羽生結弦選手「絶対王者」伝説(レジェント)の道へ

2014-11-08 22:19:13 | ニュース
 腰痛で、中国杯からの出場になった。

 なのに、フリ―の6分間練習で、中国のエンカン選手と激突し、2分間起き上がれなかった。

 出血もある。頭も打っている。


 かつてのソチ五輪のプルシェンコを思い出す。

 彼の場合は、腰にボルトが入っていて、あれ以上頑張れば、脊髄を損傷する恐れがあった。

 彼は潔く棄権の道を選んだ。


 エンカンは歩けたが、最初、棄権と報道された。

 その分、羽生選手の出番が早まった。

 しかし昨年の優勝者、エンカンも出ると言った。

 それが昨年の優勝者の意地であり、羽生選手が出るということに勇気を得た結果なのかもしれない。

 羽生選手は1度舞台裏に引っ込んで、舞台袖に戻った時、エンカンの様子を見に行った。

 彼はどんな人間なのだ。自分だって辛いのに。


 羽生選手は、3回、4回転を飛んで2回成功させた。

 その間も流血だ。



 解説の人達が、みんな自分との戦いだ。それに勝てなければ、人になど勝てないと言っていた。


 エンカン、6位

 羽生選手、1度は1位になったが、最終的に2位に終わる。


 日本で、これだけの選手が育った。それだけの19歳がいる。



 ja-jp.facebook.com(出典)

 そんなときでも、プーさんが彼の勇気の源だった。

 タンカで競技が終わった後運ばれた。

 もし、このままなにもなければ、彼は、歴史にすら名を残す。

 日本人は、彼の勇気に応えなければならない。

 自分の人生の中でだ。

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