フォーネルが病院に…と言われて終わった前回
大体深刻ネタが続くと、次に軽い笑いの入るネタがきて、バランスをとるというやり方通りがこのドラマの特徴になっているんだなと思い出した今日の頃ですが、今回は少し笑いがとれるネタです。
フォーネルの娘のエミリーがパーティーに出席していたが、笑っていたかと思った突然倒れて意識不明に陥った。友人二人が慌てて自分たちの車で病院へと搬送してきた。
その1時間後、話を聞いたギブスとスローンが駆けつける。
医師から親族しか入れないので、身内かと聞かれ、おじだと勝手に答えたギブスがフォーネルと共に病室に入る。
病室のエミリーはベッドの上で意識がなく、人工呼吸器をつけている。
医師曰く、オピオイドの過剰摂取だという。
薬物依存という現実を前に、フォーネルは言葉を失う。そして、薬物アレルギーのため、治療薬が身体に合わず、そのためエミリーは、今夜もつかどうかという際どさになっていた。
ここでとち狂ったのがフォーネルだ。
ここにはお前しか医師はいないのか、病院中の眠っている医師を全員たたき起こせ、娘を救わないと、お前を撃つぞと銃まで取り出す。
さすがにそれは取り上げられる。
トーレスとビショップがやってきて、パーティーで薬を盛られた可能性を指摘する。今まで12件問題が起きているのだ。
大学警察が動いている。
薬局をうろうろしているフォーネルはとりあえずは落ち着いているようだが、気づけば、今度は薬局の店員に花を全部売れと言い、1人2つしか売れないと言われ、今度は店員に突っかかる。
ギブスは、当たってもしょうがないとフォーネルを止めるが、今度はマニキュアが欲しいとフォーネルはうろうろしだす。
実際、身内の、しかも娘が、今夜中もつかどうかと言われれば、大概の家族は正気を失いかねない。まして、薬物依存なんて穏やかじゃない言葉が出てくるんだもの。
娘のエミリーの母親はギブスの元妻で、フォーネルと再婚したダイアンだ。彼女は、私も詳しい事情を忘れたけど事件に絡んで、殺されている。
フォーネルにとっては、娘を守るのは自分しかないという気持ちは普通よりも強い。
家に入院用の着替えを取りに帰ったギブスは地下室で、ダイアンの幽霊に出会う。
地下室の階段はチーズくさいと言われる。
っていうか、ついにギブスは幽霊と会えるようになってしまった。
って、マイク・フランスも常に幽霊になって出てくるか。古くはケイトリンにまでさかのぼる。これもこのドラマ特有の表現形態なんだな。
犯人を見つけて欲しいというダイアンに、これはNCISの管轄じゃないというが、そんなこと関係ないと生前そのままで押し切ってくる。
ダイアンは、ルール10は捨てたんでしょう、私情を挟んでいいんだと引かない。
自分の娘みたいに私の家族を思って。
そしてこれ以降ダイアンはちょこちょことギブスの前に現れる。
ギブスは局長に捜査をしたいというが、案の定、ダメだという。管轄違いだし、ギブスの身内の問題だからだ。
そこでダッキー登場だ。「管轄」ラテン語の語源から始まり、なんとかNCISが関われる事情を無理矢理見つけ出す。
苦笑せざるを得ない局長……ということで。
結局、NCISで捜査が行われることになった。
ギブスは、フォーネルからメールで「911」(向こうの救急を知らせる電話番号)が来たので、慌てて病院へ向かった。
けれど、病室の中から、親子の仲よさそうな笑い声が聞こえてくる。
エミリーは回復していた。
笑顔のエミリーとフォーネルのいる病室の中は花でいっぱいだ。
そしてエミリーの足の爪には色とりどりのネイルが塗られている。以前、フォーネルが入院したときにエミリーにされた仕返しというところらしい。
フォーネルは検査に娘が向かうと、何としても犯人を捕まえてくれという。
誰かが意図的に薬を流している。放っておけない元を立つ必要がある。
それよりなにより、娘がこんな目にあわされ敵が取りたいというところだ。
エミリーを病院に運んだ男女2人が呼び出される。(スペンサーとアレックス?)
そして2人は怪しい人物として鼻ピアスの男の話をする。
またアレックス?が持っていた薬を拾ったと差し出し、それがケイシーにより偽造薬と判る。
さっそく退院したエミリーとフォーネル親子はギブスの家に身を寄せている。
エミリーを守るために、レイプ防止のもし薬物を入れられても5種類の薬物に反応するストローや何故か熊よけ催涙スプレーまで渡す。
エミリーは学生新聞の打ち合わせに出かけていく。
フォーネルが渡し忘れたスタンガンをエミリーに届けに玄関を出ると、またダイアンが現れる。
その様子を見たフォーネルはまるでダイアンと話してるような口調だったという。イカれたのか?
最近のギブスの様子を知っているからだ。
そんな中、また事件が起こる。
また中毒になりかけたが男が、まともになりたいという。そして薬はラルフィー博士と呼ばれていた男から手に入れたという。
ギブスはその男が、薬品会社をクビになったと知る。そしてラルフィーの住居に踏み込む。
しかし、ラルフィーは腕に注射器を差し、中毒死してしまっていた。
そして奥を調べたビショップが、薬でラリッたエミリーを見つける。
パーマーは検視をし、首筋に注射後があるのを見つける。この現場は偽装だ。
彼は口留めのために殺された。
やってきたフォーネルはわが子に売人がいたことにショックを受ける。エミリーは否定はするが……。
そして更に、そこへピアスの男のことを証言した男子生徒のスペンサー?が帰ってくる。彼はルームメイトだという。
ラルフィーは、エミリーと同じ大学の薬学部を出ていた。誰かが彼に薬を流していたはずだ。
取り調べで、スペンサーは?は名前は知らない。しかし足の専門医のことを話す。
それをさっさと知ってしまった、フォーネルは単身、乗り込んだ…………。
ざらっと書いたので、こんな話だろうと思っておいてください。
エミリーもいろんなことがあって、結局、若者がはまり易い罠に落ちていたらしい。フォーネルも苦しんできた。
フォーネルとエミリーには親子の葛藤があった。それでも彼女は生きているから……。
2人はまたやり直す道を選ぶことができる。
ギブスは、また他者のせいで娘を亡くした自分のような存在が出なくてもよかったと思う。
ダイアンが最後にギブスのもとへ現れて、ギブスの問題はルール10(捜査に私情を挟むな、ミスを犯す)じゃない。感情を封じることだと言った。
心のよりどころのはずの職場でも、あなたは心を開けない。家族を失ってからあなたは感情を見せるのが怖くなった。傷つくのを怖がるようになった。
それがギブスの問題だという。
ダイアンが現れたのは、今まで作っていた人へ対する心の壁が壊れかけているからだと、言った。
その壁が壊れかけたとき……。
話題のあの人が、ギブスに急を知らせに来る。
挨拶はなしよ。
地下室で懐かしい、死んだと思っていたジヴァに再会したギブスは彼女を見つめたーーーーーーーーー。
あとはシーズン17を楽しみにしてくださいというのが、制作側からのメッセージだと思います。
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