ただで転がらない

2009-01-05 14:28:36 | 日記風
 昨年のレコ大に水谷豊さんが出演されてました。別に狙って観てたわけじゃないけど。
 よくファンの方に「私、隠れファンなんです」って言われるというエピソードを話されていました。
 
 隠れるなよ。堂々と前へ出ろよ、と言う所でしょう。

 いやー、密かやに私も隠れてるかなぁ。

 TBSで『左文字進シリーズ』を放送するみたいですね。

 原作は西村京太郎さんですが、原作上では左文字はハーフなんですよね。
 ドラマ上は変装の名人って設定に変更になってますが。

 結構好きでしてね~。この左文字進シリーズ。西村さんがミステリートレインシリーズでブレイクする前に発表されていたものです。
 けどこっちの方が好き。

 話のスケールとかそういうの原作とは全然違うと思いますよ。
 ドラマ上はいろんな制約もあるでしょうから、できる範囲の中でアレンジを加え面白い作品に仕上げてるんでしょう。
 別物と思った方が楽しめますね。
 
 原作の方ですが、昭和の有名な某青酸炭酸水事件のモデルになった?と言われるエピソードもこのシリーズの中にあります。
 だからね、西村京太郎さんの違う一面が垣間見れるシリーズだと思うんです。

 ってレコ大の水谷さんに話が戻るのですが、昔のドラマのワンシーンを歌の最中に流していました。
 ちょっとした演技にも工夫がありますね。
 
 ちょっと振り向くのでも少し首を振るように余計に動かす。
 転がるだけでもわざわざ足をバタつかせる。
 
 何気なくやってるけど、どうしたらより意味ありげに見えるとかダイナミックに見えるとか、考えてるんだろうなぁ。
 まだ20代の頃でしょう。
 こうして役者さん達は芝居を磨いていくんだなぁと思っちゃったの。

 そういう意味では息の長い方はみんな凄い努力家なんだろうな。作家然り役者然り、ドラマ制作のみな様然り。
 
 そうだなよな、努力、アイディア、やっぱりそれだよなぁ。


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