浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

コムスン処分

2007年06月06日 | 日常

訪問介護事業で最大手のコムスンが介護報酬を不正受給した問題で、今日、厚生労働省が処分の内容を公表しました。

それは「2008年4月から2011年12月までの間、事業所の新規指定や現在ある事業所の指定更新を認めない」というものです。

平成18年4月の介護保険法改正により、介護保険事業をしている指定事業所はある一定期間で指定を更新していく必要があります。この指定が更新できなければ、当然事業を行なうことは出来ず、営業を停止せざるを得ません。

つまり、コムスンは2011年までは指定の更新が出来ないので、今営業している事業所も近い将来営業できなくなるのです。もしかしたら、これを機にコムスンは介護保険事業から撤退をしなければならないかもしれません。

これはかなり大きな問題です。コムスンに勤めている人は約24000人(正社員・パート含む)と言われています。利用している要介護者はその何倍にもなるでしょう。その人たちが今までと同じような暮らしが出来なくなるということです。

厚生労働省は対策室を設置するそうですけど、大丈夫なのでしょうか?年金問題もあるし、厚生労働省は何かと忙しいねぇ。


准教授

2007年06月05日 | 日常

この4月から改正された学校教育法の影響で、やたらと「准教授」という聞き慣れない言葉を耳にします。

大学からの実習生を受け入れる際にも、指導担当として准教授なる人が訪問してきたり、文書にも准教授と書いていたりします。今までの助教授とは異なるのでしょうか?

ということで、少し見てみると、どうやら『助教授』とは「助教授は、教授の職務を助ける」と規定されていて、『准教授』は「教育上、研究上又は実務上の知識、能力及び実績を有する者であって、学生を教授すること」とほぼ『教授』と同じように規定されています。

そういえば、准看護師も決して看護助手ではないですからね。あくまでも看護職員として医療行為に携われるわけです。『助』と『准(準)』は大きな違いですね。

しかし、介護福祉士にも准介護福祉士というのを作ろうとしているらしいではないですか。国会議員の方々の考えることって、その場しのぎだと感じる今日この頃です。


ミニマム級タイトルマッチ

2007年06月04日 | スポーツ

今朝のスポーツ新聞記事を見て、首を傾げてしまいました。

今夜行なわれるWBC世界ミニマム級タイトルマッチで王者のイーグル京和に挑戦する八重樫東ですが、その所属ジムの大橋秀行会長(元ストロー級王者)が、八重樫選手が勝てば「ミニマム級」を古称の「ストロー級」に変えて欲しいと申し出たらしいのです。

その理由が『ミニマム級だと弱そうで、試合がつまらないイメージがある』からだとか。たしかに「ミニマム(最小)級」というのは、「ヘビー(重量)級」などに比べると弱いイメージがあるかもしれません。でも、じゃあ「ストロー(麦わら)級」は大丈夫なのでしょうか?

いくら自分がストロー級王者だったからといって、それはないよ、大橋会長。

いや、それよりも『安河内事務局長は「試合が終わったら検討したい」と前向きの姿勢』だそうじゃないですか。

そんなことしていたら、ファンは逃げていくよ。