~、持ちこませまいと必死なのにね~~。


 最初は国語、数学、科学だったが、今年から6科目増やすことを発表したそうだ。

 14年からは英語もOK。


 テストと言っても怖いものなし!


 でもツイッター、SNSで誰かに聞くのはダメなんだって。あくまで自力で調べろということらしい。


 でも生徒を信頼しているかと言えば、そうでもなくて、監督官が増えたとか、後でサイトのアクセス履歴をチェックしてるそうだ。

 だからか、大きな不正はないそうだ。


 彼らが見たいのは暗記力ではなく、考える力だそうだ。

 20年以上前から辞書も本も何冊でも持ちこみOKだったらしい。



 そうなんだよね、暗記力ではなくて考える力。これが大事。

 入れたところで、勉強できなくて、単位が取得できなくて卒業できない…って方がいいと思う。

 入るの大変。出るは簡単。それはおかしいかも?

人のことだと思ってるんだろ、仕事だと思ってるんだろ

2012-08-31 13:00:00 | 日記風
 昔、アルバイトをしてた時、これをしつこく行ってきた人がいた。

 そりゃ、仕事だから「そうです」とは言えません。
 でも仕事でも私は、わりと引っ張られて、切り捨てられない方だけどね。

 50代かもしかしたら60代の男性で、何度もしつこくクレームが入った。
 私の前に対応した人がどうしたらいいか判らなくなったくらいで、大きな間違いの記録を残したくらいだから。

 こっちは更に困るわよね。


 でも、この人のことはそのあとも凄い気になっていた。

 今まで、

 どーせ人のことだと思ってるんだろ。
 仕事でやってるんだろ。

 とあれだけしつこく言われたことがなかった。


 きっとこの人、今までそういう気持ちで仕事してきたんだろうなって思った。

 人って知らないことは言えないんだ。


 この言葉が出てくるということは、この人はそう思っていた確率がとても高い。


 でも仕事じゃなかったらね、きちんと説明して、ここは関係のない所だ、あなたが本当に連絡賭けるべきところはここだと説明してるのに理解しないというのは、仕事じゃなかったら、それこそ相手にしないだろう。

 初めて出会って、最初からクレーム一辺倒で接せられたら、そう思うよ。

 仕事じゃなかったら、そこで終わり。

 仕事だから、きちんと聞いてる。

 しかも日本だから。


 他国だったらこれだけ、説明して、更にクレームつけたら、相手はできないと捨てられるよ。

 それが仕事であってもね。それは私の担当じゃありませんって。


 日本人のクレームは寂しい。誰か私を構ってが多いという。カウンセリングも役目を果たさないといけないらしい。



 でも最近気付いた。


 仕事でもきちんとしてくれないことはいくらでもあるって。

 いい加減な仕事をして、申し訳ありませんもないって。

 日本も外国並みですかね。


 ここのところ、多いわ。

ミイラからクスリの痕跡…危ないわ

2012-08-30 22:10:58 | 日記風
 さあさあ、さあ、ペルーにまつわるお話をもう1つ。
 現代に近づいてます。

 でもないか?インカ帝国よりほんの少しの話だから。

 インカからもミイラが出てるそうだ。


 でも怖いわね~。ミイラが出るといろんなことが判っちゃう。

 古代アンデス人は向精神薬を使用していたらしい。

 そんなことまで判っちゃうのよ。

 個人情報よね~。


 インカ帝国ができる前。アンデス地方ティワナク帝国(チリ北部~ペルー南部)のティワナクの人々が精神状態に影響を与える物質を常用していた。

 これを手に入れるためにネットワークもあり。離れたところから輸入もしてたらしい。

 でも1歳のミイラから出てるとなると、ちょっと問題?
 ハルミンって名前らしい。幻覚作用を起こす物質でかなり強い抗うつ作用があるらしい。

 これは治療の目的で使っていたとも考えられる。出産とかね。それにも使っていたかな。そうじゃなきゃ、なんで1歳の子にそんなもの使うの?

 また宗教儀式に使ったとも言われる。

 1歳の子から検出される分には、母親から母乳をもらう際に流れ込んだという解釈もあるようだ。

 そうすると…今の危ない薬と変わらない?

