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少しだけのセラピー

2008-03-20 00:00:06 | 日記風
 何が呼ぶのか知らないが、わりと医療関係者が寄ってくる。

 なんか類友してるらしい。
 実は劇作家コースに入った年、一緒に入った人や、既にいらした方で何らかの形で医療関係に関わる人が多かった。
 これは正直びっくりした。
 
 そして周囲のダンス、芝居に関わって来た人がふと医療の仕事に心を寄せていくパターンもある。
 これはあくまでその方のそれまでの人生が選ばせる道であって、芝居をしたからそうなったということじゃないと思う。

 元々、何らかのパフォーマンスをして人を喜ばせたい人達だから、それが違う形で癒しを与える方へと心が傾いていくのは、判らないでもない。

 私は子供の頃から病院とは縁が深い。
 だから色んな意味で、一般の人より理解があると言うか、一般の人が「え?」と思うことでも怯まない。
 
 私が生まれながらに持っていた縁でもあります。
 それをどう活かしていくかは私の選択です。
 私も医療関係の仕事に全く関心がないと言う訳でもないんですよ・・・。

 それでも個人的には医療関係には進まないと思います。
 血を見るのが怖いからです。
 人体にはウレタンが詰まっていると幻想を見ていたいからです。

 そう言う訳にはいきませんけどね。

 現実に苦しむ人がいる、そのことは痛いほど判っています。
 判っているからこそ、そことは違う場所で生きたいと思ってしまう。
 病いで苦しむ人を見るのは辛いことです。
 患っている方はもっと辛い。
 
 どうにも逃げ道のない世界です。

 私は医療に関わって誰かを癒すことはないと思う。
 あくまで違う形で、それが何らかの癒しとなることなら、あるかもしれない。
 ただ笑っていただくくらいのことかもしれない。

 私の場合は、癒すなどどいう言葉を使ってはいけないのかもしれない。

 


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