思いがけず、連続投稿になってしまった。
寺でどうにか意識を取り戻したチェオクは、去年誰か判らないが両親の位牌を備えたものがいるとスウォルから聞き、訪ねる。そして位牌を胸に抱き泣き崩れる。
つらいわな。
20歳そこそこ、なってないかもしれないのに、父親は罪に落とされ、母と兄とは別れ離れ、そして生き返ったものの子ども産めない身体になった。
これで辛くなければ嘘だ。
チェオクが位牌を抱きしめ泣き崩れているところに上手く実は実の兄・ソンべクが通りかかるが、女の顔が見えないため、泣いている女を横目で見るだけで、和尚の所へ向かう。
和尚から、今、両親の位牌をみたいと訪ねてきた女性がいた。誰かここへ置いたのか聞かれ、どう連絡をとろうかと迷っていたところだと聞かされ、さっきの女に違いないと戻るが、既に女の姿はない。
「チェヒ」
妹の名前を呼びながら追いかけてみるが、その声は、チェオクには聞こえない。兄妹はここでもすれ違う。
ナニ(長官の娘か?彼女も両班=やんばん=日本の武家さんみたいなもの)じゃないユンとの結婚を望んでいる。
チェオクをユンが思っているのを知っているが、私も気持ちを隠しきれない。結婚してほしいと言う。
私はお嬢様に相応しい者ではないというユンだが、後ろにチェオクがいるのを見、黙り込む。
その場を立ち去ったチェオクにバカ息子のビョンテクが結婚してくれないかという。
もうこれが、バットタイミングというか、可愛い子どもも作ろう。お前に似た女の子を育てようと、子どもが産めない女に言うんだから…。
ビョンテクの父親から以前、息子との将来は考えてくれるなと言われたこともあるチェオク。頼まれても本当はいやだが、そのつもりはないと席を立ってきた。
このビョンテクがチェオクのそばに行きたいがため、武官をテストを受ける。実技ではダメだったが、紙のテストの成績がよかったらしく、受かってしまう。
そして、ビョンテクのあとはユンが言い出す。
「私はお前の親にも兄にもなりたくない。自分が貧しい身分じゃなかったら、そんなことは言わなかったろう。私は1人の男としてお前を思っている。お前が心を偽らなければ…」
しかし、チェオクにはけしてプラスになるとは思えない自分との関係をユンには言い出すことなどできないし、恐れ多い気持ちもあったのだろう。
そして、最後に「お嬢様(ナニ)と結婚するつもりだ」と来る。
だからさー。子どもが産めなくなってる女に、この仕打ちはひどいのよ。
男は女さえいれば将来生まれるかどうかの子どもが頭にないけど、女は愛する相手がいたら、結ばれるなら当然子どもも込みで考えている。
それを考えずに男と結ばれることを望む女はいないと思う。
今のチェオクにとって、本当に辛い言葉を投げつけてる。
私なら、バットタイミングで「子ども」の話をしたビョンテクとは100年待っても一緒にならない。
そして、ユンの冷たい仕打ちにも、両方ともぶっ殺してやりたいくらい頭にくる。
捕盗庁から籍を外され、ビョンテクのいる役所へ移される。
ビョンテクはあ大喜びだが、その晩、上司が夜中に部屋に忍んできて、肩を揉んでくれという。女の部屋にそんな時間に来ることもおかしいが、やはり妾になれば、悪いようにしないと言われ、翌日、ビョンテクの役所も飛び出す。
ナニを訪ねるチェオク。別れに来たのだが、私たちと一緒に暮さないかと言われる。
ユンがチェオクを思っていることは承知している。嫉妬はしないから、チェオクがいなくなり、悲しむユンを見ることがつらいからだ。
しかしそれもチェオクにはつらい選択だ。みんなで愛を分けましょう的発想なのかもしれないけど、これがこの世でできるのかどうかは、不明だ。それに2人の夫婦姿を見るのがチェオクには辛いだろう。
マ・チュクチの元を訪ねる。
ソンべクを討ちたい。協力してくれないか?という。かつて砦に入りこんだ仲間だ。そして任務を勤めあげたら捕盗庁に勤めさせてほしいと言っていたマ・チュクチなのだが、武官の真似がしたかった。あんな生命掛けの仕事だとは思わなかったとすっかり弱腰だ。
とりあえず、捕盗庁に勤めはしなかったがそれなりの褒美をもらい宿屋をしている。真っ当な暮らしができるようになっていた。
しかし、妻が取りなす。人間以下の生活をしていたのをここまでにしてもらった恩がある。、マ・チュクチもそれは一緒だが、もう生命がけの仕事はいやなのだ。
妻は「1か月前なら諦めていた。でも今ならまっとうな暮らしができる。だったら」
とお腹に子どもがいることを告げる。
しょうがなく、出かけていく、、マ・チュクチ。
人を集め、盗賊ごっこをしようという。
そして頭領はソンべクの妹だと噂を流す。
放っておけない、ソンべクが一味を訪ねていくとそこにいる頭領の妹はチェオクだった。
チェオクにとっては今はソンべクを討つことしかない。そのための罠だった。
でも妹って本当なんだけど…。
2人は剣を合わせる。
剣を合わせる悪縁なら、縁を切らねばならないな。2人は真っ向から向かい合う。
本当の兄妹とも知らず。
どこまでもすれ違い、幸せになれないチェオク。
チェオクはソンべクを討てるのか。それとも兄妹と知る方が早いのか。
