時よ、動け

　時ってどんどん進む。
　それがいいのか悪いのか。

　ある時は嬉しいですよね。
　
　つらい時間ならどんどん過ぎ去って欲しい。
　痛く苦しい時間なら、１０倍速くらいで過ぎて欲しい。
　
　楽しい、愛する人と過ごすような、気の置けない仲間と過ごすような時間なら過ぎないで欲しい。

　えてして、そういう時間は過ぎるのが早いです。
　
　今は時が進んでくれる方が嬉しいのですが…。

　気持ちが全くついていけないという現象も同時に発生しています。

　心の時間と現実の時間の誤差が、今、私がここにいる証明みたいに思える。
　誤差から来る痛みが、私が今を生きている証拠って気がした。



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砂時計はそうして時を刻む

　砂時計、真ん中が大きくくびれていてまるで上等な貴婦人のような体型をした時計。
　古くからあるアンティークな時計。
　
　時を目で楽しむ時計。

　砂時計を扱う番組を見て改めて考えてみた。

　砂時計って、１分間用、５分間用、１０分間用って細かく分かれてるんですね。

　そして愛用される理由は、誤差が少ないということだそうです。

　最近じゃ新バーションも現れているらしい。
　
　砂時計内部、砂が通る真ん中に突起をつけて音が出るタイプとか。
　暗闇で光を発する砂を使う。

　などいろいろあるようです。

　砂時計の作り方って知ってますか。

　１０００度を越すバーナーによってガラス管から作られる。
　真ん中の砂の越えるくびれの部分、そこは息を吹き込みながら調節して作るらしいですよ。

　凄い繊細な作業です。少しでも形が狂うと砂が上から下へ上手く流れなくなる。
　
　砂には細かい砂鉄を選ぶ。
　重みがあるからいいそうです。あまり軽いと砂が勝手に落ちてしまって時を刻む役目を果たさない。

　最初、上半分に砂を入れるんですって。
　そのあと、ストップオッチでもう片面に落ちる砂の量を計る。落ちなかった砂は多いわけだから取り除く。
　それによって誤差のない１秒１秒をちゃんと目で知らせる砂時計を作っていく。

　こうして聞くと砂時計って言うのは見た目も繊細ですが、作り方も繊細です。


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マチュピュからは戻れたか

　ペルーのマチュピュはどうなったでしょう。
　豪雨が襲い、川が氾濫してしまった。
　列車でしか外へ出られないのに線路が土砂でせき止められている。
　観光客が古代遺産の近くのホテルに閉じ込められ、ヘリコプターで順次救出しているが、高齢者が多いことから早く解決が望まれているー。
　とニュースで言ってました。


　その続報として現地の方、観光客が協力しあい、列車が通れるように土砂のを片づけている。
　とありました。

　大変だろうと思う反面、けして忘れられない旅行になると思います。

　それも怪我がなく、病気も起こさずに無事帰国できてこそです。

　古代遺跡のそばで不幸な天災にあったとしても行ってよかった。あのときはえらい目にあったと思ったけどさ。
　
　そう帰国話としていずれ語れるときがきますように…。

　異国であう事故は怖いですものね。

　私も初めてパリに行ったとき、帰国する日に空港へ１人で向かう途中、地下鉄に止まられた経験があります。

　１人でしょう。
　アナウンスはあってもフランス語が判らんわなー。
　車内の電気も消えるしさー。
　
　本気でどうしようと思いました。

　ことなきをえましたからケロッと言ってます。

　マチュピュのみな様は無事の帰国を祈ります。

会えない時間

　
　
　ちゃんと上を向いたハートの写真を撮ったんだけど、失敗していた。

　タイトルをつけるなら破れているわけでもなく、単にひっくり返っているだけだから…会えない時間って感じじゃないですか？


　

　

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闇って素敵？

　クラブで踊っていると
　「ノってるね～」
　みたいな感じで話しかけられることがあります。
　踊るんなら踊ってたいんで面倒くさかったりするんだけど、ちょっと明るいところへ行くと、それまで
　「だよね～」
　「だろ」
　と言ってた男の子達の口調が突然
　「です」
　「だと思います」
と敬語に変わります。

　年上ってバレんだろうなぁ～。
　だから意識して素っ気なく振舞う部分がある。

　私自身その昔、アルバイト先で商品を引き立たせる為に店内の照明を落としてたりするところにいた。
　そこで一緒に仕事してて、年上だって言うのは判っているけど、見た目がそんなに変わらない気がしてた。１０歳は離れてるはずだけど、そんな変わらないじゃない。そう思って明るい所に出るとびっくりすることがある。

　年齢の差が出るのよ。
　今まで感じなかったのは照明が暗かったから。

　……。

　今の私は闇から闇を歩けばいい？

　闇って素敵？って思っておけばいい？


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飛んで火にいるか、癒しなのか

　雑誌にパワースポット情報が載っていた。
　明治神宮の清正井から、東京大神宮など、よく取り上げられるところもあれば、目黒近辺にある自然に触れる植物園までパワースポットと取り上げられていた。

　昔、目黒の駅から歩いていったことがあるですが、そこからだとかなり歩きます。
　でもいろいろな植物が茂っており、確かに癒し空間って感じた。遠くまで行かず辿り着ける田舎の光景だった。

　親が京都なので…と言ってもド田舎ですが…家の周りの舗装もされていない道をぶらぶら歩くのが好きでした。あんな感じかな。
　
　その時はちょくちょくきてもいいかな～と思いましたがいかんせん、目黒駅から徒歩はかかる。
　多分違うコースがあるんだと思います。