 ティワナク帝国は紀元前400~1000年の間にボリビアのチチカカ湖畔に起源があるようだ。宗教と軍事力で領地を広げた。 
 

 でもペルーは今でもコカの葉は普通に噛んでもいい。食べ物、石鹸に混ぜてもいい。コカインって言うのは、コカに手を加えないとできないもので、コカはあくまで神聖なものだそうだ。

 確かに高地だから、こういうものがないと純粋に生きていけない地域かもしれない。


 でもハルミンを含む植物ってジャングルに生息するアヤワスカか、カービと言われる者にしか含まれていない。これはアマゾンにあるらしい。
 アマゾンの先住民族は、ジャーマニズムの儀式で使用している。

 そうなのよ、アマゾンからわざわざとりよせていたらしいのね。でも間にアサバ渓谷を挟んで500キロは離れてたらしい。

 それを乗り越える。

 乗り越える必要があった?

 ティワナク人はそういうものを積極的に使い、周囲の人々を自国の文化に引きこんでいたようだ。

 それがティワナクの魅力の1つでもあったらしい。



 うーん。いつの時代も国が繁栄するためにはいろいろな武器を遣う必要があるけど、彼らにはクスリだったのだろうか?

チェオクの剣 ~私ならぶっ殺してるね

2012-08-30 18:34:47 | 日記風
 思いがけず、連続投稿になってしまった。

 寺でどうにか意識を取り戻したチェオクは、去年誰か判らないが両親の位牌を備えたものがいるとスウォルから聞き、訪ねる。そして位牌を胸に抱き泣き崩れる。

 つらいわな。

 20歳そこそこ、なってないかもしれないのに、父親は罪に落とされ、母と兄とは別れ離れ、そして生き返ったものの子ども産めない身体になった。

 これで辛くなければ嘘だ。

 チェオクが位牌を抱きしめ泣き崩れているところに上手く実は実の兄・ソンべクが通りかかるが、女の顔が見えないため、泣いている女を横目で見るだけで、和尚の所へ向かう。

 和尚から、今、両親の位牌をみたいと訪ねてきた女性がいた。誰かここへ置いたのか聞かれ、どう連絡をとろうかと迷っていたところだと聞かされ、さっきの女に違いないと戻るが、既に女の姿はない。

 「チェヒ」
 妹の名前を呼びながら追いかけてみるが、その声は、チェオクには聞こえない。兄妹はここでもすれ違う。



 ナニ(長官の娘か?彼女も両班=やんばん=日本の武家さんみたいなもの)じゃないユンとの結婚を望んでいる。

 チェオクをユンが思っているのを知っているが、私も気持ちを隠しきれない。結婚してほしいと言う。
 私はお嬢様に相応しい者ではないというユンだが、後ろにチェオクがいるのを見、黙り込む。

 その場を立ち去ったチェオクにバカ息子のビョンテクが結婚してくれないかという。

 もうこれが、バットタイミングというか、可愛い子どもも作ろう。お前に似た女の子を育てようと、子どもが産めない女に言うんだから…。

 ビョンテクの父親から以前、息子との将来は考えてくれるなと言われたこともあるチェオク。頼まれても本当はいやだが、そのつもりはないと席を立ってきた。
 このビョンテクがチェオクのそばに行きたいがため、武官をテストを受ける。実技ではダメだったが、紙のテストの成績がよかったらしく、受かってしまう。

 そして、ビョンテクのあとはユンが言い出す。

 「私はお前の親にも兄にもなりたくない。自分が貧しい身分じゃなかったら、そんなことは言わなかったろう。私は1人の男としてお前を思っている。お前が心を偽らなければ…」
 しかし、チェオクにはけしてプラスになるとは思えない自分との関係をユンには言い出すことなどできないし、恐れ多い気持ちもあったのだろう。

 そして、最後に「お嬢様(ナニ)と結婚するつもりだ」と来る。


 だからさー。子どもが産めなくなってる女に、この仕打ちはひどいのよ。

 男は女さえいれば将来生まれるかどうかの子どもが頭にないけど、女は愛する相手がいたら、結ばれるなら当然子どもも込みで考えている。
 それを考えずに男と結ばれることを望む女はいないと思う。

