今更ですが、今年は切り裂きジャックとJFKの節目の年

2013-10-31 22:36:51 | 日記風
 もうあと2か月弱で今年も終わろうとしていますが、そうだそうです。

 切り裂きジャック(ジャックは名無しの意味、よくある名前を持ってきたらしい)は事件が起きてから125周年…細かいな…。

 JFKは事件から50年が経つ。

 でもどんなに推理してももう切り裂きジャックなんて解決しようがない。
 関係者、みんな死んでるでしょ。

 当時としては外科医が犯人か?という説が有力だったとも言うが、実は精肉店主が犯人だったという説もある。
 同業者が目撃していて…という話も残っている。知り合いだったから言いにくかったらしい。

 その人物は病気だったのか、店の経営が上手く行かなくて悩んでいたとか…言ってた気がする。


 JFKは50年経っているから、米国の法律では50年経ったらもう関係書類を公開してもいいことになっている。

 なっているけど、2035年?だったかそれまで発表する気はないと、事件の当時から言われている。

 つまり、関係者みんなが亡くなるまで言わない…と取れる。

 マリリン・モンローがすでに50年が過ぎているから、ボロボロ出てきてるけど、JFKもこれからボロボロ出て来る可能性もある。


 切り裂きジャックは出てきても…。どうしようもないわね。
 時代が違うから同じ手口も通用しないだろうし。


 そして意外なことに20世紀の切り裂きジャック事件があのジョンベネ事件と言われている。
 同じく未解決になる可能性が高い。

 でもこちらも意外と事件から50年が過ぎて関係者がボロボロ亡くなり始めたら事実が出てくるかもしれない。

 ラムジー家の家政婦や友人夫婦辺りから、死にゆく前に…。実は…とか。

 秘密抱えて生きて行くって意外と辛いことだと思うけどね。


 どういう結果になるか…。

 一般人はただ、真実が知りたいと思うだけだ。

唐揚げは危ない?食品添加物の野放し状態国、日本

2013-10-31 22:08:55 | ニュース
 今、どこ産と記入しろーと呼びかけられ、するようになってはいるが、これ、加工したものは対象外となる。

 ここに大きな落とし穴がある。

 だから加工食品は多くの食品添加物が使われていることが多い。

 まず、ソーセージ、ハム類は発がん性のある亜硝酸ナトリウム、またはアルミニウムも含まれている。
 アルミニウムは多量摂取すると肝臓に障害がおこりやすい。 

 そしてなにより国民食に上り詰めいてる唐揚げ、これが、中国産が多いらしい。
 成長ホルモン剤を過剰に与えられて死亡した鶏も輸入され、唐揚げに変身して食卓に並んでいる可能性がある。

 先日、ナゲットには売ってる店によっては鶏肉だけではなく、神経や筋肉が混ざっていると言う話もでた。

 でも、世界の食べ物がなくて…という国を考えるとまだしょうがないというか、それ以上の我儘を言ってはいけないと思う。

 でも、中国産は危ないような…。
 

 今、考えられているようだが、決まるのが早いか、こっちがやれるのが早いか?

 消費者はあまり頻繁に摂らないようにして自衛していくことが、求められますな。


 口に入るものだけはやはり不安だわね。 

あら大変、宮沢りえの写真集を持っていてもあなたは立派な犯罪者?

2013-10-31 21:48:42 | ニュース
 日本も大変なことになろうとしてますな。

 只今。安部政権化でとんでもない法案が通ろうとしている。

 1つが特定秘密保持法案→日本が言論統制社会になる可能性。
 もう1つが児童ポルノ禁止法改正案だ。

 今までって児童ポルノを作成すること、配ることが処罰の対象となっていたのが、法改正されると単純に所持しているということが禁止となってしまう。

 当時「サンタフェ」などを出した頃の宮沢りえは17歳。18歳未満だから、その本を持っているだけで処罰の対象となることになる。


 結構問題は複雑で、自分の子どもの半裸の写真を可愛いと持っていて携帯電話の待ち受けにしていても、逮捕されることにもなりなねないそうだ。
 これが他の人の目に入って刺激を与えてしまうようならね。

 そうなって来ると…。

 実際通ったとしても過去にさかのぼって法が適用されるということはないから、法改定後に所有や撮影をしたものを持っていればということになるだろう。

 児童犯罪はかなり重たいところに来ているから、必要と言えば言えるだろうが…それは…どうなん?

