ワン、「石川」さん

2006-12-27 11:16:01 | 日記風
 驚くことが起きた。
 アルバイト先で「石川」さんが1人になった。
 珍しいんだよ。どこでも一杯いる名前だから。

 小学校1年の時、同じクラスに「石川」さんが3人いた。そこから始まり。いつも複数いる「石川」さんが当たり前の状態が続いた。

 一時、アルバイト先に「石川」さんが4人いたもん。もう「どの石川がいいですか?」の世界です。

 へー、凄い。1人「石川」なんて滅多にないもん。2人いて当たり前だからね。前に役者の事務所に所属してたことがあって、その頃役者として「石川」が1人だったけど、出入りしてる監督に「石川」さんがいて。結局、ただ「石川」さんって言うと、どっちのことか判らなくなることもあったしね。

 珍しい~。

 中学生の頃、「石川」が1クラスに2人いるのはもう当たり前だったけど。同じクラスに「おくだ みき(仮名)」さんが2人いるって事態もあった。字としては「奥田 美紀」と「奥田 三樹」って違っても、呼ぶときはどうするの? って事態が起きてた。姓で「奥田」さんて呼んでも下の名前で呼んでも絶対かぶる。複数「石川」さんより凄い事態よね。
 で、考えた末?(安易に?)漢字で読み方決めてたらしいけど。
 いわく、「美しい方の奥田さん」と「三本の方の奥田さん」って。
 「美しいの方の奥田さん」はいいけど。「三本の方の奥田さん」はどんな気分よって所でしょう。

 ちょっとどうだろう?

でも、名前がアイディンティティを現わすものなら、同じ名前が複数いるってどうよ。

 でも、韓国はどうしてるんだろ? あちらって当たり前に「金」さん多いでしょ。名前のとらえ方が日本のそれと違うらしいけど、あなたも「金」さん私も「金」さんって状態で、どうしてるんだろう? 下の名前が違うって言ったって、名前は流行で付けられるから、似た名前が同じ年代に多いのは何処も一緒だろうし。

 
 そっか~。今、1人「石川」状態なんだ~。
 って、個人的には感慨深いです。

 

 よっぽど、ペンネームつける時、変わった名前でつけてやろうかと思ったんだけど。小鳥遊(たかなし)さん。とか沢渡(さわたり)さんとか。ちょっと見て「何て読むんですか?」「どんな字書くんですか?」って聞かれる奴。そしてこれはって私は一々説明して。漢字は・・・ってまた一々説明して。

 それがなんか優・越・感。
 
 でも、それも面倒くさいか。

 名前は判り易くて覚え易いのか1番って普通は言うからね。

 ってすると名前って、アイディンティティの賜物じゃなくて、こんだけ覚えやすくて同じだから、仲間がいますよってアピールする方法だったのかしら?

 
 あら、そんな結論に行き着いたかしら?

 名前って難しいね。その人の人となりを現わしてる所があるから。
 でも、重複可能で・・・。名前はあくまでその人の一部を現わすものでしかない。
 
 名前か・・・。

 ワン、「石川」状態なのよ。

 いつまで続くんだろう?
 1人しかいないんならいないで、なんか淋しい気もするし・・・。

 複雑なもんだわ。

 


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