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いやいや、日本人も徐々に徐々にハリウッド進出を果たしておりますな。
その第一人者となったのが、渡辺謙だ。
しかし、この方は、ここへ来るまで苦難の道を歩んでいる。
元々劇団円の研究所に入所し、そこの劇団員になる所から俳優人生が始まる。
アルバイト先で知り合った猪俣公章の紹介で唐十郎作、蜷川幸雄演出『下谷万年町物語』のオーディションを受け研究生時代に主演の青年役に抜擢される。
さらっと書かれてますが、アルバイト先で、出会う、そこでチャンスを掴む。すでにここから普通じゃない。
その後1987のNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で主役(伊達政宗役)を演じて一気にブレイクする。
そして、本来なら映画初主演となるはずだった1999年の制作費50億円をかけた「天と地」との撮影中に急性骨髄性白血病を発症し降板した。(代役は緊急のオーディションでで榎木孝明が務めた)
普通なら、ここで彼の俳優人生は終わってもおかしくない。
約1年後復帰を果たすが、再び再発、1995年には完全復帰を果たした。
しかし、この間に当時の夫人で元モデルのY子さんが宗教にハマり2億以上の借金を作る。
2人はのちに裁判をして離婚をすることになるが、その際、渡辺の浮気を暴露される。(真相は不明)
ここで、また潰れてもいいはずだ。
それでも乗り越える。
別れた母のことや借金は1人娘の杏が
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母側につき、今も父との間にしこりがあるようだ。
2003年米国映画「ラストサムライ」で同年度の第76回アカデミー賞助演男優賞ならびに第61回ゴールデングローブ賞 助演男優賞、第30回サターン賞 助演男優賞にノミネートされる。
ここからLAに居を移し『バットマン ビギンズ』や『SAYURI』に出演、ピープル誌でも「もっともセクシーな学黒人男性」に選ばれる。
米国の日本人俳優として知名度も高い。
そして今、キテいるのが真田広之だ。
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元々、子役出身のようですね。それが、元JACとしてアクション俳優になるが、徐々にアクションの関係のない本格演技の作品にも出演するようになる。
初めて海外作品に出たのは19999年~2000年の、イギリスのロイヤル・シェイクスピア・カンパニー公演『リア王』(蜷川幸雄演出)に唯一の日本人キャストとして出演したことだ。
これで日英のかけ橋として女王エリザベス2世より名誉大英帝国勲章第5位を授与される。
2003年に『ラストサムライ』に出演し、本格的にLAに居を移す。
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『ラストサムライ』のワンシーン、トム・クルーズが喰われたと真田広之の出演場面をカットさせた。
その後『ラッシュアワー3』『スピード・レーサー』『ウルヴァリン:SAMURAI』といった映画のほか、『LOST』『リベンジ』などに出演している。
彼が回りから認められ、仕事が来るのは本気度を感じるからだという。元々アクションができるから、スタントなしでアクションをこなす。それも強みだ。
そして、日本人以外の役もこなすそうだ。
全て努力でここまできたのが真田広之らしい。
2010年には第1回グリーンプラネット・フィルム・アワードにおいて「ハリウッドで最も活躍しているアジア俳優」に選らばれた。
今はあちらも、ハリウッド映画より、テレビで活躍できる俳優が重宝される。
まさに真田広之はそこを上手く掴み、力を付けている。
今は真田広之は、スピスバークがプロデュースし初のアフリカ系としてアカデミー賞主演女優賞に輝いたハル・ベリー主演のSFサスペンスTVシリーズ「EXTANT」が米CBSに出演しヒットを続けているそうだ。
そして、この「EXTANT」にはあのオバマ大統領の次女の16歳の娘・マリアがスタッフとして参加しているそうだ。
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元々そういうことに興味があるそうだ。
どこまで凄いんだ、真田広之。
どこでどんな縁を拾うか、判らんぞ。
彼らが道を開き、更に後に続く俳優やアーティスが出てくるといいのにね~。