 特に特定秘密保持法案の方が通ると危ないと思う。単純に記事を読む限りではだけど。


 まさかこうなるとは誰も思っていない。


 これは先行きを注目していかないと危ない法改定のようだ。




 「サンタフェ」の頃(?)のりえちゃん。確かに可愛い女の子だ。

根の深い木  早足全話一挙まとめ  思いっきりネタバレ

2013-10-31 15:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
ねお 多分、知らぬ間にネタバレすると思いますので、ネタバレが嫌な方は、ここで引き返してください。

 とりあえず、時代劇でありながら推理ものですから。

 これ、漢字が多くて話がややこしくておまけに漢字は日本読みと違うと、挫折したい人多かったんじゃないでしょうか。

 私もそういう口ですから。


 兼司僕(キョムサボク)として1人の男が宮廷に現れる。名前をカン・チュユンという。彼の真の狙いは王、イ・ドの暗殺だった。
 そして物語はチュユンの子ども時代に遡る。

 朝鮮が建国して間もない頃、王、イ・ドがいながら、実権を握っているのは父上王だった。
 この上王、イ・バンウォンは武力で自分を倒そうとする人間をどんどん始末してしまう。

 ある時その標的として狙いを定められたのが王、イ・ドの王妃の舅、ハンジ村のシム・オンだった。

 彼は何の罪もない舅を将来自分を狙ったりしないように殺し、その村人()を全て殺そうとする。

 その中にトルボク(幼い日のカン・チュユン)がいた。

 父は山の影から落ちた怪我の後遺症で少々のろまになって村人に馬鹿にされていた。それを気性の激しいトルボクがかばう。そんな、貧しくも穏やかな村の暮らしをしていた最中に起きた突然の暴動だった。

 イ・ドは父に逆らうことができず、部屋にこもり、魔法陣を作ることに精力を傾けていた。后から父を殺されたことを責められても、自分にはなんの力もないというしかできなかった。

 トルボクには幼馴染みのタムという少女がいた。タムは1度見たものは忘れないという特殊な能力を備えていた。そしていつもトルボクとしりとりをしながら、仲良く遊んでいた。タムは奉公先で金の糸を少しずつ盗み、巾着に「福」という字を書いてトルボクにプレゼントする。しかし、糸が足らず「福」の字の一部が欠けていた。トルボクはそのタムに器の少し欠けた紅をプレゼントした。

 村の長とも言うべき、シム・オンが殺され、村人は慌てる。そこへ都から1人の少女の女官がやってきて、これを上の人に渡さなければならないという。
 しかし、彼らは字が読めない。「福」の字が刺繍できるのだから、字が読めると思ったトルボクがタムに読んでくれというが、実はタムも字が読めない。覚えることができるだけだ。しかしそれが言えず、これを渡せば助かると書いてあると読めないのに見栄を張り、じゃとトルボクの父、ソクサムがわざわざ届けに行く。
 が、そこには村人を皆殺しにしろと書かれていた。
 
 拷問にあったひん死のソクサムが既に捕まり投獄された村人の中に運ばれてくる。そして死ぬなというトルボクに頼んで書いてもらった遺書を残して亡くなる。

 村人は牢を破り逃げ出すが、その途中多くの村人が殺された。タムの父も殺され、トルボクに娘を頼むと託していった。

 逃げるうち、タムとも別れてしまうが、トルボクはわざわざ騒動を止めようとやってきたイ・ドとイ・ドを守る朝鮮一の剣の使い手ムヒュルに助けられる。

 しかし、ここで既に誤解が生じていた。

 イ・ドは王として、初めて父である上王の世宗(セジュ)に逆らい、自分が朝鮮の王だ。そしてここにいるのは私の民だと上王に宣言し、トルボクを助けるが、父からはお前になにができると侮られる。それでもトルボクを助け、トルボクは近くの泮村(パンチョ)に預けられるが、ムヒュルはそこをまとめる行首(ヘンス)に気性が激しいから、殺してしまってもいいと言い置いた。

 しかし、このときからトルボクは父を殺し、自分や村人をこんな目に合わせたのはイ・ドだと思い、カン・チュユンと名を変え、復讐のために王に近づいてきた。

 上王にイ・ドは武力でなくて、民を従わせて見せると言い、集賢殿(チョッピンジョン)を作り、上王とは違う国の収め方を始める。

 そこには多くの学士(ガクサ)が集められ、何らかの研究がおこなわれている。

 しかし、第1の殺人が、集賢殿を中心に起きる。
 3人の学士が殺された。残されたのはヒントは梵語の経典「毘娑婆論(ビシャバロン)」とその者たちに共通するのは、腕などに独特の刺青があることだ。兼司僕のカン・チュユンとその仲間であるパクポ、チョタクが協力し、事件を解決していくことになる。

 しかし、生きている学士の腕や胸にも同じ刺青がある。しかし、その刺青を持っている者も誰にあって、誰にないのか判らない。そしてされている者もそれがなにを意味しているのか判っていなかった。
  
 そんなとき、死体が消えた。死体は生まれた家に戻って来るが、トルボクはその殺し方がかつて自分が弟子であった、イ・バンジの教えてくれた殺し方だと気付いていた。
 弟子はチュユン1人のはずだ。一体誰がその方法を知っているのか?

