女って・・・

2007-08-24 00:04:55 | 日記風
 女って、同じ女の中にいて、初めて磨かれるように思う。
 女形をする役者が女を研究して、女の芝居をすると言うけど、それを同じね。女の中にいて女を覚える。

 そういう意味ではずっと女子育ちの私など、凄い勉強してるように思うけど。
 女性同士のお約束として「ちょっと酷いと思わない?」「うん、判る判る」「だよね!」って言う、共感とか、同調って言うものをとても求められる傾向がどこででもある。
 これが、私は苦手なのだ。
 ここにあるのは「私の気持ち判ってくれるでしょ」って心地いい関係ではあるけど、それ以上ではないのね。

 例えば、デキる女性と、穏やかで優しい女性って言うのは、まず同一人物の中で起こりえない現象。
 デキる女性=頭が切れてバリバリ行動ができるキャリアウーマンに代表されるような人物像。
 穏やかで優しい女性=家庭的で男性に従えるような、所謂イメージ。
 これはまず同一人物の中で易々起きる現象ではない。

 と言ってしまうとあまりに簡単なんだけどね。
 
 でも、それをやり分ける女性は現実問題としてかなりの努力と我慢をしてると思う。

 女性の時代と言われようと、未だ女性は1人で生きて行ける「自立した女」を目指そうとはしない。何処かで幸せな結婚を見る従来の女性像があくまで支流。
 それは悪いとは言わないけど、男性は「(一人前の、もしくは立派な)男になってやる」と言っても女性がけして「(一人前の、もしくは立派な)女になってやる」と言わない所に理由があると思う。女性の場合は「可愛い」とか「綺麗」って言葉に置き換えちゃうもんね。そこら辺が性差であり、いつの時代も変らない女性って奴を示しているんだと思う。

 そう言うのが、なんかしょうに合わないのさ。別に目茶苦茶自立したい訳じゃないけどね。でも、違うって思ちゃうの。
 そうすると「女の園」って言うのは、キツイわ・・・。

 っていう見解がずっと私の中にあった。はっきり言ってくれるのはいつも男性。女性は言葉優しく取り繕ったり、慰めてくれる。でもそういう関係ってずっと続けてると疲れるの。
 本音が言える関係じゃないと女性同士も疲れるの。
 最近そんな関係が築けるようになってきたのかなって思う。俄然、楽よ。そういう方が。

 難しいけどね。

 そういう関係を1つずつ築いて長持ちさせていきたいなって思うの。


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