 今のチェオクにとって、本当に辛い言葉を投げつけてる。

 私なら、バットタイミングで「子ども」の話をしたビョンテクとは100年待っても一緒にならない。
 そして、ユンの冷たい仕打ちにも、両方ともぶっ殺してやりたいくらい頭にくる。

 捕盗庁から籍を外され、ビョンテクのいる役所へ移される。

 ビョンテクはあ大喜びだが、その晩、上司が夜中に部屋に忍んできて、肩を揉んでくれという。女の部屋にそんな時間に来ることもおかしいが、やはり妾になれば、悪いようにしないと言われ、翌日、ビョンテクの役所も飛び出す。

 ナニを訪ねるチェオク。別れに来たのだが、私たちと一緒に暮さないかと言われる。
 ユンがチェオクを思っていることは承知している。嫉妬はしないから、チェオクがいなくなり、悲しむユンを見ることがつらいからだ。

 しかしそれもチェオクにはつらい選択だ。みんなで愛を分けましょう的発想なのかもしれないけど、これがこの世でできるのかどうかは、不明だ。それに2人の夫婦姿を見るのがチェオクには辛いだろう。 

 マ・チュクチの元を訪ねる。

 ソンべクを討ちたい。協力してくれないか?という。かつて砦に入りこんだ仲間だ。そして任務を勤めあげたら捕盗庁に勤めさせてほしいと言っていたマ・チュクチなのだが、武官の真似がしたかった。あんな生命掛けの仕事だとは思わなかったとすっかり弱腰だ。

 とりあえず、捕盗庁に勤めはしなかったがそれなりの褒美をもらい宿屋をしている。真っ当な暮らしができるようになっていた。

 しかし、妻が取りなす。人間以下の生活をしていたのをここまでにしてもらった恩がある。、マ・チュクチもそれは一緒だが、もう生命がけの仕事はいやなのだ。
 妻は「1か月前なら諦めていた。でも今ならまっとうな暮らしができる。だったら」
 とお腹に子どもがいることを告げる。

 しょうがなく、出かけていく、、マ・チュクチ。

 人を集め、盗賊ごっこをしようという。

 そして頭領はソンべクの妹だと噂を流す。

 放っておけない、ソンべクが一味を訪ねていくとそこにいる頭領の妹はチェオクだった。
 チェオクにとっては今はソンべクを討つことしかない。そのための罠だった。


 でも妹って本当なんだけど…。

 2人は剣を合わせる。
 剣を合わせる悪縁なら、縁を切らねばならないな。2人は真っ向から向かい合う。

 本当の兄妹とも知らず。

 どこまでもすれ違い、幸せになれないチェオク。

 チェオクはソンべクを討てるのか。それとも兄妹と知る方が早いのか。


 物語は既に佳境に入っている。

パリで夜明けのクロワッサンを

2012-08-30 18:00:00 | 日記風
 パリでは夜遊びの〆はクロワッサンだそうだ。

 遊ぶ時は思いきり遊ぶ。

 そして夜明けがやってくる頃、1番で開くのがパン屋なのだそうだ。だからみんなで夜明けを見ながらクロワッサンを食べるのがコースらしい。

 お国変われば、ですね。

 あちらは24時間やってる店というのは、まずないから、この朝早いパン屋というのはありがたいだろう。


 私が行った時、近くのパン屋は10時頃、やっと開いた感じに見えたけど、もっと前からやってたのかしら?

 日本でもパン屋は早いけど、せいぜい7時くらいからですよね。

 やはりその街にいないと見えない真実はいっぱいありますね。


 行きたいな。


 行けないけど。


 でもそこまで一緒に遊べる友だちを現地で作るのは大変だろう。
 日本人がオールをしていたら、いいカモになる。

 難しいわね。

 全ては言葉か。

 …そこの壁が、厚い。


 ぶち破れるときは来るのだろうか?

 ぶち破るしかない、か?

