サッカーの元フランス代表監督のロジェ・ルメールさんは、こう言ったそうです。
『学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない』
この言葉を紹介している日本サッカー協会は、公認指導者(S・A・B・C級)に対してリフレッシュ研修を受講するように指導しています。それぞれの級で獲得すべきポイントは違いますが、特定の期間でそのポイントが獲得できない場合は、指導者資格が更新できないことになります。
それが全てではなく、学び方には個々に違う考え方があるんじゃないか・・・と思う一方で日本サッカー協会として体系だって指導方法を確立しているのは大したものだと思います。
少なくとも世界のサッカーの中で日本サッカーのトップの人たちは、どういう考え方で選手を育てようとしているのか学ぶ機会があって、指導者同士の交流も持てるというのは、非常に良いことだと思います。
昨日、広島県で行なわれた「U-14ナショナルトレセン伝達講習会」に参加してきましたが、ナショナルトレセンでコーチを務める人が来ていたり、Jリーグチームの下部組織で指導している人が来ていたり、とまさに日本サッカーの考え方を実感できる時間でした。
もちろんそれが全て正しいわけでも無いし、答えの全てでも無いだろうから、プラスアルファ自分の指導感が必要だと思います。
チームで指導するだけでなく、そういう場で学ぶことの大切さを実感しました。