先日、デイサービスの利用者の方が「来週は旗日だから、ここもお休み?」と若い職員さんに聞いていました。
若い職員さんは何を言われたか分からずに「???」といった感じで首をひねっていました。
すると、僕と同年代の職員さんが横から「来週の月曜日は祝日でも、ここはありますので、お迎えに行きますね。」と返事をしてくれていました。
そうです。国民の祝日には国旗を掲げるという習慣があったので、旗日と呼ぶのです。
たしかに僕が昔の頃は祝日に国旗を掲げている家が多かったですが、最近は見ることがありません。
若い世代では知らない人の方が多いかもしれません。
一応、知っている人がいるかどうか、気になったので、他の職員さんたちにも聞いてみることにしました。
すると、やっぱり20歳代の職員さんのほとんどは「何ですか?それは?」という返事だったのです。
もう「旗日」という言葉自体が死語なのかもしれません。
こんなふうに言葉の意味が失われていくんだなぁと思っていた僕に年配の職員さんが、そっと教えてくれました。
「はまとこさん、旗日ってね、女性の生理の日を指すこともあるから、あんまり言わない方がいいかも・・・」
えっ、知りませんでした・・・。
僕、平気で若い女性職員さんに「旗日って知ってる?」って聞いていましたよ。
とっても恥ずかしいんですけど・・・。
僕が若い職員さんに感じたジェネレーションギャップを年配の職員さんも僕に感じていたわけですね。
いや、「自分は知っている」と思い込むことは恥ずかしいことなんだと実感した出来事でした。