今年の夏が過ぎ去っていきました。短いようで長く充実した日々を過ごすことが出来ました。
今年は友人夫婦に誘ってもらい、幸運にも小早チーム”ごんべ”の一員として夏を過ごすことが出来ました。当初は戸惑い、不安ばかりでしたが、仲間のおかげで毎週の練習が楽しく充実したものでした。(まあ毎回、練習後には自分の不甲斐なさに情けなくなって、一度も「しっかり漕げた」という練習日は無かったのですが・・・(苦笑))
”ごんべ”の仲間たちには色々な人がいます。小早レースの運営に関わっている人、水軍太鼓をたたいて因島の伝統を受け継いでいる人、小早を多くの人に知ってもらおうとブログに書いている人、因島以外の地域から参加している人、教師をしている人、福祉の仕事に携わっている人、畑仕事をしている人などなど、本当に多種多様です。
でも彼らは一堂に会すると、小早チーム”ごんべ”のメンバーになるのです。不思議なことに彼らといる時間が、僕にとっての自然な「夏の時間」でした。本当に僕は恵まれた時間を過ごすことが出来ました。彼らと過ごすことが出来て、小早の裏方(準備や片付け、その他手伝いなど)にも微力ながら関わることが出来ましたし、一層小早を好きになることが出来ました。
本番のレースでは、自分たちの力を発揮することが出来ず、残念な結果に終わりました。レースには色々なことが付きものだと分かっていても、未熟者の僕はあの時の状況をなかなか消化しきれずにいます。大外でも良いから、せめて漕がせてくれれば・・・と思ってしまいます。ただ、優勝した”小覇王”さんも準優勝の”田熊火消屋”さんも、3位の”壱歩”さんも十分にその地位に相応しいチームだったと思います。おめでとうございます。
また、来年も”ごんべ”の仲間たちと一緒に過ごしたいですね。そして、来年こそは笑顔で祭りの会場を後にしたいですね。