写真と一緒に文章を書いたはずなのに反映されていませんでした・・・。
本屋で「辻村深月」という名前を見て、「あれ?なんでこの名前に見覚えがあるんだろう?」と思っていたら、「ツナグ」を書いた人だったんですね。
「ツナグ」を読んだときに、一つの出来事を多角的に見る手法や人間の感情描写の巧みさに感心した覚えがあったので、購入してみることにしました。
今回も数人の登場人物の感情描写には秀逸なものを感じました。同じ作者がこれほどの様々な感情を描くことが出来ることに感心しました。
そのどの感情もなんとなく心当たりがあるというのも不思議な感じがします。
それでいて、この本を「お薦めの一冊」として誰かに薦める気にはならないのが何とも言えません。
まあ、気になるなら読んでくださいとしか言えません。