隣りのハリーポッター

2008-01-09 00:01:50 | 日記風
 ハリーポッターに出てくる登場人物で誰が好きなんだろうと、ふと考えた。

 意外と、ドビーかも。
 ドビーって屋敷しもべの妖精なの。お祖父さんや親の代から代々魔法使いの1つ屋敷に住んで仕える。お給料もお休みもない、平たく言っちゃうと奴隷みたいなもんだけど。
 
 唯一、主人から衣服を与えられると自由になることができる。

 ちょうど、2巻、4巻に出てくるんですね。
 どうも、丸くて大きな目とか、好きみたいなの。そういう大きな目がじっと見詰めてくるとか・・・そういうのに弱いらしい。
 
 大きな目、いいな~ クリッとした目いいな~
 5巻にも新たな屋敷しもべ妖精が出てくるけど、これは・・・可愛くない

 でも屋敷しもべ妖精全体に感じることとして、ご主人に忠実な所。それは凄く感じるものがある。
 その真っ直ぐさ。一見不当なまでの忠実をしいられてるんだけど、でも尽くすことが存在の全てだと信じて疑わず、ご主人を守ろうとする真っ直ぐさ。
 
 そこに打たれるものがあるのは事実です。

 小ざかしい知恵なら要らない。真っ直ぐな信頼だけでいい、みたいな。
 
 しかしハリーポッターって、子供向の本じゃないと思う。十分大人の読書に耐えるもの。
 これを読んで育つってどういうんだろう。
 意味が理解できない部分もあるのかな・・・。
 って言うより全部出来てたら怖い。
 
 人間社会の色んな問題が出て来てるから。感覚的に善か悪かの理解は出来ても。それ以上はね。頭の中にこんなこと書いてあったなって覚えておいて、もっと大人になったら思い出して「あー、そういうことかも」って感じるって所かな。
 
 著者が母親だからか、親による子殺しは出て来てない。今の所ね。
 でも、出ないと思うな。

 ハリーポッターという本の1番の魅力は、魔法使いなんだけど凄い身近な存在として書かれていることなんだろうな。
 隣りの☆☆ちゃんが、たまたま魔法が使えてちょっと自分とは違う存在だった。それくらいの身近さ。
 
 手の届かないアイドルより、隣りのお姉さん的アイドルが求められるのと同じ理由なのかな。

 


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