 検死に当たるのは、泮村(パンチョ)に住む、白丁(ペクチェ)というもっとも下層に位置する、カリオンが当たった。彼は牛や豚の解体が唯一できる人間だ。肉を食いたい時はカリオンに頼むのが常だった。
 泮村(パンチョ)は特別の村で役人も王も簡単に手出だしができない。

 イ・ドの力の全ては集賢殿に集まっていた。殺された1人の男の喉からカリオンが検死をした時4つの印刷用の型が出てきた。

 誰にもそれがなにを意味しているか判らない。

 しかし、それはミルボン(密本)を意味していると知り、泮村(パンチョ)の行首(ヘンス)、密本の参謀であるハンたちは焦っていた。死体を盗んだりしたのはそのあたりに原因があった。

 元々朝鮮が建国される時、三峯(サンボン)先生と言う人が王は国の花である。花が枯れても木は倒れない。しかし根が枯れれば木は倒れる根とは宰相のことだ。国は宰相が収るべきだと書き遺し作ったのが密本という秘密結社だった。

 三峯、チョン・ドグァン((ギジュンの父)、チョン・ドジョン(ドグァンの弟)という血筋の男が収めていた。イ・バンジはドジョンの警護として付いていた。ムヒュルもかつて1度戦って勝てなかった男だ。
 しかしその日に限って付いておらず、三峯やドジョンが生命を落とすことになる。そしてそれ以来、イ・バンジの姿は消えた。

 まだイ・ドが若き頃、このドジョンの息子でチャン・ギジュンが科挙のテストを受けに来て、三峯の思想を書き遺して消えた。

 彼ら王族にとって、密本は逆賊であり、とらえるべきものであった。

 そのギジュンと対峙したイ・ドは長い間、心の中でギジュンと対決していくことになる。

 イ・ドは武器となるものは刀や武器ではなく、文字だと思っていた。それが力になる。そう信じ、朝鮮の民が使える文字を作ろうとしていた。

 あの刺青のある集賢殿に出入りする学士は王が文字を作るために選んだ天地検員だった。

 イ・ドの文字作りに最初から関わってきたのは王妃の里から生き残ったとして連れてこられたタムだった。彼女は父達を亡くしたショックで口がきけなくなり、王室では、ソイと呼ばれるようになっていた。

 しかし儒学、朱子学が収める朝鮮で朝鮮だけの文字を作るということは大変なことだった。
 それまで中華(中国)の漢字が幅を利かせてきたが、漢字は覚えるのに時間がかかる。
 イ・ドが伝染病が流行った時に、こうするとよいと書いて城下に貼ったが、誰もそれを読めず、どんどん病は広がった。城下へ様子を見に行き遺体を運ぶ男や女達を見た時、何故言うとおりにしないとショックを受けてでいうと、字が読めないと言われた。それを聞き、何故学ぼうとしないというと、朝から晩まで働いて字を覚える時間などないと村人はいう。
 それに更にショックを受けたのが朝鮮の文字を作ろうと思った1つの原因だった。
 
 しかし、それを知ったチュユンもそんなことは無理だという。彼も字を覚えようとしたが、1000字覚えるのがやっとだったという。

 犯人探しをしているチュユンは、犯人を見たというソイを取り調べることになった。
 ソイは喋ることができず、文字を書いてやり取りをしているが、その中で犯人がしていたという腕輪の絵を書いて見せた。
 1度見ただけで覚えたのか?チュユンはそれが信じられなかったが、自分と同じイ・バンジの技を使う男を追い詰めて行くとその男は泮村(パンチョ)にいた。そしてソイが書いた通りの模様の腕輪をしていた。

 王が新しい字を作っていると噂が立ちだし、士大夫(テザブ=高官、貴族階級)に付く者たちがそんなことはおやめ下さいという。それは夷狄(イテキ=異国の者)がすることだとイ・ドをいさめようとする。
 今までにもパスパ文字などがあったが、どれも上手く根付かず廃れた。
 しかしイ・ドは聞く気が無い。
 中華に逆らうなどとんでもないという意見をイ・ドは退ける。

 イ・ドが作ろうとしているのは、口の開け方を真似て作る文字だ。これなら民も覚えやすいだろうとその研究をし、カリオンを借りだし、どうしても人の喉がどうなっているか、そのあたりの器官がどうなっているか見たいと遺体の解剖までし出す。

 イ・ドの情熱は文字を作ることに注がれていた。

 チュユンがまだ子どもの頃、泮村から逃げ出す時、彼の巾着(父の遺書が入っていた)と密本(ミルボン)のチョン・ドグァンの「密本の書」と誰が密本かという連判状(または名簿)と取り違えられてしたむまった。

 それをチュユンはずっと隠し持っている。

 ある時、村の掲示板に貼り紙が出た。それを見たソイは驚く。ソイ(当時はタム)の作った巾着でどこで何時にと時間が添えられて書かれていた。

 一体誰が貼ったのか?そこへ行けばそれをあげたトルボク兄さんと会えるんだろうか?とソイは悩むが、トルボクと会いたい彼女は宮殿をカリオンの元へ行くと王から外出許可をもらい向かった。