物語は既に佳境に入っている。
寺でどうにか意識を取り戻したチェオクは、去年誰か判らないが両親の位牌を備えたものがいるとスウォルから聞き、訪ねる。そして位牌を胸に抱き泣き崩れる。
つらいわな。
20歳そこそこ、なってないかもしれないのに、父親は罪に落とされ、母と兄とは別れ離れ、そして生き返ったものの子ども産めない身体になった。
これで辛くなければ嘘だ。
チェオクが位牌を抱きしめ泣き崩れているところに上手く実は実の兄・ソンべクが通りかかるが、女の顔が見えないため、泣いている女を横目で見るだけで、和尚の所へ向かう。
和尚から、今、両親の位牌をみたいと訪ねてきた女性がいた。誰かここへ置いたのか聞かれ、どう連絡をとろうかと迷っていたところだと聞かされ、さっきの女に違いないと戻るが、既に女の姿はない。
「チェヒ」
妹の名前を呼びながら追いかけてみるが、その声は、チェオクには聞こえない。兄妹はここでもすれ違う。
ナニ(長官の娘か?彼女も両班=やんばん=日本の武家さんみたいなもの)じゃないユンとの結婚を望んでいる。
チェオクをユンが思っているのを知っているが、私も気持ちを隠しきれない。結婚してほしいと言う。
私はお嬢様に相応しい者ではないというユンだが、後ろにチェオクがいるのを見、黙り込む。
その場を立ち去ったチェオクにバカ息子のビョンテクが結婚してくれないかという。
もうこれが、バットタイミングというか、可愛い子どもも作ろう。お前に似た女の子を育てようと、子どもが産めない女に言うんだから…。
ビョンテクの父親から以前、息子との将来は考えてくれるなと言われたこともあるチェオク。頼まれても本当はいやだが、そのつもりはないと席を立ってきた。
このビョンテクがチェオクのそばに行きたいがため、武官をテストを受ける。実技ではダメだったが、紙のテストの成績がよかったらしく、受かってしまう。
そして、ビョンテクのあとはユンが言い出す。
「私はお前の親にも兄にもなりたくない。自分が貧しい身分じゃなかったら、そんなことは言わなかったろう。私は1人の男としてお前を思っている。お前が心を偽らなければ…」
しかし、チェオクにはけしてプラスになるとは思えない自分との関係をユンには言い出すことなどできないし、恐れ多い気持ちもあったのだろう。
そして、最後に「お嬢様(ナニ)と結婚するつもりだ」と来る。
だからさー。子どもが産めなくなってる女に、この仕打ちはひどいのよ。
男は女さえいれば将来生まれるかどうかの子どもが頭にないけど、女は愛する相手がいたら、結ばれるなら当然子どもも込みで考えている。
それを考えずに男と結ばれることを望む女はいないと思う。
今のチェオクにとって、本当に辛い言葉を投げつけてる。
私なら、バットタイミングで「子ども」の話をしたビョンテクとは100年待っても一緒にならない。
そして、ユンの冷たい仕打ちにも、両方ともぶっ殺してやりたいくらい頭にくる。
捕盗庁から籍を外され、ビョンテクのいる役所へ移される。
ビョンテクはあ大喜びだが、その晩、上司が夜中に部屋に忍んできて、肩を揉んでくれという。女の部屋にそんな時間に来ることもおかしいが、やはり妾になれば、悪いようにしないと言われ、翌日、ビョンテクの役所も飛び出す。
ナニを訪ねるチェオク。別れに来たのだが、私たちと一緒に暮さないかと言われる。
ユンがチェオクを思っていることは承知している。嫉妬はしないから、チェオクがいなくなり、悲しむユンを見ることがつらいからだ。
しかしそれもチェオクにはつらい選択だ。みんなで愛を分けましょう的発想なのかもしれないけど、これがこの世でできるのかどうかは、不明だ。それに2人の夫婦姿を見るのがチェオクには辛いだろう。
マ・チュクチの元を訪ねる。
ソンべクを討ちたい。協力してくれないか?という。かつて砦に入りこんだ仲間だ。そして任務を勤めあげたら捕盗庁に勤めさせてほしいと言っていたマ・チュクチなのだが、武官の真似がしたかった。あんな生命掛けの仕事だとは思わなかったとすっかり弱腰だ。
とりあえず、捕盗庁に勤めはしなかったがそれなりの褒美をもらい宿屋をしている。真っ当な暮らしができるようになっていた。
しかし、妻が取りなす。人間以下の生活をしていたのをここまでにしてもらった恩がある。、マ・チュクチもそれは一緒だが、もう生命がけの仕事はいやなのだ。
妻は「1か月前なら諦めていた。でも今ならまっとうな暮らしができる。だったら」
とお腹に子どもがいることを告げる。
しょうがなく、出かけていく、、マ・チュクチ。
人を集め、盗賊ごっこをしようという。
そして頭領はソンべクの妹だと噂を流す。
放っておけない、ソンべクが一味を訪ねていくとそこにいる頭領の妹はチェオクだった。
チェオクにとっては今はソンべクを討つことしかない。そのための罠だった。
でも妹って本当なんだけど…。
2人は剣を合わせる。
剣を合わせる悪縁なら、縁を切らねばならないな。2人は真っ向から向かい合う。
本当の兄妹とも知らず。
どこまでもすれ違い、幸せになれないチェオク。
チェオクはソンべクを討てるのか。それとも兄妹と知る方が早いのか。
物語は既に佳境に入っている。