今まで仕事をしてきて、まず思っていたことは、命令しても人は心の底からは動かないということはわかっていた。なので、人に命令するやり方は反感を買うことを知っていたので仕事のメールでも、口頭で伝える場合でも、依頼する形をとって「~してもらっても宜しいでしょうか?」という形を私はとるようにしている。
このやり方が正しいのかは私もわかっていないけれど。
① この本の序章に「~してください。」とあるからみんなが怒るのです。 とある。
筆者の場合は、「なんだ、この人は?なんでアンタに命令されなきゃならんのだ?」とまず感じるそうだ。
※ 誰でもあまり親しくもない人からこう言われたら、ちょっとムッとするかも。
② 「メールだけで事が運ぶ」は危険な考え
「メールだけで事が運ぶ」という前提では必ず問題が生じる、と考えるべきです。
このことをしっかりと認識したうえでメールというツールをいかに使うかに頭を巡らせることが、「相手への作用を考えること」のいちばんの近道だと思います。
※ 私も「メールだけで事が運ぶ」と思っていた一人。
それはメールの方が、送信する前に何度でも読み返すことができるし、自分が何を書いたのか、相手が何を書いたのかが、証拠として残るからという利点も考えてのこと。
だけどこれだと相手にうまく伝わっていなくて、全然違うように受取られていてしなくてもいい仕事をさせてしまったこともある。