 王、イ・ドはなんとかソイの声を取り戻したいと思っていた。

 しかし、空振りに終わる。貼っていたのは密本を呼び出そうとするかつてのトルボクことカン・チュユンだった。
 2度目が貼られるが、そこへ再びソイが出かけても空振りだ。しかしそこでコクサ、かつて村で一緒だったおじさんと出会う。ソイは自分がタムであることをなんとか伝えようと声を絞り出す。
 突然現れた女官の後姿だけを見ていたチュユンは一体誰だろうといぶかしがった。

 チュユンは何度も出向かせて密本の正体を突き止めようとしていた。

 今度はタムが貼り紙を張った。

 その存在を知るのは、密本かタムしかいない。

 今度はそれを見たチュユンは一縷の望みをかけてタムと再会できるかと出かけて行く。しかしそこがどこか誰にも判らない。暗語(暗号)が使われているようだ。

 イ・ドも必死にそれを探させる。しかしどうしても判らない。

 チュユンはひょんなことから、そこがかつてタムとしりとりをして遊び、あの「福」の字の入った巾着をもらった場所だと気付いて走りだした。


 木の陰に隠れてそっとトルボクを待つソイことタム。

 そこに現れたのは兼司僕(キョムサボク)のチュユンだった。ソイは何故あの男が…?と驚くが、チュユンが切ない声で「タム…」「タム…」と呼ぶのを聞き、それがトルボクだったと判る。

 2人はやっと再会する。タムの声も元に戻る。タムの言葉が出なかったのは心の病だった。

 その後、イ・ドの許しもあり2人は宮殿を出られることになるが、ソイはいけないという。

 文字を作り上げることが、自分の仕事だから行けないという。
 タムとの生活を夢見ていたチュユンはショックだが、タムからトルボク兄さんが王への復讐を糧に生きてきたのと同じように私も文字に全てをかけてきた。それが終わらない限りはいけないという。

 1人宮殿に帰るタムをどうするすべもなくチュユンは見送った。

 そんな頃、泮村(パンチョ)に住むユン・ピョンが3人の学士を殺したと自首してきた。

 しかし、宮廷では王が文字を作っているという噂が広まり、作っているという殿を公開して欲しいと士大夫が言い出す。イ・ドは明日公開すると言い、イ・ドの五男の広平大君(クァンピョンテグン)とソイに公開すると言った前日、上手く追手を巻いて今までに作り上げた文字を持ちださせる。

 しかし逃げる途中で密本に襲われ、それに合わせたようにユン・ピョンも脱獄し、広平大君とソイが捕まりかける。

 チュユンは成り行きで2人を助けることになってしまった。しかし、広平大君は傷をおってしまう。小屋に匿う。
 広平大君の傷を治療しながら、やはり文字など作ることは無理だというチュユンに、ソイはトルボク兄さんなら半日で覚えられると新しい文字、28文字を教える。

 密本に広平大君を誘拐されたと思っているイ・ドは文字を捨てなければ広平大君は殺すと脅されるが、それに屈することができない。イ・ドは例え広平大君が殺されようとも文字は捨てないと宣言する。


 文字を覚えたチュユンは考えが変わって来る。チュユンは広平大君(クァンピョンテグン)を逃がし、自分とソイだけで別々に宮殿に戻る。

 そして王の前に初めて膝まずき、自分が覚えて書いた文字を王に見せる。

 「ソクサム」そう書かれていた。イ・ドはこれは誰かと聞くが、亡くなった父だと説明する。その名前を忘れないでほしいと頼み、イ・ドの計画に協力する約束をする。

 チュユンは1つの提案をした。広平大君はこのまま戻らない方がいい。チュユンが殺したと密本に思わせ、何食わぬ顔で元の業務にチュユンが戻った方が密本を混乱させることができるという。


 実際のちにチュユンに密本はイ・ドを狙っていると知って接触し、手を組もうと言ってくる。

 カリオンの所で偶然、戻って来ていた師匠であるイ・バンジに出会う。
 そして、2人は久しぶりに話をする。
 イ・バンジは、かつてギジュンからユン・ピョンを暗殺者にしてほしいと頼まれ、教えたが、縁を切っていた。イ・バンジは再び密本から手を組もうと誘われたが迷っていた。
 そして再会したもうチュユンがイ・ドを狙っていないことを聞き、本当に狙っているのはチョン・ギジュンだと知り、考える。
 チュユンはイ・バンジから好きな女がいるなら、このまま逃げろという。民として生きるには誇りを捨てるしかないという。政治には関わるなという。

 密本が文字は武器だと言うことに気づき、それを何としても阻止しようと動く。
 
 イ・バンジが現れ、再びムヒュルと会った。その頃の王の気持ちはチョン・ギジュンと会い、話し合い問題を解決しようとしていた。

  ムヒュルは王の意志をイ・バンジに伝えるが、時間をくれといい、消える。しかし約束の日、約束の場所に現れない。
 なにかがあったと思い捜索をする。ユチュンも捜索をするが、少女、ヨンドゥが持っていた石に木の棒を突き刺したおもちゃを見、山の中で戦ったあとがること、その者は相当の刀の使い手だと気付き、それは、カリオンと一緒にいる男ではと思う。

