憎いあンちくしょう

2008-12-29 00:08:29 | 日記風
 深夜の時間帯にやっていたのにたまたまチャンネルがあいました。
 チャンネルがあう・・・既に古い言い方です。

 石原裕次郎さんや浅丘ルリ子さんの出ている63年日活作品です。

 観るともなくほぼBGM状態だったんですが、とにかく、耳に言葉がつきました。
 台詞の言い方って言うか。

 あれは演出なのか、あの時代的なものなのか。パキパキ喋ってません?役者さんが立て板に水?って言うの。今の台詞回しと微妙に違いますね。
 
 舞台的なのかしら。
 
 今は映像は全般自然に喋る・・・それも演技ですよ、自然に喋ってる演技をしてるだけで本当の自然じゃないですから・・・が常識ですがあの頃って何かが違ったんでしょうか。

 それに台詞ね。今は略語や外国語交じりだから、台詞を短く出来るけど、あの頃ってそれができないんですよね。
 ちゃんとした日本語を喋るととにかく文章が長くなる。

 それもパキパキ喋りに影響してるのかも知れない。パキパキ喋らないと台詞だけで長っ!て作品になってしまう。

 まして違う作品映像を観た時に思いましたが、女性は女性言葉を使わなければならない時代です。
 ~じゃないかしら。 ~だわ。
 今ならそこら辺男女共通で時と場合によっては、だ。~だろ。~じゃね。
 男女関係なくそんな言葉遣いを振れるけどあの頃は出来ないんです。

 映画はきちんと内容を観ておりませんから、だから感想ってことじゃないですが、昔の映画だと思ってみていると火傷しますね~。
 目茶苦茶場面展開速いし。風俗こそ今と違うけど。台詞もほぼ共通で今でも十分使える。そのひと言の台詞でそのシーンを見事に表現している。

 それ変ってない。

 びっくり。

 ただびっくり。

 1度古い日本映画もじっくり観てみる必要があるかもしれないなぁ。
 その入門篇として深夜放送の映画は結構役に立ってる。


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