呼ぶ声が同じ

2008-01-28 00:07:19 | 日記風
 何故か最近はみんな個性的な名前を付けます。
 日本は名前の付け方のバリエーションが他の国に比べ多いらしいんです。

 読みと漢字の組み合わせ、+当て字も存在するから。
 私にしても「洋子」(ようこ、ひろこ)と2通り読めますし。
 「宇宙」と書いて、コスモ君、そら君みたいな当て字にしちゃうと、かなり無限大。

 名前は誰でも読める簡単なものがいい、とある頃から思うようになりました。

 あまりにもバリエーション多いから。

 あまり多い名前も悲しいなけど。

 自分自身の名前を子供の頃は、完全に嫌だった。(今も・・・あんまり嬉しくはないけど)1クラスに2人はいる名前だったから。

 でも今、淋しいなって思うのは、同じ名前の人が存在すると、その呼ぶ声にふと心が動いてしまうから。

 私の場合は人ではなくて、猫です。今はいない猫です。
 ペットにはたまにいる「姫」ちゃん。他の猫や犬がそう呼ばれてる声を聞くと、ふと反応します。
 呼ぶ声が一緒。多分掛けている愛情も一緒。

 その時、その声を聞く気分によっても違うのでしょうが、ふと何故あの子はいないのだろうと思ってしまう。
 
 猫ですらこれだけ淋しいと思ってしまうのに、人で、わが子であればどれほど辛いだろうと思う。

 世界で1つだけの名前だったら良かったのかな。
 そんなことなかなかありえないけど。

 気持ちの明るい時に聞けば、またとらえ方も違うのかもしれない。

 同じ名前の子がいてくれる。今も元気に生きていてくれる。そう思えれば、あの子も何処かで未だ存在すると希望が持てるのかもしれないけど。


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