チェオクの剣 ~女であることも否定され…

2012-08-30 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 ついに来たわね。

 ユンを助けたい一心のチェオクはどうすれば、王に会えるかと聞く。

 幽霊にでもなることだ。そして塀を乗り越えれば誰にも気づかれずに王宮に入ることができるという。
 それくらい王に会うのは困難なのだ。

 しかし、ユンを助けたい一心のチェオクは塀を越え、王の前に姿を現す。しかし、王を守る者たちにめちゃくちゃにやられる。

 しかし、贋金を作っている奴らの本当の目的は謀反だ。そのための資金を用意していると告げる。


 戻ってくるチェオク。


 しかし、もう意識はない。どの医者に診せても手の施しようがないという。
 長官、ユンは共に釈放されたが、チェオクのあまりにも無謀な無茶を見て、言葉がない。そしてどうしても助けたいと思う。
 最後の頼みと王を見る医師を訪ねる。最初は頼むが、それでも聞き入れられないと知ると、脅迫してでも医師の気持ちを動かし、チェオクを診させる。

 生きているのが不思議なくらいだという。どんなにしても意識が戻らない。
 今で言う植物状態だろうか。

 ユンはチェオクを馬に乗せ、寺に行く。そこには彼らに武芸を教えたスウォルがいた。
 スウォルは気をいろんな形で注いでみるが、無理だ。

 あとは諦めるか、ユンに半湯剛気(パンタンカンギ)をしてみろという。

 殺せということか。ユンは言うが、死ぬか、意識を戻すか危険な技のようだ。
 ユンに殺されたのなら、チェオクも納得するだろうとスウォルに言われ、覚悟を決める。

 チェオクは服の中に手紙を隠していた。手当をしている間にユンはそれを見つける。
 7歳のときからユンと一緒で、父や母を亡くす哀しみさえ判らなかった自分にとってユンは大事な人だった。兄のように慕い、盗賊の頭領・ソンべクを討てなかったことを後悔している。ユンを助けるためなら生命を落としても構わないということが書かれている、言わば遺書だった。

 ユンにより半湯剛気を施されたチェオクは意識を取り戻す。

 スウォルにチェオクをしばらく置いておくというユンに、お前らは寺にいる縁ではない、といい、ユンを返す。

 しかし、チェオクにはお前は寺で過ごしてはどうかという。
 もう世俗に帰っても、普通の生活はできない。子どもを産むことはできないだろうと告げる。





 これなのよ。

 この時代の女性が子どもが産めないというのは完全に存在を否定されているようなもの。
 今なら不妊治療だのなんでもあるが、この時代、どうしても子どもがほしいなら、子沢山の貧乏人からもらうか、育てることのできない未婚の母からもらいうけるしかない。

 だからそこまでして生命を助けられることが幸せなのか、判らないのだ。

 人によっては生きながら女としての自分を否定され、殺されたのも同然だ。

 親を失い、兄とも生き別れ、子どもも産めなくなった女。もう家族(夫)を持つことも難しいだろう。
 チェオクが茶母である限り、ユンがチェオクに気持ちがあってももらい受けることは、彼の立場としては難しいだろう。
 それに、チェオクの心にはいつの間にか、不思議な縁を感じるソンべクがいる。

