タトゥーのような言葉

2008-04-10 23:16:00 | 日記風
 先日こんな話を聞きました。
 
 作品は必ず最後まで仕上げろ。
 ぐちゃぐちゃと途中で悩んで未完成にしてしまうより、とにかくラストまで仕上げろ。
 ラストまで仕上げられない作品は
 「駄作にもならない」
 って。
 
 未完成の話は駄作よりレベルが低いのであった。
 
 心に刻む言葉たなぁ。

 タトゥーのように刻みすぎて痛い言葉だよ。

 誰だって駄作を作りたくて作品を作るわけじゃないだけど未完成はそれより劣ると言われると、痛い。

 けれど現実、書きたくて話しの真ん中の辺りをぐずぐずいじり回して結局ラストまで辿り着けない話がどれだけ多いか判らない。
 そうしたくてそうしてる訳じゃないにしても、そうなってしまいがち。

 言われたもんね。昔、お話し作ってるんだって人に言うと
 「それ、ちゃんトラストまで書けてるの?」
 多いんだと思う。ラストまで書きあげることが出来ず数年が経ってしまう作品を持つ人達って。

 癖、なんだけどね。
 ラストまで仕上げる癖がつけば、とりあえずラストまで辿り着ける話は書けるようになる。
 
 誰か、こいつに読ませてやりたいって人を作るのもいい方法だと思う。
 友達でも誰でもいいから、
 「あれどうなったのよ?」
 そう言って急かしてくれる人がいれば。
 
 急かしてくれなくても
 「絶対あいつに読ませてやる」
 そう思うだけでもラストまで辿り着けるもんだ。

 そう思うと、お話作りって言うのは一種の根性なのだろうか?

 それが「駄作」以上の評価をもらえるかどうかは・・・また別の話しだけど。


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