 ユチュン(広平大君を殺したと思っていたが密本の参謀のハンが殺していないことを確認した為)もイ・バンジも信じられなくなっていた行首とカリオンは逃げようとしていたが、たまたま訪ねてきたムヒュルと王とソイの一行に足止めされ、三峯に酒を捧げる岩場で肉を焼くと誘いだす。
 肉を焼く手つきをみていてムヒュルはヘンカイ(カペイ)と名乗る男が刀遣いの男と見破る。

 その途端、それまで腰の低かったカリオンの姿が代わった。
 そんなに自分に会いたいのか。
 カリオンこそ、イ・ドが探していたチョン・ギジュンだった。

 チョン・ギジュンは彼の文字は疫病のようなものだと言い、公布をするなという。

 カリオンがギジュンだったことに驚きながら、それでもイ・ドは文字の公布を諦めない。

 そんな中、寺でイ・ドの作っていた文字を印刷していた広平大君が密本の刺客に殺されてしまう。

 ショックを受けるイ・ドだが、やはり止めないという。

 王は一気に周りの者を信じられなくなった。誰かが広平大君の居場所を密告した者がいる。朝廷の中には密本がいると気付き、そうかと思う者全てが投獄された。イ・ドや広平大君付きの女官まで投獄し、密本かどうか吐けと拷問を受ける。

 これが、ギジュンの狙いだった。王の心を乱し誰も信じられなくする。その通りになった。

 イ・ドは投獄した者を罷免し、女官も官奴として宮廷を出され、流刑されることにした。

 実はこれが、イ・ドの作戦だった。

 ギジュンは大君や位のある者に流布をさせるだろうと思っていたが、イ・ドは女官に流布をさせようとしていた。そのため、彼女らを無事に宮廷から出すためにこの作戦を考えた。チュユンはこの女官を守るため、仲間のパクポとチョタクと共に宮殿を出た。

 女官はソイとタックム、モジャとクンジの2組に別れた。ソイ達は飴を作りそれを渡しながら、歌を教える。それを覚えていれば字を覚えるのは簡単だ。
 そしてチュユンのアイディアで巫女に扮したモジャやクンジはパクポ達の力を借り、彼らの苦しみを見通すという芝居を打つ。この呪文を唱えれば魔を払うことができると言って明日この場所に来ればお札を配ろうと家族などと来るようにと言って一旦は別れる。

 ギジュンらは流布するなら紙がいる。そして印刷をせねばならないと考えていた。
 しかし町から紙は大量注文されていない。その代わりお札にする紙の注文は大量に出ていると知り、民により近い存在のお札を遣うつもりかと気付く。

 モジャとクンジは隙を突かれ明の女、キョン・ジョクヒに見つかってしまう。二手に分かれて逃げた2人はクンジだけが捕らえられ、自白がしたくなるお香を嗅がされ、解例(ヘレ=解説書)はどこにあるか聞き出そうとするが、クンジはそんなものはないという。キョンは嘘がつけないはずなのに何故クンジがないというのか、判らなかったが、違う者がソイはどこにいると聞くとチャンアム村だと話してしまう。そして解例はある…と言いだす。さっきはないと言ったのに…キョン・ジョクヒは不思議に思うが、ソイが持っているということかと思い、一気にソイを捕まえに向かった。そしてそこで目的が同じだと判ったギジュン達ととりあえず手を組んだ。

 どうにか逃げ帰ったクンジは自分が全てを話してしまったようだとイ・ドに報告し、急いで、ソイ達と消えたモジャを探すため、チュユンはチャンアム村に出かける。

 ギジュンは文字を知った者、文字を覚える為に歌を覚えた者を片っ端からユン・ピョンに殺させた。絶対に阻止する考えだ。

 ソイを探しに行くが、既にギジュン達にソイとトックムは連れされられていた。

 そしてそこでモジャと一緒になる。

 なんとか逃げ出そうとするが、手がない。
 チュユンは、山を捜索するが、獣1匹いない場所に却って不信に思う。そこは誰か侵入者があると判るように鈴が仕掛けられていた。
 場所ンはテソン山の兎岩の近くだ。ムヒュルにすぐに報告し、ネグミを一斉に山に向かわせた。

 公布式は迫っていた。それまでにソイに戻ってきてもらいたい、他の女官も助けたいとイ・ドも焦るが、なかなか上手く行かない。

 ソイ達は、ヘンカイを訪ねてきたヨンドゥといういつもヘンカイと一緒にいる少女を見つけ彼女に助けを求める。
 本当はヘンカイという名前なのに書く漢字がない為、カヘイと呼ばれていたヘンカイはヨンドゥと一緒に文字を覚え、それぞれ自分の名前が書けるようになっていた。