 何もかもがすれ違い。チェオクは全てを失ったも同然だ。

 この先、チェオクはどんな未来を見つけ出して行くのだろう…。

ミディアム 霊能捜査官 アリソン・ディボア ~ある朝起きたら私は誰でしょう

2012-08-30 13:00:00 | 日記風
 ある朝、夫のジョーと目が覚めたアリソンはサンドラ・オバノンになっていた。

 自分のあられもない姿を見、ジョーを殴りつける。浮気なんかしたことがなかったと責め出す。

 出て行こう…家に帰ろうとするが、彼女の携帯電話とバックを返してと叫ぶ最中に、次女のブリジットが突然「パパ、ママ」と叫び出す。

 ちょっと待っててくれとブリジットの所へジョーが飛んでいく間に携帯電話を見つけ、ジープに乗って出て行ってしまう。

 ブリジットの用は、トイレで紙がない。紙(神)に見放されていた。

 そのあと、キャメロン刑事に頼んで急いで行方を探してほしいと頼むが、通報が入る。

 知らない女がその家の奥さんの服を来て、キッチンでアイスを食べている。

 不法侵入者を迎えに行った警察は、あまり堂々としているアリソンではなく、おろおろしているスペイン人のお手伝いを捕まえそうになったくらいだ。

 ジョーはアリソンに、名前や霊を見られることなどをいい、何か感じることがないか?というが、サンドラには響かない。
 ジョーを退室させ、マジックミラー越しに自分とのやり取りを見せる。
 キャメロン刑事は「鏡で自分を見てみろ」と言い、見させるが、彼女に見えているのはトビ色の髪をした美人の自分の姿だけだった。
 彼女は夫はトーマス・オバノンで医師をしているという。そして彼女は石油によって莫大な遺産を相続していた。

 留置所にいるよりはいいと、精神療養所に行くことを勧める。直るまでだからという。
 
 アリソン(サンドラ?)は夢で「まだらのポニー」で飲んでいて夫に迎えに来てもらい、事故が起きたことを思い出す。

 次の朝、連絡が入り、奥さんの記憶が戻ったから迎えに来てほしいという。


 アリソンは退院手続きをいているジョーの隙を見てプレスコット総合病院に電話をした。夫のトーマス・オバノンが入院しているはずだという。

 そしてそこを訪ねたアリソン(サンドラ?)はそこに怪我をした夫の姿を見つける。

 そして自分とそっくりの妻・サンドラの姿も…。  

 なにが起きているか驚いたアリソン(サンドラ)はジョーの家に帰る。

 家では子供たちが迎え、これからクリスマスディナーに行こうとしていた。

 アリソンは記憶など戻っていなかった。振りをして自由になり家に帰ろうとしていた。
 ジョーと一緒にベッドに入るのを拒否するサンドラを、子どもたちと同じベッドに寝かせる。

 サンドラは夢を見る。車をぶつけた夫は森に潜ませていた妻にそっくりのリザを呼び寄せる。
 リザをサンドラそっくりに整形を繰り返していたのだ。車を猛スピードでぶつけたのも妻を殺すためだった。一緒に事故に合えば、疑われないわね?そして、愛人を妻といい、妻も怪我をしていると一緒に入院していたわけだ。

 まだ生きのあるサンドラの頭を殴り、そのまま土の中に埋める。

 目が覚めたサンドラはお手伝いもいないし、夫は入院しているからと自宅へジョーを誘う。

 そして、夫が他の女に宝石を買っていた領収書を見つける。
 そのあと、自分が埋まっている場所へジョーを案内し、自分の遺体を見つける。

 いい夫だったトーマスは徐々にろくでなしになり、浮気を繰り返していた。
 でも病院で自分そっくりの女に接していたのはかつて自分に接していたトーマスだった。

 トーマスは彼女の遺産を自由にするために愛人のりザを徐々に整形し、妻そっくりに作り変えていた。

 サンドラの無念を晴らしたせいか、いつものアリソンが戻ってくる。

 そして2人の携帯電話へのそれぞれに吹き込んだメッセージを聞き、最高のバレンタイン・プレゼントをもらったという…。
 いつもの2人だった。


 しかし、遺産が欲しくて、整形手術ができるからって、愛人を妻そっくりに整形する夫も凄い。
 費用も裏帳簿をつけたのか、誰かの手術代に上乗せしていたということだろうか?

 そこまでしなくてもと思うが、同じタイプの女を好きになるから、元々の骨格が似ていたりして、整形するのもそんな大変じゃないのかもね。

 大胆なことをしたわりには妻・サンドラの恨みで、夫のたくらみはあっという間に暴かれた。

 完全犯罪など、死者が起こさせないということだろうか。

その渓谷は警告していた、チンチョロ―文明のミイラの砒素中毒死

2012-08-29 20:57:56 | 日記風
 可哀想。

 チンチョロ―文明では、エジプト文明より先にミイラ作りを始めていた。

 しかも貧富の差がなく、子どもでも胎児でもミイラにしていた。

 していた理由は不明だ。葬式でも歩かせていたし、しょっちゅう補強していたことを考えると、亡くなっても身体は側に置いておきたいという意識があったのかもしれない。

 南米って遺体に関する考え方が独特なのよ。


 だから、他の地域の民族と違うのかもしれない。


 でも本当に乾いた砂漠から発見されているので、ミイラの状態がいいのね。。
 お陰で、エジプトで頭髪が残っていただけで、ニュースなのに、ここは皮膚も衣服も残っている。

