雛の寝床 Ⅱ

2007-12-22 00:11:22 | 日記風
 ふと朝起きた時、「良かったぁ」と思う。

 既に冬休みの私は、 本を読んで過ごしていることが多い。
 読んでいると、タイプと言うものがある。

 サラッとハイテンションの話は良いのです。
 なんか問題定義をしてるような重い話の時、胸になんかがズシリと残ってしまう。
 すると翌日起きてからも、なーんか小骨が喉に突っかかったようなそんな気分になってしまう。
 
 あったのです。そういうの。今を切り取ったような内容だったからなのかな。
 切ない世の中。何でこんなに切ないんだろう

 今朝はハイテンションの話を読んだ翌日だったので、「良かったぁ」と思う爽快感でした
 引きずりなし。

 どんな話がいいかは好みだし、なんとも言えないけど。
 できれば、明るくしてくれる本がいいなって思う。
 
 どちらかと言えば暗い重いチョイスをする私がそう思う。

 私が、今、戯曲を書く意味で学んでいる場所。
 そこ、ここで、それぞれの特徴はあると思います。
 当然、うちもあります。

 人を明るくする話を書くことを教えている。

 でも、外へ出ると、違うやり方、表現方法がある。

 やり方はそれぞれだし、何が正しく何が間違い、と言うことはない。
 でも戸惑うことも確か。うちが絶対的に正しいことじゃないし。求めている人がいれば、違うやり方(表現方法)の方が正しい。それは判る。
 
 でも戸惑う。
 正直、戸惑う。
 
 これもありだけど、それもありよね。
 そう簡単に割り切れることでもなかったりする。

 自分の属してる所が、それだけ好きで自信を持っている。だからそれを判って欲しいと思っている。

 でも一生それだけで行く訳じゃないし、私には私に相応しい方法が、他にあるかもしれない。それをチョイスしていく時はくるのかもしれない。

 それを思うから余計、淋しい。
 もうまるで、幼稚園児が、初めて幼稚園って社会へ出て戸惑っているくらいのものよ。
 
 大好きよ 続けられる限りは親の羽の中で甘える雛鳥のままでいたい。
     


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