 明の女、キョンは1度はヘンカイを襲おうとするが、それが元の特殊部隊の天下無敵だと知ると、我々は何もしてない大人しく手をを引くと言い、撤退する。
 ギジュンはソイを伴い連れて行き、文字創製の制字解(チェジャヘ=ハングルの原理を書きしるしたもの)を渡せと迫るが、いろいろな情報や過去のソイとの記憶を思い出し、解例(ヘレ)は本じゃない、人だ。ソイ自身だと気付いてしまう。
 危ない所で駆けつけたチュユンによってソイは逃がされるが、カルペイの放った矢にソイが倒れ、崖から落ちてしまう。

 ギジュンはなんとしても公布式をぶち壊し、イ・ドの作った文字を知る者は皆殺しにしても文字を広めさせまいとする。

 どうにか逃げ延びたソイは、自分に刺さっていた矢が毒矢だったことを知ると、もう長くはないと悟り、近くの洞窟の中で自分のチョゴリを破いて紙のようにし、そこに制字解を記していく。

 チュユンはやっとの思いでソイことタムを見つけるが、タムは自分の話を先に聞いてくれと言い、制字解をチュユンに託す。
 師匠のイ・バンジも自分が護衛をしていたチョン・ドジョンの女を愛し、当日彼女を連れ去られ、それを追って行ったために三峯を助けられなかった。しかし、女はイ・バンジを行かせるために自ら敵の刀で喉を突き、イ・バンジの腕の中で三峯を助けに言ってくれという女の言葉を聞きながら女を逝かせてしまった。

 イ・バンジと同じ運勢で星座のお前も同じになると言われていたチュユンは同じようにタムを腕に抱きながら、ためらうなというイ・バンジの言葉を思い出していた。

 チュユンは最後の約束を守るため、公布式に急いだ。
 
 三相丞(サムジュンス=三代えらい人右議政、左議政、領議政のことかしら?)の許可を取りつけたイ・ドはついに公布式に望んだ。
 しかし、そこへカルペイが現れ、イ・ドを襲う。それを護衛のムヒュルと駆けつけたチュユンが止めた。が、ムヒュルは深い傷を追う。イ・ドは思わず駆け寄るが、ムヒュルから、このまま式を続けてくれと言い、ムヒュルにはムヒュルの道がある、王様には王様の道があるという。
 チュユンは胸元を大きく切られ、中に入れていたタムの残した制字解が飛び出す。イ・ドの公布式を見るために集まってきた民はそれを拾い、読んでいく。それを見ながらギジュンは驚く。思っていた以上に民はイ・ドが作った文字を覚えていた。

 舌音、牙音、歯音、唇音、喉音に別れたイ・ドの文字は話す口の形を元に作られていた。

 イ・ドはこの文字を訓民正解(フンミンチュグン)と名付けた。正音庁(チョシムチョン)、諺文庁(チョクムンチョン)を作り科挙にも使うことになる。そして宰相総裁制が始まる。

 チュユンはタムに言っていた。急いで流布するなら、倭国(日本)には聞いたら人に喋らないと死んでしまうと伝説があるそうだ。それを使ったらどうかという。
 それじゃ、脅迫だとタムは言ったが、ヨンドゥにその文字を覚えたら3人の人に教えないと腫れものができると教えた。それも広めてくれと伝えていた。

 チュユンは約束通り、民が制字解(チェジャヘ)を見ながら文字を理解していくのをじっと見ていた。トルボク兄さんの目を通して公布式を見ると言っていたタムに、見えるかといい、その様を見せていた。

 イ・ドからソイはどうしたと聞かれたチュユンは静かに制字解の書かれた布を差し出し、この中にいますと言った。そしてそのまま倒れた。チュユンもまた深い傷を負っていた。その傷でよく立ち続けていたな…とイ・ドはチュユンの思いに深く打たれた。

 ギジュンは逃げる最中に本来なら王位継承者しか知らないペクトン橋の所の秘密の通路を使い朝廷の慶成殿に逃げ込んでいた。それを設計したのはチャン・ドジュンだったからそれは簡単なことだった。
 
 王座に座っていたギジュンを見つけたイ・ドはギジュンに礼を言った。
 お前がいたからここまでやってこれた、最後は密本を朋党として受け入れようとしていたが、誰も名のり出なかった。今の王は認めるかもしれない。しかし次の王はどうするか判らない、だったら今までのまま秘密結社でいた方がいいと四代目を継ぐことにしたシム・ジョンスの判断だった。
 ギジュンはイ・ドは民を愛していないと言った。お前が聖君と呼ばれている間に自分は白丁(ペクチョン)にまで身を落として来た。その屈辱感は相当なものだった。
 ソイを通してイ・ドは民を愛しているとチュユンに言われていた。
 チョン・ギジュンは静かに息を引き取った。
 イ・ドはずっと民を愛していたとその泣きがらに叫んだ。じゃなかったら、なんでこんなに胸が痛むんだ。これが愛じゃないのか。でなければ何故あんなに必死になって文字を作ったのか判らない。