 そしてもっと恐ろしいものも残っていた。
 カマロネス渓谷というのがあって、ここの水が飲料水として使われていたようだ。

 しかし、この渓谷の水は飲んではいけない水だった。

 高濃度の砒素が含まれていた。

 ミイラの頭髪を調べると砒素中毒だったことが判るのだという。

 砒素中毒で亡くなったからミイラ化したのかしら? でも毎日、この砒素の混じった水をみんな飲んでいたんだよね。長期で飲んでいると癌になるそうだ。


 ただ、流産率はとても高かったらしい。
 だから、流産したり、生まれてすぐの子をミイラにし出したのが起源か?とも言われている。

 
 しかし、これは遠い昔の話ではなく今でもWHOが定める安全基準の100倍はあ砒素が検出されるそうだ。

 今は外部から水を調達しているが、昔は、無味無臭の砒素に気づけるわけがない。

 高濃度の砒素が含んだ水を知らず飲んで、亡くなる。

 知らないまま危険な地域で生き、亡くなった人々がこの時代は多く、ミイラがそれを証明している。


 ミイラもこのわけの判らない死因を解明してほしいための残されたのだろうか?


 きっと悔しかったって思うもの。

 将来でいい。理由を探ってほしかったのだろうか。










大丈夫ですか~?熱中症からいろいろ病気、気をつけね

2012-08-29 18:02:04 | 日記風
 今日の東京は、突然曇りで涼しかったんですよ。

 午前中までは。

 それが、14時過ぎくらいから突然「お空さん。そろそろ、夕方なんですけど」って時間帯を狙って、暑くなり始めた。



 ある駅で電車が止まった。
 「お客様が急病で…」
 とかアナウンスが流れたんだけど全貌が聞きとれない。

 とにかく、誰か倒れたんだ。

 昨日まであんなもわぁ~~と暑くて「気が狂ってもいいですか?」って状態だから、しょがないと思ったんだけど、ご年配かなと思った。

 この突然の曇り日だと、なんか身体がついていけない。


 止まった駅が今、駅のホームの長さを伸ばしてるらしく、3号車まではドアが開かないのね。


 みんな前の方見てる。
 私のいる2号車には病人がいないから、前の両車かと見たら、人が一か所に集まってる。

 あそこだ。

 その内、駅員さんがバタバタと後ろから走って来た。



 ちょっと待って。

 しまいにはタンカ持ってきたわよ。

 そうなのよ。

 3号車からしかドアが開かないのよ。

 1号車で倒れたってことは、2号車3号車の最初の扉まで人に見られながら、運ばれて行くしかないのよ。


 運の悪い両車に乗っちゃったね。倒れた駅が悪かったね。


 しばらくしてタンカに乗せられてきた人を見た。
 男の人ばかりだから病人に上から毛布を着せる等の気が効かない。むき出しのまま乗せられてきた。

 若い男の子だった。中学生くらいじゃないかな。

 ちょっと意外な気がしたけど、年齢関係ないんだよ。元々体調が悪かったのかもしれないし、若いから油断して熱中症になったかもしれないし。

 止まっていたのは5分くらいだったらしい。

 しかしこのあとのことを考えると、実に皮肉ではある。



 この路線は以前私が通っていた学校がある場所だ。私はその学校が大嫌いだった。だからできるだけ、この路線は使わない。
 でもそろそろ乗り越えてもいいんじゃないかと使ってる。

 そしたら、これなのよ。

 病気の方は可哀想だと思う。


 でも私もなんだか因縁づいてる。ちょうどその隣りの駅がそこなのだ。そこの前で止まるんだから、何か私の気持ちも、もう1つ先の駅へ進みたくなかったんだろうかと思ってしまう。

 単なる偶然にしては、意味がある気がする。