おそらく、その姿を見たのは僕だけでは無いはずです。
僕が勤める施設は因島でも過疎化が進む町にあります。そんな町には当然ながら高齢者が沢山います。彼らの交通手段といえば、徒歩や自転車が中心ですが、なかにはセニアカーと呼ばれる電動車両を利用する人もいます。
この町では世間一般の交通ルールが成り立たず、信号が赤でも自動車が来ても高齢者は平気で道路を横断します。そんな姿にはすっかり慣れた僕だったのですが・・・。
先日は、高齢の男性が運転する自転車が道路のセンターラインを通っていました。それも横を通り過ぎる車たちを意に介さず、見事なバランスで白線のラインを外さずに。
いや、それだけだったら僕も驚かなかったかもしれませんが、その後を追うようにセニアカーまでセンターラインをまたいで進んでいるではないですか。
マイナールールにしても常識はずれ過ぎると思うんですが・・・。