 四代目を継いだシム・ジョンスはこれからもイ・ドが作った文字を軽視していくという。女が使う文字、卑しい者が使う文字と貶めて行くという。

 そして1年が経った―――。
 文字が公布され、民はいたずら書きにもそれを使っていた。

 イ・ドは文字に対する興味を失った。もう文字は民のものだ。民が責任を持ってこれから先の世に伝えて行くだろう。自分の務めは文字を渡すためだった。深く考えない。文字ができてもそのあとどうなるかはそのときの民や王が考えればいいことだ。
 そのたびに今までのように戦って答えを出せばいい。

 チュユンはタムの隣りに埋葬された。そこへイ・ドが行くことも、涙を流すこともなかった。
 みんな勝手に死んでいった。イ・ドの許しも得ずに勝手に死んでいった。
 一緒に文字を作った家臣達がみんな消えてしまった朝廷は、イ・ドにはまるで知らない所のように思えてしょうがなかった。

 チュユンはあの世の夢でタムと所帯を持った時のことを考えていた。子どもたちに字を教える。ただ静かに子どもたちと暮らして行く。子どもの1人にソクサムと父の名を付けた。
 あの世の夢の中でやっとチュユン…トクボルの夢は叶っていた。








 とにかくとっつきにくい話で、大変だったけど、どうにかラストまで来た。途中でずい分楽になったが、それでも漢字の多さには参った。
 確かにこれだけ漢字多かったら民は大変だろうな。

 しかし、いいのかね~。王が何十年もかかって作った物を日本の「不幸の手紙」や「チェーン・メール」みたいにあんまりいいとは言えない方法で広めるというのは…。

 えー、いいの?そんなやり方で広めて。結局そこがこの話で1番驚いた。

 今はその28文字を漢字の偏と作りみたいに組み合せて文字を作ってるみたいですね。基礎を作ってのちの世でそれが上手く機能していったということでしょう。

 文字1つのことで、これだけ反発が出るんから凄いもんだ。でも文字が判らないということは情報を得られないということだから、知ってると知らないでは全く人生が違ってくる。
 そういう意味ではやはり大きな力なんだろう。

 でもタムを呼ぶ、トルボクの声の切なさには参った。あれはどこから来るの?愛していたから?
 胸打たれるわ。

本日はハロウィン

2013-10-31 12:30:00 | 日記風
 なんかもう終わっちゃった感もあるが、本来は、今日、もしくは明日だ。

 スーパーなんかでも関連商品が10月の初め頃たくさんあったけど、今は、凄ーく狭い。もうほとんどで出回ったらしい。


 本来は秋の収穫を祝う日で、悪霊も払う宗教的な意味合いのある行事だった。

 それがいつの間にか、米国で民間行事化された。キリスト教もこの日は民間行事として勝手にやってくれという感じらしい。

 

 当日は「ジャックラタン」と呼ばれるかぼちゃをくりぬいてろうそくを入れたりするものも飾る。
 これはアイルランドではカブの一種のスィードを遣うらしい。

 そして子どもたちは仮装をして「トリック・オア・トリート(Trick or treat= ご馳走をくれないと悪戯するよ)」と唱えてお菓子をもらって回る。

 お菓子をもらえないといたずらしてもいいそうだ。



 昔のドラマなんかを見ていると「万聖節」と呼んでいる。


 それがハロウィンと言われる頃になってから、日本では単に仮装をして競う日になった。


 宗教関係なく、なんでも受け入れるからね。


 クリスス前の一行事として定着してきている。 


SMASH/スマッシュ 2 始まってみたが…

2013-10-30 16:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー



 噂には聞いていたけど、シーズン1からすると失速感はいなめない。
 今まではどちらがマリリンを演じるかなど、かなりリアルな舞台裏が描かれていたが、どうも…描きすぎてるような感じだ。

 というか、マリリン・モンローの生涯を描くミュージカルを作っていたはずなのに、マリリンが消えた。


 あれは、マリリン人気でもっていたんだろうかというほどだ。

 ただ脚本を書くジュリアが酷評される、その心情は痛いほど判る。

 ショ―ビス・サバイバルということで、もうちょっと違う展開が欲しい気もする。


 もし人気が継続していくようならドラマの中で作り上げようとしていたマリリンの生涯を描くミュージカル「Bombshell(ボムシェル)」をブロードウエイで本当に上演しようかという話もあったらしい。

 しかし、なのだ。

 シーズン2で「Bombshell」のライバルとして「ヒット・リスト」というものが出てくるらしいが、こちらが
スーパークラブで上演されたらしい。SMASHのキャストも出て華やかなものだったらしい。

 オフブロードウエイからの出発、そしていずれブロードウエイへという人気作は数多い。

 「スマッシュ」の人気の高さをうかがわせるのか、マリリン人気の健在をうかがわせるのか、今のところ、日本では2話しかドラマが放送されていないから判らない。


 しかしシーズン1の中でだけど、代役なんて1日あればいくらでも代わりがいるという台詞があったが、やはりブロードウエイのレベルの高さを者が経っている。

 なんだか、意味もなく、負けたらあかんと思ってしまう。

 公式HP→http://www.smash-tv.jp/


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息長い「ベルサイユのばら」人気、こんなもんまで出ちゃいました

2013-10-30 12:30:00 | 日記風


 70~80年代に宝塚を中心として人気を博した「ベルサイユのばら」が再び人気だ。

 続編もできるほどの…登場人物のアンドレの幼少時代を中心とした過去話というか、スピンオフみたいなの…が雑誌に発表されたり、過去のアニメ作品でもCSで放送されたり、ギャオでも無料ビデオが出ている。

 やっぱりフランス、マリー・アントワネット、架空の人物だが、男装の麗人オスカルとアンドレの恋話がウケてるのかしら?

