アリシアが1本の電話を受けた。
控訴裁判所にカーター・ライトの死刑執行の延期を申し立てたところ、それに関しての書類の追加はないかというものだった。
一体誰が何の目的でそんな電話をかけてきたのか?
控訴裁判所の人間が単独で考えたことか、それ以外に誰かがいるのか。
果たして死刑は中止できるのか?
そういう内容です。
弁護士事務所全体が1人の死刑囚の死刑延期のために、休日を返上をしてあらゆる手を考える。
放火により妻を殺したとされているが、
時間の経過で火の周りの科学的考え方が変わってきている。
失火ではないかと、無実だと押す。
この事件に関わる判事を確認しようと、アリシアは夫からもその人物の名前を聞き出そうとする。
夫は問題を起こした州検事(女性スキャンダルを起こし逮捕された経緯を持っている。そこから再び立ち上がろうとしている。)彼は死刑賛成の対場を公的にはとっている。
死刑に使う薬剤のチオペンタールが期限切れになっている。他のものを使うことは違法であり、新しいものを手に入れたいが、限られた所からしか入手できない。
弁護士はあらゆる可能性から死刑を伸ばそうとするわけだが、死刑に使う薬剤の使用期限が過ぎているという理由は、かなり斬新である。
科学的な考えたが変るというは、あるでしょうが…。
しかし使用期限が切れている薬を渡せる会社(人物)限られている。それがないなら死刑が数日単位で伸びる可能性がある。再審の申し立てをすることができるかもしれない。
しかし、薬剤関係の人間は死刑の執行があるなら、娘と出かける予定があっても、それを取り消しても薬を届けるという。
届けるのか。
それぞれがそれぞれの仕事の枠内で、それを守るために動く。
全ての者がしていることは間違ったことではない。
しかし、死刑ではない可能性がある者を死刑にするというのもまた間違った考えであり、そこを正すのが、このドラマの主人公である弁護士のする仕事だ。
彼らはそれを止めるために全力を尽くす。
しかし、死刑に使う薬剤の期限切れという手段を持ち出したのにはびっくりだ。
いろいろな可能性を立てて、1つずつぶつされていく。
視聴者はそれにより、1つ1つの止める可能性が出てくる、それが潰れていくたびにハラハラとさせられる。
死刑を中止させたいというネタを扱うことはあるけど、これはこれで、凄い話の作り方をしている。
少なくとも、私がいい勉強になった。
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