浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

因島水軍まつり~海まつり~

2006年08月29日 | 因島

今年の夏が過ぎ去っていきました。短いようで長く充実した日々を過ごすことが出来ました。

今年は友人夫婦に誘ってもらい、幸運にも小早チーム”ごんべ”の一員として夏を過ごすことが出来ました。当初は戸惑い、不安ばかりでしたが、仲間のおかげで毎週の練習が楽しく充実したものでした。(まあ毎回、練習後には自分の不甲斐なさに情けなくなって、一度も「しっかり漕げた」という練習日は無かったのですが・・・(苦笑))

”ごんべ”の仲間たちには色々な人がいます。小早レースの運営に関わっている人、水軍太鼓をたたいて因島の伝統を受け継いでいる人、小早を多くの人に知ってもらおうとブログに書いている人、因島以外の地域から参加している人、教師をしている人、福祉の仕事に携わっている人、畑仕事をしている人などなど、本当に多種多様です。

でも彼らは一堂に会すると、小早チーム”ごんべ”のメンバーになるのです。不思議なことに彼らといる時間が、僕にとっての自然な「夏の時間」でした。本当に僕は恵まれた時間を過ごすことが出来ました。彼らと過ごすことが出来て、小早の裏方(準備や片付け、その他手伝いなど)にも微力ながら関わることが出来ましたし、一層小早を好きになることが出来ました。

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本番のレースでは、自分たちの力を発揮することが出来ず、残念な結果に終わりました。レースには色々なことが付きものだと分かっていても、未熟者の僕はあの時の状況をなかなか消化しきれずにいます。大外でも良いから、せめて漕がせてくれれば・・・と思ってしまいます。ただ、優勝した”小覇王”さんも準優勝の”田熊火消屋”さんも、3位の”壱歩”さんも十分にその地位に相応しいチームだったと思います。おめでとうございます。

また、来年も”ごんべ”の仲間たちと一緒に過ごしたいですね。そして、来年こそは笑顔で祭りの会場を後にしたいですね。


因島水軍まつり~火まつり~

2006年08月29日 | 因島

忙しさに感(かま)けて、ブログの更新をすっかり怠っていました。何が忙しかったかというと、仕事はもちろんのこと、先週末に行なわれた「因島水軍まつり」に関わったことです。もちろん、僕は運営に関わっているわけではなく、手伝いをさせてもらっている立場なのですが、なにせ初めてのことばかりで緊張の連続でした。

さて、そんな僕のことはさておき、8月26日(土)に因島のしまなみビーチにおいて「因島水軍まつり」の火まつりが行なわれました。夕方の17:00すぎから始まり、跳楽舞(ちょうらくまい)という踊りや太鼓を楽しみました。また「水軍まつり」というだけあって、因島村上水軍の武者姿をした人たちも登場しました。僕は小早に参加させてもらっているので、裏方として、武者姿になり、松明を持って参加することが出来ました。そして花火も打ち上げられ、とても良い祭りだったと思います。

小さな島としては沢山の人が観にきてくれていたように思いますし、とても地域性の高い祭りで、誇れるものだと感じました。

ただ僕にとっては、この火まつりは翌日に行なわれる海まつりの前夜祭だったのです。

つづく。