 私はフランス革命って怖かったんだなぁと改めて思っちゃった。

 そしてマリー・アントワネットの豪華さね。


 上の写真は女性のフェイスマスクが中に入ってる。香付きだったりする。

 でも1番人気は写真にはないけど、オスカルが男らしく(?)女性を抱きしめている図柄らしい。


 女性にとっては永遠の理想の男性って感じなんでしょうかね。

パク・シク、俳優活動再開

2013-10-30 06:02:58 | ニュース
 今年2月に、芸能人志望Aを酒席に誘い、送った後、強姦未遂でAに訴えられていたパク・シクが俳しばらく仕事を自粛していたが、俳優活動を再開することになった。

 所属事務所で弟のパク・ウホ氏から正式に迷惑をかけたことを詫びると公式に謝罪が出た。

 いろいろな励まし、叱咤も謙虚に受け入れるそうだ。そして最善を尽くす役者に生まれ変わると続けて話した。

 ウホ氏は、パク・シフは演技をすることを転職と思っていると言い、今回の事件で初心に戻り、また素晴らしい演技を見せて行きたいとした。

 今回の件でかなり厳しい時間を過ごしたようだ。

 できればこれからを見守り、本人とそのファンのために過去を再び取り上げることなく、本人も周囲に応えるべく、公人として俳優として責任をもって、これから最善を尽くして行くと挨拶した。

 と言っても、世間の批評は厳しいだろう。

 芸能人志望Aは5月に告訴を取り下げ、パク・シクは不起訴処分となったそうだ。

 ネット社会の韓国でこれからどう批評され、どういう芝居をしてどう評価されて行くか、大きな正念場を迎えることになるだろう。
 




NCIS :LA なーんでか吹き替えがない でもOPは好き

2013-10-29 21:00:00 | ドラマ/映画/ドキュメンタリー
 なんでこれも吹き替えがないんだろう。FOXだから?

 ANXで放送しているHawaii Five-0とクロスオーバーしてるくらいなのに。

 吹き替えあったらもっと見ると思う。

 でも主題歌というかOPに流れる曲だけが好き❤


NCIS Los Angeles Opening / Theme / Intro Season 1

スマホに頼るのは時代遅れ?セレブが実践するスマホ断ち

2013-10-29 19:00:00 | ニュース
 海外では友人同士などで食事で集まると、まずスマホや携帯電話をテーブルの真ん中に積んだりするそうだ。

 そして食事中、それが鳴ってもそれを取ると、その人がその日の夕食代を払うというゲームが流行っている。

 1日中、スマホなどに振り回されることに問題があるからだろう。


 実際目の疲れがひどくなるなどの報告があるが、今やその手のものをパーティーなどで持たないことがセレブの間ではステータス化している。

 パーティー会場では持っていても繋がらなくなる秘策もあるらしい。

 基本的には、会場に入った途端、コート同様にお預かりしてしまうのが通常となりつつある。


 喫煙所と同じく、そこでないとスマホなどが使えなくしている施設や会社もあるようだ。



 実際、携帯電話が一般化し出した頃、昼休みの最中でも、電話が鳴って呼び出されてる会社員を見ると「奴隷化」している…と思って私は長く携帯電話を持たなかった。

 絶対プライベートが冒されている。


 でもいつの間にか世間の常識が、持つことが正しくて、それにメールや電話が来る方が格好いいように考え方が変わって行く。


 しかし、流行ったものはいつかは追いやられる運命なのか、今はスマホ断ちをする方が、格好いいという流れに変わりつつあるようだ。

 繋がらないことがステータスとして考えられている。


 これが24時間繋がらない人の方が、より贅沢でステータスが高いという感覚に変わっている。



 実際の話としてしょうがなく電車で一緒になってしまった相手が、ずっとスマホなどをいじっていると気分が悪~くなる。

 本当に急ぎの用事があるのか、ただ目の前にいる相手と話したくないから逃げてるのか判断が付かないからだ。

 ここで、人間関係を悪化させている結果となる。嫌な人や慣れていない人とはとはそういう道具を盾にして会話をしない。

 こっちの方が人脈作りには有害だ。

 そろそろ日本人も離れることを考え、目の前の人間関係を大切にすることを考えた方がいい所に来ているのかもしれない。