　けれど植物が密集している上、池もある。
　当然のことながら夏なら蚊の餌食となります。
　
　私が行ったのは夏でしたので、まさしく飛んで火にいる夏の虫状態です。

　そうすると…癒しとかいえないかもしれない…。



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熱く語れば浜松町か、浜松か？

　以前アルバイト先の友達が、遅刻してくる…そんな内容の電話を受けました。
　その子が遅いね、と話していた最中でした。
　彼女は前の日が休みで、田舎の墓参りに行ってくる…そう聞いていました。
　なにかあったのだろうか？そう思っていた所でした。

　電話を取ったのは私だったのですが、お寺の和尚さんと熱く語り合ったら飛行機に乗り遅れた…そうです。本来なら昨日の内に東京へ戻る筈だった。今戻ってきている、そういう内容だった。
　「今浜松町まで戻ってきてます。お昼を食べてから行くって伝えてください」

　浜松町？ちゃんと話を聞いて、上司に話しましたが。上司も引っかかります。
　「浜松町？」

　浜松町と言えはもう目と鼻の先なのでとりあえず来る方が先じゃないか？

　浜松町ではなく浜松の間違えではないのか？
　新幹線を使えば静岡県の浜松は通りますよね？

　ということで私の聞き間違いではなかったか？
　ということで落ち着きました。

　浜松町って言ったと思うけどね…。こっちも慌てていたから間違えたのだろうか？

　浜松町か、浜松か？私は聞き間違えたのだろうか？私の中に疑問だけが積もりました。

　でも。
　和尚さんと語っていて帰りそびれた。
　それも気になる話です。結局、浜松町か、浜松か、判らずじまいです。

　そして、和尚さんと何をそんなに熱く語っていたのかも…。




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縁の作り方

　業というのは簡単に切れないようです。

　悩んでるとするでしょ。
　相談にしようとするじゃない。

　すると相手が同じような悩みを抱えてるのよね。

　埒が明かない状態になるわけよ。

　驚いたのが、劇作家コースに入ったときに何故か同期に病院関係の仕事をしてる人が多かったことです。

　その後…別に細かく追跡調査をしてるわけじゃないけど、こんなにいたこともないと思います。

　入って、その事実を知った時、縁が深いんだなと思いました。

　深いです。
　親がそういう関係ですから。そういう…仕事が救急車の運転をしてるって方も身近にいました。

　切れるものじゃないですね。

　親との人間関係の縁が薄くなり自分で縁を作っていくようになってもそれは変わりません。

　変わらないように思います。

　少なくともアパレル関係が増えた。不動産関係が増えた。
　ありません。

　違う匂いを感じるから離れてしまうのかもしれない。
　よく知った匂いにひきつけられるとそうなってしまう。

　そういうこと、だろうか。

　生活上の問題としては医療関係と弁護士関係に縁があると、楽な気がします。

　なんとなくですが…そんな気がしてます。
　弁護士関係は縁がないですけどね。半願望として？

　よくドラマに刑事の父を持った娘が絶対に、刑事にだけは恋をしないと思っていたのに…。とかあります。父親の刑事も、刑事にだけは娘をやりたくないと思っていた。
　しかし刑事を選んでしまう。

　広く世間に飛び出してるつもりが生じる縁は、意外に身近にあったものだった。

　似た者同士は惹きつけあう。
　育ちってやつの感覚が縁を作るんでしょうか。


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信じるとは綱を渡るようなもの

　「私は何を信じてきたの」

　ドラマの中のヒロインの台詞です。

　信じてきた真実が偽りだったのだろうかと思ったとき出てきた言葉です。

　今の私にとって信じるということは難しいことです。

　基本的に信じるとは難しいことです。
　信じても信じなくても最後は全部、自分の責任でしかない。

　中途半端に信じるなら、のちに思いどおりに進まなければ騙されたとなる。
　信じきって間違いだったと気づけば、自分の責任だ。誰を責めるでもなく結果を受け止めるしかない。

　信じないのであれば「やっぱり」と難を逃れたことに胸を撫で下ろせばいい。

　何を選ぶかだけだ。
　その何で１人は悩むのだけど。

　今の私には自分にとって正しいと思うことを見つけ信じきることしかない。

　しかしそれは綱を渡るように慎重で、危険なことだ。

　渡りきれれば、大喝采で向かい入れられることなの１歩足を踏み外せば生命を失わない代わりに醜い恨みの泥沼にはまる。

　でもいくしかない。
　綱の上に１度立ってしまったのであれば、進むしかない。

　自分自身を信じるしかない。

　

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やってみたら面白かった

　行動しないで理屈で考えるのなら行動した方がいいです。

　長い間、理屈で考えるタイプでした。
　だからこういうことするとこういう結論なんだろうと勝手に思うわけです。

　実際に行動すると、不確定要素のことが必ず起きます。

　不思議と起きます。

　好きな人ができて迷った挙げ句告白したら、相手から「私も…」と言われた。

　これはいい方です。
　でもそんなもので、まさかな出来事は必ず起きます。

　逆の場合もありますよ。
　なんで？っていう。
　どちらもやってみなければ判らなかったことです。

　計算どおりに行くことなんてないんだよね。

　そして行動して１つの結果が出たとしても、次の目がどこへ向かうのか、また想像できません。

　だな。

　って改めて思います。

　生きてみるから面白い。
　やってみるから面白い。

　行動するとそんなことがわかります。


　
　なので買ってみると面白いかも？『まやかし嬢』　　遊び心もいっぱいよ？

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